長女が稲の苗に水をやり始めてからもうすぐ1週間になります。
早々にギブアップして、朝寝坊するかと思っていたのですが、意外にも三日坊主にはならずに、毎日午前と午後の2回の水やりを責任もってやっています。
水曜日などは、次女に水道の元栓の開け閉めを頼んだらしいのですが、行き違いがあって次女が元栓を閉めておらず、長女は頭から水をかぶってしまったらしいのです。
私が早番を終えて帰宅すると、二人とも無言で冷戦状態でした(笑)
次の日にはもう、仲直りして、普通におどけていましたが。
長女毎朝早起きして、朝ご飯を食べると作業着に着替えてビニールハウスの扉を開けに行きます。
私が手が空いているときは、門のところにある元栓の開閉だけ手伝ってあげてます。
あとは手を出さない(笑)
門を出て、道路を横切り、その先のビニールハウスまでホースを伸ばして、長女は、手元でシャワーを調整してから水やりを始めるのです。
よく見ると、苗の葉先が黄色く変色してしまっているんですね。
こんなのは、父親がやっていたころは見たことが無いので、焦りました。
ちょうど木曜日に、コシヒカリが育苗箱20箱分足りないのでJAから購入しようということになっていたので、申し込むついでに、このことも相談してきました。
夫が言うには、育苗箱一箱に「蒔き過ぎた」らしくて、かなり密になっているようです。
JAの担当のT田さんに苗を20箱買えるかどうか訊いてみると、販売は出来るけれど5月15日のお渡しになってしまうと言われました。
それから、苗の葉先が黄色くなってしまったことを伝えると、「写真はありますか?」と言われたので、この写真を見せました。
するとT田さん、
「全然大丈夫じゃないですか、順調ですよ」
って言うんです。
ここ何日か、暑い日があったので、暑さで黄変してしまっていると。
熱い時はビニールハウスの窓を大きく開けて、熱を逃がすようにすると、じきに緑の葉に戻ってくるとのこと。
「稲は案外強いので、大丈夫ですよ」
って言われました。
とりあえず、葉先の黄変の件は解決。
苗を買う件については、夫に電話して、T田さんと話してもらいました。
育苗箱が通常より密になっているのであれば、田植え機が一回に取る苗の束を、少なくなるよう絞ればいいとアドバイスをもらっていました。
機械の調整は、購入したN機械店さんでやってくれるからって。
他にも、ご近所で余りが出るはずだから、貰ってしまうという手もあるって。
また、一枚の田んぼで、生育に差のある苗を植えてしまうと支障をきたすので、先に植える苗は一枚の田んぼにキリ良く最後まで植えて、途中までで無くなったからといって、後から買った苗を続きから植えるようなことはしないほうがいいとのアドバイスももらいました。
なるほどな、と思いました。
やっぱり長年農業を見て来ている人は、それなりに詳しいなと、感心しました。
父親が生きていれば、そういうことも聞けただろうし、いや、苗が足りなくなるということすらなかったでしょうね。
そんなわけで、日々学習しています。
まだまだ問題は起きるでしょうし、そのたびに農協で確認したりして、作業を進めていくしかないでしょうね。
植物相手は難しいし、天候次第だったりするし。
こうなってくると、適度に雨が欲しいし、冷夏にはなってほしくないし、週末は良いお天気であってほしいとか、欲張りになります(笑)
ただ、長女だけは何かを見付けたようで、早起きして規則正しく作業してくれるようになりました。
田植えも手伝う気満々です(笑)
夫は、会社を休ませてもらいたいと言っていますが、会社のほうにはまだ言っていないみたいです。
私も仕事を辞めたほうがいいかなあって、夫に訊いたら、
「別に」
って言われてしまいました。
とりあえず、お茶屋は続けることにします。