B型ゲンゴロウのブログ

見たまま、感じるまま、想うままに岐阜から発信するゲンゴロウの日記

いびがわマラソン回想

2012年11月12日 | ジョギング・マラソン
いびがわマラソンを一日たって振り返ってみます。 

朝8時過ぎに臨時駐車場に車を止めてシャトルバスでスタート会場に向かいます。
 

スタート前2時間でも人・人・人…  売店も大賑わい
 

よもぎ焼餅でエネルギー追加 美味しかった~  同志たちと一枚
 

ゲンゴロウ夫婦 こんなときじゃなきゃ赤やピンクははけませんな サタラさんとお互いの健闘を祈って
 
 

ドロンジョさまお仕置きしてぇ~  精巧な作りでほぼ完璧な御三方かっこいい


いよいよスタートです ほぼ最後方からのスタートだったから号砲はなれども前に進まない。

結局スタートラインまで4分かかりました 
公式完走タイムは4時間32分30秒ですが、手元の時計では実質4時間28分36秒です。
ここはアピールしとかなね。ネットタイム4時間30分切ってますから

子供達とハイタッチ 「がんばれ~」「ありがとう~」


みんなカッパ着て声援をあげてくれた。 ホントお疲れさま。


赤い服の小さな鼓笛隊 めっちゃかわいいんですよ 
いっぱい練習したんだろうね。 寒いのに一生懸命演奏していました。

このあたりは動画も撮影したので、アップしたいんだけどなぜか出来ない。 
できたらまたのせます。

子供達の応援動画 アップ完了!


スタート地点から1キロ過ぎ。 ようやくまともに流れだしました。 遠くまで列が続いてます。 

最初の1キロは遅々とした流れのまま8分44秒かかりました
走りながらのなので写真ブレばかりで見にくいですが勘弁ください。

ゲンゴロウ仮装大賞はこの方「フリーザ」様 4キロあたりの土手でめっちゃ声出して応援していました。

「みんながんばって走ってくれよぉ~ おいらフリーザも一生懸命応援するからさぁ~」って
その語り口に吹きだしましたよ。 思わずUターンして
シッポまで完璧 なんと帰りでも応援していました。 もう全身ずぶ濡れで大変だったと思います。

子供達の応援隊があちこち現れます。 みんなホントにありがとうね。


ずぶ濡れになってみんな黙々と走ってる。

エマージェンシーシート(薄い銀紙シート)にくるまってガタガタ震えてリタイアしてる人をけっこうみかけました。
救護担当の方々も忙しかったと思います。

だるまマン  ミッキーマウス
 

なんのキャラだっけ?  新婚さんは仲良くラン
 

エイドステーションのお楽しみ ゲリストッパが効いてお腹もこわすことなく。
 
バナナ・おいなり・太巻き・パン・シュークリーム・まんじゅう・梅干し・・・けっこう食べれました。

フルの折り返し地点の太鼓の応援隊 


折り返し地点動画 アップ完了!


各集落の地元の方々の応援にも力をいただきました。「ようきんしゃったなぁ~ がんばりゃ~」

飾らない地元の方々の応援もいびがわマラソンの魅力ですね。 
もう25年続く素晴らしい大会はこうした地元の方々の協力あってのことでしょう。

寒くて痛くてしんどいとき、こんな声援にどれだけ力をもらったかわかりません。




ラスト1キロ 1キロってこんなに長かったかなぁ


完走後の一杯カレーうどん。 寒くてビールどころじゃなかったです。


さて初めてフルマラソンに挑戦してみて正直に思うこと。
今年一番というよりここ数十年で一番しんどい一日でした。
スタート5キロくらいで右膝が痛み出してしまい、こりゃ先が長いから持たないじゃない?って思いました。
10キロくらいでは激痛になってごまかしようがなくなって、最後まで走ったら脚は壊れてエライことになるなって。
リタイア…って浮かんだ瞬間、そんなことは絶対許さないという気持ちが湧いてきた。意地でもゴールまで行く覚悟を決めました。
折り返しからの下りの方が痛い。一歩毎に痛くて痛くてたまらない。マジで半べそでした。
途中のエイドステーションで立ち止まって水を飲んだりして、走り再開すると余計に痛くてまともに走れない。
途中屈伸とかしてみると更に痛みが増して走りだすのがすごく辛い。 
こりゃ止まらん方がいいと30キロくらいで判断して、そこからは最後まで立ち止まらないと決めました。
「止まるな、止まるな。動かせ、動かせ。運べ、運べ、足を運べ」というフレーズを頭の中でず~と念仏みたく唱えました。
中学生以来30年間忘れていた「根性」を想いだしました。 大人になってから根性なんてだしたことなかったなって思いました。
フルマラソンはもう2度と走らない。最初で最後だから根性出せ!って言い聞かせました。 
寒い雨の中俺達はなにやってんだ?とか
まぁこんなアホなこともたまにはいいじゃないか?とか…いろんな感情がかわるがわる浮かんできました。
なんとも表現できない激しい怒りのような熱いものがこみ上げてきて足が速くなったり…すぐに痛くて我に帰ったり…

「最後まで楽しく完走する」ってのが目標でしたが、「最後まで痛くてしんどいままの完走」でした。
後悔するのは2週間前の無茶な34キロ走です。あれで右膝を痛めたのが間違いでした。いい歳して自分の実力以上の勘違いしたのが原因。
今の正直な気分は… 来年の出場は今は考えられません。
じっくり足を治して来年になってまた走ってみたい気分が湧いたらその時考えることにします。自分の性格を考えるとまた出場したくなると想像できますが。

一緒に走った一万人のランナーがいなければ、子供たちや地元の方々の声援がなかったら、とても完走できなかったことは間違いありません。
大会にかかわったすべての方々に感謝します。
それから走れる体と根性をくれた両親に感謝です。

それからハーフ初挑戦して2時間10分で完走したカミサン。
前半の上りもまったくしんどくなく最後まで余裕で走りきったようで。
とっても楽しかった、もっと走れたなって言うから驚きます。
1年前は走るって考えたこともなく、走るのだけは大嫌いだって言っていたのに。 
今年2月から真似ごとみたく軽くジョギング始めてからの変わりようです。
3月には名古屋ウィメンズでフル初挑戦。 彼女と競うつもりはありません。 完全に負けを認めて応援したいと思います。

予約済みの次のマラソンが1月13日みのかも昭和村ハーフマラソン、2ヶ月しかない。
ぶっつけ本番になってもいいから脚をしっかり治すことにします。
それまで体重増やさないことができるのか… まったく自信がありません

以上



コメント (6)