少し前に行ったビストロのメニューに、
高知では珍しい「カスレ」がありました。
懐かしくて注文してみたのですが、
スープが多くてなんか違うお料理みたいだったので、
自分で作ってみようと思い立ったのだ
とにかく、まずは白インゲンを柔らかく煮込むことからなので
ま、2日がかりのお料理ともいわれますが、
このあたりは圧力鍋なんか使って、時間短縮してください。
「カスレ」はフランスを代表する家庭料理であり郷土料理。
白インゲンと鴨や豚、羊や山うずらなどの肉とソーセージを
土鍋(キャセロール)に入れてじっくり煮込んだお料理です。
家庭料理なので、地域によっていろいろ入れるものは違うようですが、
白インゲンと肉やソーセージを入れるのは変わりません。
ただ、なんか、仕上げにパン粉をふってオープンで焼く
というレシピが多いようですが、
フランス政府が日本で唯一、本物の「カスレ」と認定している
渋谷代官山の「パッション」のカスレも、
確かパン粉は振ってなかったです。
オープンから出した、ヤケドしそうに熱いのを
ハヒハヒといただくのが美味しいんです。
色んな肉が入っているので濃厚で、赤ワインがすすみます
本場では、「グースファット」と言われる
ガチョウのアブラを足して煮込むコッテリしたものですが
少し軽めに仕上げています。
でも、お腹一杯食べつくせる、幸せな美味しさですよ。
■材料2人前
鶏もも肉 100グラム
豚バラ肉 100g
ソーセージ 4本
ベーコン 2枚
白インゲン豆 150グラム
ジャガイモ 1個
玉ねぎ 1個
トマト水煮缶 1/2
水 4カップ / 白ワイン 50cc
オリーブオイル大さじ3
にんにく 2片
パセリ少々
ローリエ 2枚
(ブーケガルニならなおよろし)
塩・胡椒 適量
固形ブイヨン 2個
■作り方
前日
①白いんげん豆は水で1日漬けた後、水を捨て、水洗いして、
ブーケガルニと一緒に柔らかくなるまで煮込んでおく。
2日目
②フライパンににんにくとオリーブ油を入れ
香りが移ったら、豚バラ肉は4cm角に切り、
鶏肉(皮目から)、ソーセージ、ベーコン、ソーセージを
中火でよく焼きつける。角切りにし鍋に入れる。
③鍋に玉ねぎ、にんにくを入れて、うす茶色になるまで1炒め、
②と白インゲンとつけ汁をかぶる位に入れ、ジャガイモ、
ブイヨン、塩、 胡椒を入れ、蓋をして中火にかけ、
アクを取り除きながら30~40分煮る。
この時、②のフライパンにこびりついている旨味も
豆の煮汁で洗うように取り込んむこと。
沸騰したら弱火にして煮込む。
※野菜はお好みで、人参など、多めにしてもOK
④表面に少し幕ができるようになったら、味をみて
塩、こしょうで調味し、蓋をはずして、
200℃にあたためておいたオーブンで20分
表面に焼き色がつくまで焼く。
仕上げに刻みパセリを散らして蓋をしたら、
熱々でテーブルへ・・・・・・・
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