本日のなかじま●寒波の中にも春の気配♪

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わぉぅー!『針聞書(はりききがき)』の虫たち

2007年11月20日 | 日本あちらこちら
九州国立博物館のミュージアムで見つけたイッピン!
もう全部買い占めたいくらいの、奇妙な虫たち ・・・。

「針聞書(はり・ききがき)」疳の虫、胸虫、気積(きしゃく)、鬼胎(きたい)など、聞いた事もないような虫、ムシ、むし・・・・・・・その数63種から、見事虫キャラとしてデビューした者たちはこちらで見られます。
どれもどこかユーモラスで、キモかわいい

この「針聞書(はり・ききがき)」とは、戦国時代の鍼灸秘伝書らしい。
本の巻末に、『永禄十一戊辰年十月十一日 摂州住人上郡茨木二介元行(せっしゅうじゅうにんかみぐんいばらきにすけげんぎょう)(花押)』とあることから、1568年10月11日、現在の大阪府茨木市周辺に住んでいた二介(号を元行と名乗る)という人物が、に記したということが解ったのだそうです。

ま、内容は鍼灸師が一人前になるために知っておくべき基本をまとめたもので、鍼の基本的な打ち方とか、病気別の打ち方などを記した聞書き。
鍼や灸を体のどこに施すのかを示した図や、体の中にいる虫の図とその治療法、臓器や体内の解剖図などが書かれています。

でもってこのっていうのが、なんとも独創的というか、想像力に富んでいるというか

虫と動物やヘビ?、あと魚とかをミックスしたようなもので、面白いんです。

森ノ宮医療学園はりきゅうミュージアムの研究員による、現存する最古の鍼の流儀書であるとのおすみつき。この珍本『針聞書』は、2002年冬に発見され九州国立博物館に収蔵。現在、九州国立博物館で展示されているレアモノのお宝です。

そしてそして、なんとこの虫たち、 ほんまもんの金のなる木だったようで、今では九州国立博物館を代表するキャラクターなのだとか。
どれもなんか面白くて、思わず引き込まれてしまうキャラぞろい。
どこか妖怪たちと共通するような気もします。

精巧に作られたフィギュアや、デフォルメされたぬいぐるみ風キャラやら、いろんなタイプがあります。

あなたも疳の虫や、虫の知らせがあるなら、こんな本を買ってみてはいかが???
私の中には、いったい幾つくらいの虫がひそんでいるのやら・・・・
まぁ、仲良くやりましょうかね

虫の知らせで発見♪
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