本日のなかじま●寒波の中にも春の気配♪

女社長のストレス解消、大好きなパーティがまさかの「お料理教室♪」に発展です。

パレスホテルで「いのちを支えるスープ」教室がありました

2007年01月30日 | 本日のイッピン
辰巳芳子さんのスープは、今やブームの兆しがありますが、
初めてそれを口にした日、私は完全に納得してしまったのでした。

両親をガンで亡くしました。
だんだんと食が細くなっていくのを、ただ手をこまねいてみているしかありませんでした。

味の濃いものは、命の灯火が弱くなっている人には食べられないのです。
今にも消えそうな命は、やはり命がみなぎる食物の力に助けられるのでしょう。
辰巳先生のスープは、そんな状態の人に、優しいスープです。

そんなこともあって、無理を言って「いのちを支えるスープ」教室に入れていただきました。
高知パレスホテルは、全国でも数少ない、辰巳先生公認の「いのちを支えるスープ」教室なのです。

辰巳先生のベシャメルソース

スープは2種類、しいたけのスープ(梅干の隠し味がなんともいえない、コクと味わいの深いスープです)と、スープ・ボンファム(旬の人参がなんともいえない美味しさを教えてくれました)。
あー、実はこのスープ、またまた写真撮るのを忘れて食べてしまいました(^^;
毎度のことで、まったくあきれますよね。

そして手作りのピザソースと、ベシャメルソースの作り方を実際に見せてくれます。
その後、楽しい楽しい試食もありました。
全部が修了するには、午後1時から3時間くらいかかりました。

一番大変なのはヴィヨンですが、これは冷凍のものがあるので、それを利用することが出来ます。高知ではなかなか手に入らないものは、まとめて取り寄せていただくことも出来ます。

との品をとっても、無農薬の自然素材というえりすぐった逸品ですが、これが贅沢などではなく、本来の命のあるべき姿なのだと、思い知らされるたがします。
雑味のない、素材本来の風味や味わいを引き出す料理。

いつの間にか、祖母の料理を思い出しました。
干ししいたけの風味を余すことなく引き出す方法。
ヴィヨンの味に頼るのではなく、地の素材の味わい、風味との絶妙のバランスを保つこと。
決して素材を無駄にしないこと・・・などです。

これまでは本を見ながら、創造の世界でしたが、このところ何度が実際のスープを味わう機会も得たこと、そして、実際に作る経緯を目で見たことで、いろんなことが分かりました。

料理って本当に不思議ですね。
目とカラダで覚えること、それがリヨウリノ基本なんですね。

今日は、地の恵み、自然の元気を生かすことの大切さを本当に実感しました。

■『いのちを支えるスープ』教室のお問い合わせは
高知パレスホテル
〒780-0843 
高知市廿代町1-18 
TEL 088-825-0100

参加費 一人5,000円

※このスープは、パレスホテルのフレンチレストラン「ラ・プランセス」でも提供しています。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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知らなかった~ (じん)
2007-02-03 23:07:28
高知で『命を支えるスープ』を提供しているなんて知らなかったです。
NHKの朝の番組で何度か見ました。確か近森病院でも患者さんに提供したんですよね。
学生時代栄養士のコースでしたのでヴィヨンも習いました。(今、全然役立っていませんが・・・)あの頃は若くてよく理解しないいまま授業の一環としてなんとも思っていなかったのですが最近は(年齢を重ねてきて)食事の大切さを日々感じます。

私も参加してみたいなぁ~。
パレスホテルで味わってみないといけませんね!!
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ぜひぜひ! (じん様→な)
2007-02-04 10:44:55
そうですか、栄養士のコースですか。
じゃあ基本をちゃんとならっているんですね、うらやましい・・・・(^^;

味付けと調理だけは、実際に見てみないと、本だけではわかりませんね。
色合い、香り、触感・・・そんな五感や六感を使うものですね。

お料理って、生きるためのものなんですけど、飽食時代ですっかりそのことを忘れてしまっていました。
反省です。
返信する

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