日曜日は区の敬老会があって、ボランティアを頼まれていたので、お料理やおもてなしのお手伝いをしてきました。
ここでは、70歳以上になると敬老会に呼ばれて、毎年お祝いをしてもらえます。
婦人会も機能していたころはお膳も全部手作りでしたが、婦人会が解散となり、ボランティアなどで運営されるようになると、お弁当を取るようになりました。
手作りでは、白玉と浅漬けと、名人が打ってくる蕎麦を茹でて、温かいのと冷たいののどちらかを選んでいただいて提供するだけとなりました。
スイカもありました。
他にもビンゴゲームで盛り上がって、景品に日用雑貨とお花の苗を持ち帰っていただきました。
もちろん、私たちお手伝いの人数分もちゃんとあります。
区長さんのこなれた挨拶でも盛り上がり、おじいちゃん、おばあちゃんと呼ぶには余りにも若々しくおしゃれなみなさんの楽しい雑談で、とてもいい感じの敬老会となりました。
スタッフのおじさんたちもいきいきと作業をこなし、最後の反省会でも、とにかく良かったと自画自賛でした。
区の敬老会をしているところは珍しく、また、こんなにまとまりのある区も珍しいと他から言われているとのこと。
区長さんにとっても鼻高々で来れたようです。
でも、さすがにお手伝いは大変でしたので、帰宅するとぐったりでした。
しかも、晩ごはんの後、宿題と自学に取り掛かった次女は、そのまま夜中までやり続け、最終的には1時半に寝たようです。
寝室で卓上ライトを点けて、次女は黙々と取り組んでいたので、私も12時までは付き合っていました。
でも、布団で横になった途端、意識が飛びました(笑)
ふと気が付くと、1時。
次女はまだ明かりを点けてやっていたので、もう寝るように言ったんです。
でも、次女はもう少しで終わるからと、終わるまでやるつもりのようでした。
そしてまた私は寝てしまったらしく、15分後に気が付きました。
次女はまだやっていました。
今度こそ寝るように言うと、あと数行やったら寝るという次女。
とうとう次女が寝たのを見届けず、私は爆睡。
次女は結局1時半までやって、宿題と自学を終わらせたようです。
翌朝は休むと言い出すかと思っていたら、意外にさばさばとした顔で次女は、
「範囲が終わったから学校行くー!」
と言って元気に登校して行きました。
余程宿題が終わっていなかったのが嫌だったのでしょう。
そして今日。
仕事帰りにE店で買い物をすると、レジをしている次女の友だちのママさんに会いました。
今日、宿題の範囲がやっと終わって、次女が普通に登校してくれたことを話すと、ママさん、神妙な表情で「それってテスト範囲ですよね?」って訊くんです。
そういえば私、単に宿題の範囲っていうだけしか聞いていないことに気が付きました。
ママさんのところのSちゃんも、ゆうべ宿題で11時になってしまい、パパさんにいい加減に寝ろと叱られて寝たらしいです。
話によると、どうやら担任の先生、子どもたちの名前を後ろの壁に貼りだして、テスト範囲のドリルをやり終えた子から線で消していくというやり方をしているらしいんです。
終わっていない子は、当然消されず残ります。
私は初耳だったので、びっくりしました。
次女はそんなことは一言も言っていませんでしたので。
ママさん、
「そういうプレッシャーの与え方って、どうかと思うわ」
と言っていました。
私は次女が帰宅してから、そういうことがあるのかと訊いてみました。
その通りでした。
「あーちゃんの名前は残ってるの?」
と訊くと、
「あーちゃん、今日で終わったから、今日名前、線で消されたよ」
と言うのです。
まだ、6,7人の子が、テスト範囲が終わらず、残っているようです。
しかも、ママさんによると、月例テストは毎月あるから、毎月やっているらしいんです。
そりゃあ次女も、宿題が終わらなかったら学校行きたくなくなるわけです。
子どもは一人一人個性がありますから、一律にこういうやり方で伸びる子ばかりではないはずです。
かえってプレッシャーに負けて、嫌になってしまう子も出て来るのではないでしょうか。
だから、前に、休みがちの子が今年になって増えたとママさん言っていたのね。
次女も、不登校の男の子がいると言っていましたし。
いじめは無いようなのですが、これってどうなんでしょうね。