20kmを通過。
左側に海をみながらただただ北上。いい加減陽射しも強くなってきた気がするが、まだまだ、暑さ自体にやられている感はない。一方で、スピードは出ている感触もないため、惰性といえば惰性かもしれない。
100kmならいざ知らず、60kmでこれでいいのか、あるいは、、、と逡巡しながらも、ヤマはまだまだ先なことは間違いない。
屋良部岳の半島へ左折したところで、先頭ランナーが突っ走ってきた。地点でいうと、40km手前とかその辺っぽいかわかりませんが、まあ自分のハーフマラソンのペースよりも早い感じだ。補給用具をもっている気配もなく、ただただすごいなーと感心。
このあとは屋良部岳をぐるっと回る形になるのですが、その直前の崎枝公民館で大きなエイド。大好物の「もずくの天ぷら」があったため歓喜のカーニバル。しかもそんなに粉が厚くないので、かなりの美味。あとは、小さいおにぎりがあったので、練り梅チューブをドバっとかけての摂取。
ホースで水をかけてもらうのですが、悲しいかな地面の芝生がぐじゅぐじゅになってしまっており、靴がいささか浸水してしまうアクシデントも。マメが一番できやすいあれなのでちょっと心に引っ掛かるのですが、もう今更なにかをやりようがない。早く乾くことを祈るのみ、という状況。
水分を十分にとってからの出発。
島をぐるりと反時計回りになるため、右手に常に海が見える感じ。
ひと気が全くないところで、25kmを通過。この5kmは47分という経過はエイドでくつろいだことを考えれば仕方ない。周りに人もいなくなってきており、結構孤独との戦いが求められるようになってきた。もちろん、登りは歩いて下りは負担の内容に下って可能な限り日陰を通るという基本線は変わらずにという運用。
分岐から御神崎灯台への道を誘導されますが、とにかく登りがしんどい。なんでこんなコース設定をさせるかと毒づきたくなるようなアップ。
そして見えてきた御神崎灯台。なんか階段があって、そこの手前まででOKらしいけど、なんだったら登って景色楽しんだらいいのにという運営の皆様からの暖かいサービスもある模様。まあ、登らないと損なので、登ってふりかえると
この絶景。
疲れが取れることはありませんが、ほんといい景色。ひとつ深呼吸をして彼方のゴールはあの変かな、と思いはせながらマラソンコースへと戻っていきます。
海を右手に見るはずが、引き続きずっと山道。25-30kmは60分を要していますが、これは灯台で遊んだ分が大きいため致し方なしでしょうか。
レースも折返しの30kmを過ぎ、11時と太陽の暴れ方も半端なくなってきました。ここからが本番、踏ん張りどころといっていいでしょうか。
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