「何故エベレストに登るのか」という質問に、
「そこに山があるから」 と答えたジョージ・マロリー。
こんなどえらい方の言葉なんか使わなくても、まあ目の前になんか山でもあれば、「よっしゃ登ったろか」となるのもまた男子の生き方。ではないでしょうか。その山が飲み屋のおねえちゃんだったり、ラーメン二郎の大ダブルだったり、フルマラソンだったりで、まあ人それぞれでしょうからさ。
聞くところによると、関内方面にたいそう高い山があるとの情報を散々聞かされ続け、また、とあるブログでもこの件を耳にしたので、重い腰を挙げて登山に挑んでみることにしました。どうやら盛りに盛りまくる蕎麦のお店みたいですが、この地で過ごすことはや四ヶ月でようやく訪問に。周囲の皆さまは絶対行くなと極太五寸釘を打ち込んでくれてましたが、そうならば行かねばと思うのが人情。
その目指す山は、「味奈登庵」とかいうお店にそびえ立っている模様。みなとあん、でいいのかな。
お店は評判ほどそんなにキテレツではないというか、すごくまとも。まさかこんな外見とは裏腹な何かが潜んでいるというのか。
むむむむむ。。。この店前の写真。正直これだけで満腹になれるよ。富士山にふさわしい盛り。無駄に戦闘意欲がかきたてられる気がします。
カウンターで注文して受け取りはセルフ、ですか。蕎麦ばっかでかなり飽きが著しいみたいなんで、天ぷら盛り合わせなんかも併せて注文してみました。しかし久びさだなこのwktk感。ほんとにやってくんのかアレが。マウンテンが。もう昔書いたホームページは消滅してますが、名古屋のマウンテンなんかよく行ったなぁ。あんなんだろうか。登りに登り続ける、みたいな。
やって来たよ。。。やっぱマジだったんかこの店。
でかい、、、って接写したらなんでも一緒、だよもう。天ぷらもいっしょですが、ソロで撮影してみたら、さらに際立っているよ。
さっそくイートしに行きましょう。モグモグ、、、。
普通にいけますよ。うん。日帰りで四国くんだりまで車かっ飛ばしてうどん食いに行くkeihさんではありますが、オーケーオーケー。
と、余裕をかませるのもつかの間。あっという間に人間力が存分に試されるお時間の到来です。
ひとえに、
飽きる。
だってタレの味だけだよ。しかも、三玉か四玉かは知りませんが、まあドカンな量の蕎麦。ツルツル、、、といけるんですが、、、ねぇ。しかし、
苦しい。
箸が止まる。進まない。
変な汗をかいてきた。
ああ来たよこのコンボ。ふふふ、このためにオレサマは天ぷら盛り合わせなぞ頼んでたんだよまいったかがはははこのやろう、、、。
油が重くて胃にもたれてるよ。。。orz。
ここで、もう一回冒頭に帰ってみましょう。「そこに山があるから」。いや、別に、山なんか登らなくてもおれの人生どうでもなるし、大してすきでもなんでもない思いいれも大してない蕎麦にどうしてこんなに執着せねばならんのか。
とか、一方で、「自分に負けたくない」などという無駄に心奮わせるようなぷれいも織り交ぜながら、、、
完全登頂。いや、蕎麦食うのに20分。どう考えても、蕎麦つゆ飲んでるだけだよねうぇっぷとか気分悪くしてのゴールインでしたが、まあまあ楽しめましたよ。しかし、、、いやしんどかった。まじで。もう一回いくかというと、、、目の前に山があったら、、、いえなんでもないや。
つゆで気分悪くなってたんで、最後はそのまま食べてました。
箸が止まる模様は、雪中ピバークみたいなもんですよもう。