地元、千葉県の頑張っている鉄道会社の一つは、いすみ鉄道です。JR大原駅から大多喜を通り、小湊鉄道と同じ終点の上総中野駅までの26.8キロを単線、非電化の第三セクターの鉄道です。この鉄道が有名になったのは、2009年に公募で選ばれた、現在の社長の鳥塚亮氏が就任してからです。彼は、外国エアーラインに長く勤務し、大の鉄道ファンでもあり、ユニークな企画や国鉄時代の気動車を走らせて一躍有名になりました。
実は、同じ県でありながら、それまで一度も訪れる事がありませんでしたが、国鉄時代の気動車の登場から、俄然ファンになり、通うようになりました。最初に訪れたのは2014年の3月菜の花時でした。
いすみ350型ムーミンが描かれています
以前大糸線で活躍していたキハ52-125、大糸線時代に乗った事があるので、お目に書かれて大感激でした。後はキハ58のエンジン1台搭載型のキハ28と国鉄カラー同士の組み合わせで、国鉄気動車ファンには堪りません。
かつて千葉県内で活躍した各種準急や急行のヘッドマークをつけて走ります。
そして2015年に新車導入した、キハ20-1303あえて国鉄のネーミングをまねて、カラーも国鉄標準色にしました。流石鳥塚社長ですね。
途中の国吉駅には、JR木原線で走っていたキハ30が留置してあります。
桜時も絵になります。
大多喜城を背景に
終点は、上総中野駅です。
閑散とした終着駅、左が、いすみ鉄道、右が、小湊鉄道ですが、連絡は全くありません。
この写真は、この沿線で私の一番のお気に入り、国吉駅付近の第2五之町踏切、とてもメルヘンチックですね
そしてこんな列車が通過します。まったく昭和の風景で、この時代を知っている、オッサンには堪りません。
この時期のイベント列車を調べてみました。伊勢海老特急イタリアンコース、お刺身コース、なにしろ伊勢えび漁獲量は千葉県は日本一なんです。以前は上の写真の編成で夜行列車に仕立て一晩中走らせ、好評を得た事もありますが、毎年決まって赤字決算なのです。これからも社長さん面白いイベント沢山考えて、頑張ってください。