北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

『古道』 その4

2015-06-17 01:35:32 | 日記
去年の9月から10ヵ月ほどブログというものを書いてみたのですが、このgooブロ

グは、今の「かんたんフォトテンプレート」(「テンプレート」はブログの画面のレイア

ウトの事?)が6月18日で終了し、「ワイドフォトテンプレート」という新しいテン

プレートに移行するようなのです。その「ワイドフォトテンプレート」なるものを試

してみましたが、文字が大きくなるのは良いのですが、いままでの文章の改行やレ

イアウトは目茶苦茶になるわ、写真はとんでもなく大きくなるわで、どうしたものか

困っています。(凄く読みずらくなってしまうのです。)いままで書いた記事を入力し

直すのも、とんでもなく大変そうですし、このブログを運営しているgoo事務局には、

いままでの「かんたんフォトテンプレート」を残してくれるようにメールはしたのです

が、どうなることやら、、、。

この先、どうなるか判らないのですが、いままで書いた内容を、かなり乱暴かも知れ

ませんが、ここでまとめておいてみようかなと思います。



 わたしは建築の設計士ですが、建築はそれ自体、単体では成立せず、玄関

 (出入り口)と道(道路)との関係が重要だということに学生の時から関心を

 持ち続けてきました。もちろん、そこを出たり入ったり、行ったり来たり

 するのは人間なのですが、どうやら、最初の道(こんな言い方があるのか

 どうかさえ判りませんが、、、)は、実用の道とか経済の道ではないよう

 なのです、、、。(逆に今現在の道は、ほとんどが実用の道か経済の道に

 なってしまっているようです、、。)


 このブログでも、「最初の道は死者の道」などと書いてしまいましたが、世界

 と空間はパラドックスに満ちているのかも知れないのです。おそらく、その

 起源に重要な役割を果たしたのが、実は宗教と芸能だったのではないかと思

 うのです。遠い昔の人びとの「宗教的生活」と、その媒介者による「芸能」がな

 ければ、今のような世界はなかったのかもしれません。ですが、その宗教世

 界と世俗世界は、おそらく、中世に逆転してしまって、もう、一方通行路の

 ように後戻りすることはないのです。今では、私たちは、その先人たちの遺

 産のおかげで、生きさせてもらっているようなものなのかも知れません、、。

 数少ない人々の、だけど気の遠くなるような長い時間のかかった、膨大な知恵

 と生活の積分は、たとえコンピューター社会になっても、短い時間でどうなる

 ものでもなく、編集は出来ても、ゼロから何かを生み出すのは難しそうです。

 そして、その編集から漏れるものも多いはずなのです。いろいろなものが忘れ

 去られて、消えてなくなってしまっているのです。死者は遠避けられて、生き

 てる人間だけが、「元気ですか!」(©アントニオ猪木)じゃ困るんです。

 
 このブログを書き始めた時は、


 『「中門」は忘れ去られて消えてしまったけれど、実は刑務所の中に残っていま

 すよ!』と、それだけ伝えることが出来れば、それで良いと思っていました。

 私はアナール学派の社会学などに詳しい人間ではありませんが、日曜歴史家

 ならぬ、「日曜民俗好き」で十分なのです、、、。




       

                       妹尾河童さんの絵の一部です。




まずい文章のブログなのに、目を通して読んでいただいた方々、本当にありがとう

ございます。6月19日以降は、gooブログの様子を見て続けるかどうするか考え

ます。



   

追記  じつは、『古道』 その4 は藤森栄一さんの『古道』に出ている、諏訪

    湖岸最古の道の図(縄文早期人の道。一種の回帰路。)に、現在の市街地

    の地図を重ねて、諏訪大社の下社秋宮の前の「みの手」が重なるかどうか

    を、やってみようかと思っていましたが、間に合いませんでした、、。



追記の追記   ためしに最後の記事を直してみましたが、やっぱり大変、、、。

        と思ってたけど、「テンプレート選択」と言うのをいじっていたら

        ば、写真以外は直さなくても大丈夫かも!(それでも170以上の

        過去記事の写真を直すの大変だけど、、、)何とかなるかも、、。

 
  

3っ目の追記   横須賀刑務所の中門


         


                    ブログ 『YUKIの結晶』さん より


  



  

コメント
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