さてどうしようか。
さっき、電車が終点だったのですが、乗り換え案内で浜松行きのアナウンスを行なっていたので、うなぎ食いに行くのも一興かと考えもしましたが、さっきチャーハン食って食の欲望はあまりないのでこれは却下。店もよくわからんしさ。
で、ウェアがない、のですが、下のほうはトライアスロンパンツをズボンの下にはいており、靴もランシューなので、トップスが麻のTシャツでよければ全くだめなわけではない。心拍系ベルト・サングラス・そもそもの着替えがないとかのネックはありますが、せっかくここまで来たからにはやらないともったいない。
正直やる気というかモチベーションががた下がりではありますが、心拍測れないので、まずは多比までのランはやめてバスで行くことに。とにかくゆっくりのんびり尾根線をたどっていってロストしないことを念頭に置いて景色とか楽しめばいいのかな。低地登山自体筋トレみたいなもんだしさ。で、バス停の側は沼津西武で、今年の一月に閉店済み。調べてみるとここに無印良品があった模様ですが、、、ユニクロともども駅周辺にはなくこの時点で着の身着のままでの帰宅が濃厚に。隣の三島行けばいいんでしょうけど、あいにく御殿場線経由での帰宅見込みだとそうは行かない。
あんまり考えがまとまらない中9時ちょうど発車のバスの乗客となり、ビジネス中心地から川を渡って市役所裁判所を越えての南下。この狩野川を越えるあたりから沼津アルプスが視界に出現してきた。山いっこ自体はさほどでもない印象があるものの、これが5こ6こともなれば確かにそこそこのボリュームなのは間違いない。
少しづつ、ワクワク感とかすかな恐怖感が出てきた。いや、恐怖感というよりかは不安感か。いずれにせよ未知へのチャレンジは多少なりともこういった感覚を伴うし、これだからやる価値もあるともいえますが。
しかしこの国道自体は退屈だ。海岸線を走るのであればまた別ですが、歩道も狭くていささか危ない。やはり走るのは回避で正解なのかな、、、などと思っていると、右側が青く海になってきた。子供に読ませるピンポンバスとかいう絵本の世界そのままだなこれは、というか空の青さと海の青さと閑散としはじめた景色とのコントラストがまたいい。keihさんのルーツになる南串山町みたいなスメルがしてきたとかいうあたりで終点の多比到着。トータルで20ふんちょっとの旅路。
ちょうどこの多比バス停そばにセブンイレブンがあったはずで出陣基地としては最高のシチュエーションなわけですが、生憎閉店の憂き目。とはいえ、自販機があるので一本水を買い足して、都合500ml二本だ。せっかくなんで、海のほうに出てみようかね。
いい景色だほんと。
といいながらも時間でいうと九時半過ぎ。この後の予定を考えると、あんまり堪能もできない。とっととスタートしなきゃ。
さあいくかね。