もう開催されて一週間もたつオフ会のことを書くのも非常に恥ずかしい話なんですが、、、犬肉にこれとエネルギーを要する案件が続いていただけにその辺の遅筆はご容赦を頂きたいななどと甘えてみます。じつはあと二三グルメブログの道を標榜してみますので、この先少しばかり歩みが遅くなりがちかもしれませんが、あきらめずにご来訪いただけるとうれしい限りです。
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台湾行って浴びるくらいショーコー酒飲んだと思いきや、LSDで70km走破したりと、食って走って飲んで走るのを絵に描いたような豪快なブログを見つけたのは、昨年10月ごろでしょうか。それからしばらくコメントをしたりいただくうちに上京の際は是非飲みましょう、というお話をいただき、2月4-7日に上京するのにあわせて、飲みに行くこととなりました。そう、「そんなに食うなら走らんと」のnonchさんです。
その後の事前折衝で人が少なめだということでしたので、あんまり大声でいえませんけど少しばかり荒っぽい方法にて、「トライアスロンめざしてみる?」icchiさんの巻き込みに成功。いや、初メールで明後日のみに行くから来て下さいとかいうぶしつけ極まりないもの。それで来ていただけたのでまさにありがたい限りでした。
場所は、大久保の「土地」。nonchさんのブログで幾度となく紹介されていたボリューム満点のコリアン系のお店。nonchさんの友人の方とここによく来ていただく旧知のHelios氏も入って総勢8名のオフ会、となりました。
当日は朝から東京入りして、よりによってお昼は新宿で点心食い放題のお店に行ってしまうという愚行を敢行してしまうノータリンな私。「土地」は生半可な量のお店ではないと聞いてたのに。ばかたれ。ここでも大声でいえないようなとある方法にてカロリー消費を図りますが、そんなにうまくいくはずがありません。というわけで、少しばかり不安な面持ちとともに、待ち合わせ場所の大久保駅へ向かいます。
よりによってこんなときに限って中央線お得意の人身事故かなんか発生とかしてしまい、無駄に心の焦りが生じますが、定刻少し過ぎた時点でnonchさん、icchiさんと無事合流を果たし土地へと向かいます。
総勢八名。挨拶もそこそこに、宴は静かにスタートします。おっきなだるまがいい雰囲気です。
キムチ、ナムル等前菜が登場します。個人的にはこれだけで飲んでもいいくらいだったりしてますが、ついつい食べ過ぎないようにと思いつつ箸が伸び続けます。
いきなり登場ですよ。チーズチヂミ。普通チヂミって言うと、なんか油たっぷりで平べったい何かを想像してしまいましたが、もうふわふわ。しかもワタシまあかつてはピザでも飲んでろこのでぶな人間だったこともあり、とろけるチーズに目がない人種、となればこのチヂミほんとにたまりません。参加者全員で瞬殺してしまってました。29年の短い食生活にて一番うまいチヂミ、かもしれません。激うま。
チーズチヂミのうまさに感動するまもなく色んな品が運ばれてきます。キムチが入った肉汁たっぷりジューシー水餃子(左上)に、トッポギ(右上)。いや、韓国餅っておいしいですよね。しかもこのトッポギあんまり辛くない仕様とかでけっこうびっくり。この辺からマッコリ(左下)とかも混ざってきます。個人的に言うと、ギアがひとつチェンジした、ってな行為が行なわれつつあります。そしてタコの炒め物(右下)が出ますが、これはトッポギとは違いけっこうな辛さのものでした。若干ぶれてしまってますが、このタコとトッポギの色の違いはご判別いただけるかと。かだ、けっこうな辛さとは言いながら、下がヒリヒリするだけの下品な辛さではなく、ビールとともに手をとって歩んでいけそうな心地よい辛さ、でしょうか。
前後してチヂミ二連投です。山芋チヂミと、おこげチヂミ。山芋は先ほどのチーズ入ったの以上のふんわり感の秀逸さ。ほんとにうまい店でお好み焼き食っているような感覚。そして、おこげチヂミはさくさく生地のチヂミですが、はじめての味。炭水化物ダブル!でローカーボという名の禁欲生活の敵だったりする食べ物ですが、いや、炭水化物ほんとにいいですよね。負けました。
さあ、そろそろビッグマウンテン連続登頂タイムがやってまいります。プルコギの登場です。首がコキコキ鳴ります。日本語表記では「焼肉」といわれがちなプルコギですが、甘い味付けと汁気たっぷりの装いはむしろ鉄板牛鍋とでも表現すればよろしいでしょうか。これと白米でのカーボローディングはなんともすばらしいことができるんだろうな、うん。しかしどういう味付けしたらこんなにくどくない甘みが出せるのか。深いですね。
プルコギがやってくるもっと前から飲んでいるんですが、最近の流行らしい「チャミスル」。いってみたら、新しい種類のジンロらしいです。これも適度な甘みがあっておいしく飲めます。やばいなあ、こういうの。うちのインプレッサで言うと三速で80kmくらいまで加速したのが鼻歌歌ってたら素知らぬ間に四速に入ってしまっててメーター見たら110kmまで行ってしまってそうな、まさにサイレントキラーな効果満点なんでしょう。やばい。そしてプルコギ鍋が撤収されてやってきたのは溝のある鉄なべとニンニク。肉を焼ける、そう、心の導火線に火がつきます。
サ ム ギ ョ プ サ ル ---
人としての終焉が近づく豚の三枚肉と焼きニンニクに青唐辛子、味噌とチシャ。うまみと辛味と。。。。なぜか姿勢が正しくなる自分がいます。感涙しそうだ。なんだこのうまさは。焼肉は牛こそが王道と信じきってた脳に鉄槌。
ちなみに、先ほどの溝の先には、、、油よけがありました。そうか、こうして油が落ちていくんで無駄に油っぽくないのか。しかしこの油、なんかに使用できないのかな、、、。
さらにやってくる豪華フード。最後となるこれはきのこ鍋。きのこといいながら肉や野菜がたっぷり入った栄養満点な鍋。やっぱ鍋はこうでなくちゃ。出来上がりは真っ赤な色になっていますが、これもそんなには辛くありません。
これを生卵に落として食べます。すき焼き、ですな。至福のときです。。。それにしても私はいいにしてもここのみなさまの胃袋のすごさといったら、、、。きついきついといいながら表情は輝き、止まる気配のない箸。おいしい食事とうまい酒に弾む会話。いつも一人で鍋作ってこそこそ食うのの何倍も食べられてしまってるんで、きっとそういうことなんだろうな。
鍋の中の食材があっという間に蒸発したあとは麺とライスのダブルコンボ。うーん、すばらしい・ビューティフルのひとこと。
そのあとのデザートがこんなんってのは、、、、。だれだ持参しやがったやつは。はい、当然ワタシです。みなさますいませんでした。nonchさんのブログではこの写真とともに、「このスジのプロの方です」との記述が、、、。まだまだエキスパートには程遠いのでしょうか。いやどっちがいいのか逆に考えてしまいそうですけど。味?いっこ持ってるんでどっかで詳しく書かせていただきますが、まあご想像ください。
で、ここまでの料理とドリンク飲み放題で、なんとお一人様3500円という破格値。招いていただいてどうこうな傾斜配分なしですよ。いいんでしょうかほんとに。満足感よりも何よりも先に正直すいませんといういう感情が生まれてしまいました。とにもかくにも、お店の方々とお誘いいただいたnonchさん、および参加された皆様へ感謝の一言です。ほんとに楽しめました。ええ。
といいながら、あと二軒ほど行くのですが、それは次回へ。。。
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本来なら、早々に書いてTB打ってとか言う流れなんでしょうけど、少しばかり古い話になってしまったこともありますので、nonchさんとicchiさんのこのあたりのできごとの記述のリンクで〆たく思います。
http://blog.goo.ne.jp/nobanonch/e/540f8c1caee79fcf9f85ad4aaf9d6c6b
http://d.hatena.ne.jp/pala-ichi/20060204
あの時の雰囲気が伝わってくるようなナイスレポですね~
おなかが空いてきちゃいましたよ~~
インプレッサの記述が
「まさにそのとーり!」
という感じで最高ですな~!
またいつかご一緒しましょうね~
TB貼らせて下さいね~
是非次の機会もよろしくお願いします。
私も韓国料理は大好きですが、堂島と、豊中にある「アリラン亭」はご存知でしょうか?
早々に書き直しますね…
大阪の方なんですね。アリラン行ったことないです。今度リサーチします。
>icchiさん
細かく書こうと意気込むから完成までこんなに時間かかっちゃいました。はぁ。また飲みに行きましょう。
因みにケーさんの文で「ばかたれ」がお気に入り。出てくると妙に嬉しい。
長崎は「ばかたれが」なんですが、もしワタシが博多辺りの出なら「ばかちんが」とかいうはずですきっと。