銚子電鉄は、総武本線銚子駅から外川駅までの6.4キロを結ぶ単線電化路線で、御多分に漏れない大赤字のローカル鉄道です。我家から近すぎるのであまり行きませんが、昨日久しぶりに訪れて見ました。海辺を走りますが、海と犬吠崎灯台と電車は、恐らくこのポイントだけではないでしょうか。
ここで現在活躍している電車を紹介します。最初は2000系、元京王帝都の2010系、伊予鉄道経由で2010年に第3の人生を開始しました。始発の銚子駅にて。
同じ2000系、2015年から銚子電鉄旧カラーになりました。車両基地のある仲ノ町駅にて、背後の工場はヤマサ醤油です。以前は京王帝都色の時代もありました。
新顔は、3000系、やはり京王帝都の5000系でこちらも伊予鉄道経由で2016年に貨物船に乗ってやってきました。
次に、個性的な駅たちの紹介です。最初は今1番注目されている本銚子駅、以前もと銚子をほん銚子と読ませ、受験生の間でここの入場券が話題になりましたが、多分マイナーかな。でもメジャーで今1番人気になっているのです。
私の好きになれない芸能人が24時間テレビの間にリフォームしたそうですが、大変な人気になっていました。
中もこんなになっていました。
マニアが昔の情緒がなくなったと批判的ですが、利用する人が綺麗になって喜んでいるのが一番だと私は思うのですが。
何でも売ってしまう、銚子電鉄、駅名も売ってしまいました。本名、笠上黒生(くろはえ)駅を毛生え薬会社に、髪毛黒生駅とし売ってしまいました。これは笑えますね。でもこのお陰で車両の修理代金を捻出できたそうです。
銚子電鉄で一番おしゃれに地中海をイメージに作った犬吠駅ですが、私にはセンスの悪いラブホテルにしか見えません。
おみやげ売り場には、何と言っても一番人気の濡れ煎餅、久しく来ないうちに種類が増えていました。本家の石上さんがレシピを無料で提供したと聞いています。山登りの趣味を持つ私の山での行動食に良く購入しますが、ザックの中でも割れる事がなく重宝しています。
私の大好きな、中井精也さんのフォトギャラリーもあります。
最後は終着駅の外川駅です。何と情緒があるのでしょうか。
構内には、廃車になった昭和25年製の800系が留置してあります。
切符のこのレトロ感はたまりませんね。
こんな車内販売の女子高校生がメロンパンを売りにきました。
どこの高校かなと、思っていたところ背中を見て納得です。以前野球が強かった頃、甲子園を沸かせた銚子商業でした。
色々な宣伝効果もあり、観光客の多いのには、驚かされましたが、これからも廃線に追い込まれな無いように頑張ってください、微力ながら応援します。
次回は、廃車になった車両や銚子周辺の風景をアップ致します。