掲題の通り、さっそく先月に引き続いてのことし二度目の鎌倉行きをおこなってきました。今回はいつものサイミン氏ともう一名別の後輩とで合計3名の旅路。なんで鎌倉ってまあそのもう一名の方のリクエストなんですけど、ここはなにせ朝が早くなくていいのが素晴らしい。インデアンサマーという鎌倉にある土日は朝8時からオープンのトレイルランショップへの立ち寄りをかましたので、少し早い目に出てしまいましたが、それでも普段のおつとめ日と一緒とかいうレベル。手軽でいいっすねほんと。
今回のコースは、名越切通から衣張山を越えたところで前回の天園ハイキングコースに突入。大平山あたりから朝比奈のほうに抜けて市民の森が3つくらい固まっているところを突破して、港南台にあるお風呂の王様でゴールして即ドボンというもの。そうそう、
お風呂の王様ってアレじゃないのかとかいう人がいそうですが、普通のスーパー銭湯なのでお間違いのないように。走破距離も20km位で、鎌倉レベル(=起伏もさほどでもないという短略的なアイディア)なのでサクッと回ってこれそうという甘い見通しからスタートを切ることに。
スタートして5分ほどで見える「きしめん」の文字に心輝かせるご一行。てかさ、こんなんでこれだったら、みんな飲んだくれなのに大平山の「ビール冷えてます」とか張り紙がある茶屋を越えるときなんてどうやって煩悩と戦うのかまったくもって疑問としか言いようがない。
はやくも名越切通の入口。天気は快晴で最大25℃まで上がる見込みってちょっとあつい。てか夏じゃん無理などと言いながら登りのスタート。
すこし登っての振り返りで、スカ線の線路が見える感ってのがいい。「右が鎌倉なのか」というこの景色が後で身を守ることになるなんて誰もわからないんだなこれが。
トレイルに入って速攻で名越。早い早い、、、とおもってたら、あっという間にトレイルが終わって住宅地へ。あいまいな地図しかない今日この日でしたが、ここが衣張山の東側のニュータウンぽいアレなら進めば山に入られるはず、、、が山はやってこないうえに、今度は眼下にまたも横須賀線っぽい線路が。しかも、向かって左側がトンネルで、右にその出口。要は、さきほどの線路と逆のほう、南側に出てしまったということ。こういう時にほんと便利なのがGPSなのは言うまでもないですながはは。
名越切通のところに戻ってうろちょろしてると、何となく怪しげな分岐を発見。「ハイランド」というのが、衣張山のそばにある住宅地なので、まずはここを目指すのが正解だった模様。10分ほど迷ってしまった計算になりますが、べつに時間を競っているわけでもないしハイペースなランとかやって疲れているわけではないので、そんなに問題はない。
途中のパノラマ台とかいう展望台では、鎌倉市街に由比ヶ浜、稲村ケ崎とあわせて富士山もうかがえるランドスケイプ。わざわざ横道にそれるだけの価値はあるみたいでした。でっかい虻がいて少しこわかったけどさ。衣張山頂上も同様の景色で何より。出だしで少し躓きましたが、衣張山自体は低山なので越えるのはほんとにあっという間で、右側のハイランドとかいう高級ニュータウンを横目に見ながら北上したところすぐに標高が下がり鎌倉東の寺院仏閣が点在しているゾーンへ。
ああ、ここは瑞泉寺。このそばから天園トレイルへの突入ですが、まあ二回目ということもあるのであまりピリピリ感はないというかリラックス気味。ただし、突入時間が10時台と前回よりも遅くなっているためハイキンガーのみなさまがとても多い。今回気を付けていることとして、対向者が見えた時点でのスピードダウンとすれ違い時の徒歩と挨拶ってのはあったんですが、これはほぼ全区間で達成。というか、ほんとにストップアンドゴーの繰り返し。まあ天園は走るコースじゃないのでもう致し方なしとしかいいようがない。
かるくオーバーランして大平山頂上へ無駄に登頂。みなとみらいもスカイツリーも見えたでござるよ。
大平茶屋から「金沢文庫方面」の分岐を選択したのはいいんですが、一か所分岐で右が尾根・左が沢という選択で看板も何もないところでえいやーで尾根選択すると南の鎌倉墓地に落ちてしまうルートの選択をしてしまいました。逆にいうと、大平分岐から迷うのはここだけ、と言っていいのかもしれません。鎌倉墓地に落ちたらリカバリがしんどいので、墓地が見えてきたところで登ってきた方に感謝の一言ですな。
ようやく横浜自然観察の森の南端に到達。ここからは地図に沿って行けば迷いようがないのでもう一安心。しかも、地図に赤い色で書かれているAコースをたどるだけで、北端のいっしんどう広場まで駆け抜けることができるため非常にイージー。トレイルとは言わないまでも、土の路面で適度に広くほんのすこし起伏がある公園道なため非常に走りやすい。代休取得日は通いたいくらいのレベル感。いやほんとに。途中異常にお子様がたくさんいらっしゃってすれ違うたびにスローダウンしてましたが、それでも30分で突破。
さいごのなんとかいう広場
ここからあとはロード。13時前とかなんで気温も高く、少々疲弊した脚には少しだけアスファルトはしんどかったのですがね。
問題なくお風呂の王様に到着、ゴール!となりました。しかしあつかった。