色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

沖縄・本島2

2021年01月20日 21時10分53秒 | 旅行
2012年 *コロナ自粛で過去記事シリーズです

3 「古宇利大橋」

美ら海水族館の滞在時間30分という事で 携帯画面越しにジンベイザメをとらえ マンタは後々の画像で見たに過ぎないという悲しい結果となった。

そんなわけで非常に不機嫌極まりないが
レンタカーに乗せられ、どこに行くのかよくわからないまま乗っている。

沖縄というところはサトウキビ畑があちらこちらにある。
サトウキビはテレビでこそよく見るが 生えているのは初めてである。

正直、ススキと区別がつかなかった。
というのも 今は1月末。

夏の一般的なサトウキビとは違い、穂がついている。そして何故かサトウキビの近くにはススキが群生しているパターンが多く
背の高い、穂を伸ばしたススキとサトウキビがよく似ていた。

かなりの時間眺めているうちに 穂の形が違うことに気づき、サトウキビとススキの違いが分かってきた。
いたるところにススキとサトウキビが見られたが、なかなか撮影ができず、何とかとれたのは1枚だけであった。
雄大さに欠ける迫力のない写真となってしまったが
そこらの畑だったり 視界両面に広がる雄大な一面のサトウキビ畑だったり 色々なサトウキビがあった。
バナナのような南国系植物と一緒に畑に植えられた姿も沢山見られた。


さて、車では  古宇利大橋 へと向かっていた。
有名らしい。
有名人気スポットで土日は多くの人々で賑わうとのことらしいが、今は1月末。沖縄人にも一番寒い冬でありシーズンオフと言う事で人はまばら!
イタリア生まれのフランス育ちの私は海が大好きである。
 ・・・すみません嘘つきました。物を投げつけないでください


一本道の両側に広がっていたサトウキビ畑が途切れたと思うと エメラルドの海が両側に広がった!

マリンブルーのような深いブルーではなく 淡いスカイブルーとエメラルドグリーンで彩られ、場所によって色が違う。
わかりやすく言うと薄い水色の部分、淡い緑色の部分、透明な部分がある。
橋を渡り車を駐車場に停めて海辺に来てみた。


ここは泳いだりスノーケリングしてもいい場所らしいが、この時期は沖縄人にとっては真冬で誰も泳がず、水遊びをしているのは幼児一人である。
しかし、東京人にはこの気候は初夏である。
正直暑くて海に入りたい。
と言う事で足だけ海に浸かった。


わずかに塩の香りを感じたが、海から出て少し乾かしたら、サラっと渇き、ベタつく事もなく、砂も、砂と言うよりは真っ白な珊瑚の粉々になったやつで肌に引っ付いたりしない。
海の緑色(エメラルド)部分はテーブル珊瑚らしい。水が透明で中が透けているせいだと思う。
珊瑚と 真っ白な小さな貝を拾った。


右手に進むとブルーシールかもしれないアイスが売っていた。
沖縄に来る前に読んだガイドブックにはどこも色とりどりのアイスのアイスやフルーツの写真が掲載され鮮やかにページを彩っていたものだが
「この糞寒い真冬にアイスなんか食えるかあああああ!!!!!」

と見向きもせずにページを飛ばしたものだが、
実際は暑いからアイスばかり食べ続けるハメになる。

正直、アセロラやシークワーサーのアイスが気になった。

売店に行くと南国フルーツが売られている。

パパイヤやアテモヤ

スターフルーツ


パッションフルーツにドラゴンフルーツ

パイナップル


駐車場には変な実の付いた木がある。(この当時は知らなかったが「アダン」)

他の場所にもこの木は沢山あったが、この時初めて撮影したら 
今まで木の下にいた観光客のオジサン、オバサン達がはじめて変な実に気づき、写真を撮り始めた。
おじさんが「パイナップル?」
なんて言ってた。パイナップルが木になるかああああああ!!!!!!!と叫びたかったが、イトコや友人もこの写真をパイナップル?とか言っていた。

この古宇大橋に来る手前で ワルミ大橋 と言う有名どころも通っていた。

高い橋の下に絶景の美しい海が広がる光景。
ただ車で突っ走っただけなのであまり記憶に無い。

沖縄の海はコバルトブルーやエメラルドグリーンで色の濃淡ができた海で、美ら海と自称する意味がよく理解できた。
関東の泡やゴミが浮いた黒い海とは大きく違っていた。

貝細工を購入
おそらく 魚とシーサーをペアにしたのだと思われる。
かわいらしい。茶色の部分以外は全部貝でできている。



コンビニで所長から飲み物とガリガリ君のラフランス味のアイスを買ってもらった。美味しいっ!! 真冬だが暑いのですぐ溶ける。

つづく
  

4「公設市場」
今回の沖縄旅行の大きな目的の一つ

国際通りにある公設市場。
本土では見れないような カラフルで面白い魚やエビがいるらしい。
 変で変わった物は大好きである。興味深い。

下調べをして楽しみにしていたのは

イラブチャー
アバサー(ハリセンボン)
ウツボ
ウミヘビ
インディアンミーバイ
夜光貝
ニシキエビ
セミエビ
豚の顔  である。

早速変わった魚介類見物である。

早速アバサーを発見!ハリセンボンの事である
皮をむかれて白身でも可愛い。可愛い生き物であるため、自分でさばく気にはなれない

せっかくだから 味噌汁や唐揚げで食べたい。

ちなみにここで購入したものは二階の食堂でお金を払うと調理して食べることができるシステムだ。

アバサー汁と唐揚げを食べたかったが 数日前から食べるとお腹を下すを繰り返していた。
イトコからよく効く漢方薬を闇ルートでかっぱらってもらってきたが 2個は手に入らない 1個を命がけで盗んできたとか言っていたから1個をちまちま飲んでいたのである。

20時の夕食まで時間もなく 食堂は混雑、アバサー汁や唐揚げはとにかく高い!味噌汁一杯に2000円近くする。
どれほど貴重なのかが伺える。
何を思ったか断念してしまった・・・。今になって後悔している。


イラブチャーを発見


ミーバイと並んでいた。沖縄の海色をしてとても鮮やかだ。これは本当い魚の色なのか、はたまた自分は薬物中毒患者で無意識に幻覚を見ているのかとも思った。


夜光貝


磨くと美しくなる代物 


正面から見たアバサー。


アバサーとグルクン


手前の赤い二匹がグルクンである。 沖縄といえばグルクン!グルクンと言えば沖縄!

ところどころにアバサーの吊るし飾りが飾られている。これが欲しくてたまらない。


沖縄は日本円や日本語が通じるかどうかと不安だったがお金は問題なかった。

言葉はよくわからない。たまに理解できる単語もあるが、外国人がカタコトの日本語をしゃべるようで イマイチよくわからなかったり全然わからなかったり。
 最初、台湾人や中国人が日本語で話しかけようとしているのかと思ったが、沖縄人だったらしい。
しかし、こちらの言う事は結構通じているようだった。
 
オジさん
赤いミーバイの後ろに隠れて顔だけちょっぴり出ているのがオジさんである。

正式名所でオジサさんと言う。

大小の2匹の可愛いハリセンボンが並んだ左側にちょっぴり顔を出しているのがオジさんである。(多分)


上から見たハリセンボン。


先ほどからオジさんのヒゲよりめだつヒゲが写りこんでいるが 心霊写真ではない。
正体はこの巨大なニシキエビである

水族館でも水槽越しに巨大さをアピールしていた。
 人間どもなんか食ってやるぜ猿が!!!とでも言わんばかりの姿に見えたが、心の中は日本の経済状況を深刻に考えているように思われた。

写真で見るより巨大でインパクトがデカい。色も鮮やかである。
人間の3,4歳児くらいの大きさ。

この様に巨大なエビやらを撮影している私を見ると、周りの観光客たちもマネして撮影し始める。

オジさんやエビの写真を撮っていた辺りから 隣にいた男の子がずっと私を見ている。そして
「お父さん!お父さんはどうして写真とらないの?」

「お父さん、カメラ持ってこなかったんだ」

「なんで!!!なんで!!!」と 少年は嘆き悲しんでわめいていた。
気持ちはよくわかる。

青いイラブチャーは見事な色だ。


巨大シャコ貝

私の指と比較しても巨大さがわかる。

残念なのが今回セミエビがなかった。
セミエビは水族館で見ることができ、このブログでも悲劇の美ら海水族館みたいなタイトルのところに載せられたからまだいいが。

ちなみにここで購入しなくても二階の食堂で食べたほうが安いのであるが せっかくだからお金に余裕があれば自分で選んだものを買って食べさせてもらうのもいい記念になるし面白い。

豚の顔にサングラスをかけた名物の豚の顔や
豚の足などは見られなかった。

そもそも豚の肉を扱うお店が閉まっていて 調理済のパックにい入った顔のみがあった。
私はピリ辛風味に調理されたらしい豚の顔を購入。

この写真を赤くしたようなものである。

そんな感じで夕食の為にお店へと向かう。

つづく

沖縄・本島1

2021年01月20日 15時34分00秒 | 旅行
コロナ自粛で出かけられないので過去記事載せるシリーズ
昔 沖縄本島へ社員旅行で行った物を載せます。

古い記事なので けっこうアホです。

この頃は一応 人に見てもらう前提で意識してるのがわかります。
※10年近く前に書いたものです!←これ忘れないでください


昔の沖縄本島記事を。1から7まで続きます↓ ガラケー撮影

1 「出発」
2012年 1/28(土)~1/29(日)
 会社の強制沖縄社員旅行が決行された。

東京もまだ凍りつく夜明け前 早朝4:30、社員に車で親戚宅へ迎えに来てもらい、5時に羽田空港へ。
6時20分頃に出発

翌日は夜9時過ぎに沖縄を出発、日付変わる少し前に羽田空港到着と言う切り詰めた旅行である。

早朝にチョコを買い、6時には保安検査場を通過。今回は引っかからなかった!時効が過ぎたようだ。年齢を3歳偽造したのもバレなかった。

沖縄と言うと 1、2回行った程度のミーハーな人間はやたらに美ら海水族館に行く。
水族館水族館と騒ぎ立てるから困ったものだ。 

私は1、2回しか沖縄に行った事のないミーハーな人間とは違う。
 0回である。 丸々2日も沖縄に滞在する形となったので 美ら海水族も何とか行けるだろうと課長に言い、美ら海水族館コースのスケジュールを提出させるも

 調べれば調べるほど 変な奇妙な魚や食材 珍味 動物 アクセサリーなど興味深い物が多く 結局自分の勝手でスケジュールを大幅に変更させた。

沖縄は雨期に当り、天気予報で確認する限り ずっと雨続き
 土日も雨の予報。

これが到着すると雨上がり後でガンガン晴れていた。
 日ごろの行いが良いからだろう。

到着後、レンタカー貸し出しの場所まで送迎バスが出ている。他の外国人観光客男性らと乗り込む。
外国人はやたら はしゃいでいた。
これだから沖縄ビギナーは困ったものだ。
私なんかはもう かれこれ・・・・・・・・・ビギナーだ。
バスに乗っていた数分の間に 朝買ったチョコは暑さで溶けていた。

外は半袖、サングラススタイルの人間がいたりと、南国リゾート感が溢れていた。

ギラギラ照りつける太陽が冬を忘れさせる。
本土の太陽の距離と違うのでは?やたら近いし 輝きが違う
強烈な日差しを放ってくる。

同期のS君がさっそく沖縄チックなお茶を買っていた。



レンタカーへは2手に分かれて乗り込むと 美ら海水族館まで出発!
途中には青と緑の美しい海が!!! 黒くて泡とゴミだらけの東京の海しか見たことのない自分は 感動的だった!

ホントにこんな綺麗な海が・・・! 


途中インターに立ち寄り ドラゴンフルーツジュースを少し恵んでもらいながら水族館を目指す。

(ジュースのパックのクマが可愛い!)



沖縄そばを発祥させた店とガイドブックにも載っているお店に行き(私の要望)沖縄そばにありつけた!

店内は有名人の色紙だらけで 有名な店なのがわかる。
少ないサイズも沖縄そばも注文できたのは嬉しかったが それでも自分には量が多い。


そこから美ら海水族館はすぐだった。

イトコHが修学旅行で美ら海水族館10分の滞在時間だったと言う話を聞いてかわいそうに思ったが
自分にもこの後 悲劇が襲いかかる・・・


つづく  ↓

2 「悲劇の美ら海水族館」


さて、沖縄初日は太陽が爆発した様に光を放つ、その下で レンタカーに乗り込み いよいよ美ら海水族館へ来た!!雄大で美しい海に直結していた!」

ミーハーな人間はかならずここに来るものだが、私は純粋に水族館好きであり、生き物、魚好きである。
サンシャイン水族館以外にも1、2軒も水族館へ訪問した事があるほどだ。
たいした数では無いじゃないかと言われそうだが、大事なのは回数ではく 
気持ちである。

しかしそんな水族館好きの自分に、まさかの悲劇が訪れる。

予定では13時~15時半までこの水族館に滞在することになっていたが
入り口でなぜか30分後に集合し、帰る事に決まってしまっていたらい・・・。

ふざけちゃいけない。30分で回れるわけがない。

課長が時間を切り詰めた理由は 40分あれば回りきれると判断したからだそうだ。

私は課長の言う意味がわからず とりあえず入る。


壮大で美しい海が好きで 海の生物も大好きである。一匹一匹と顔 形も色も違う。個性がある。
それを見、写真に収め、その魚について論議を交わす。これをしなくてはならない自分は大いに時間を食った。
面白いのが 可愛い顔に縞模様、しっぽが水玉模様の魚!赤みを帯びたオレンジ色で 「岩にくっつくよ!!!」

と 岩につく気満々の得意げな顔が可愛い!自慢げなので見ていると・・・

スっと青に変わったから驚いた。こうして岩に同化して隠れるらしい。感動ものだ。
自分もそのうちやってみたい。

透明な綺麗な色の魚

変な面白い魚


可愛いハリセンボン?ふぐ?が寄ってきた!



巨大で青くケバケバしいニシキエビには圧倒された!

セミエビも見ることができる


海ガメは素晴らしく可愛い

ガラケーで写真を撮りまくっていたが携帯電池がもう末期になり 
付き添ってくれていた同期S君のスマフォだかスマホとかう物を奪い
撮影しまくり
それも電池をかなり減らしてしまった

海ガメを見た辺りで課長から電話がかかり「どこにおんねん!帰るで!!」

と。まだ全然メインのジンベイザメにたどり着いてもいない・・・
無理が有るだろう!!!みんなどんな速さで見てんだよ!!!
とS君に文句タラタラ言いながら出口に向かう。
途中ジンベイザメに出くわし写真をとるも うまくいかない。


時間がないのでマンタもジンベイザメ見れず 後々社員からから写真をもらったが 沖縄まで来て虚し過ぎる!
その写真


危険なサメコーナーがあったので サメ好きとしてはスルーできず
初めてのホオジロザメにお目にかかる。
30年近く前からの憧れの姿は美しい!これだけは撮影した!



そんなことで マンタもジンベイザメも堪能できず
ジュゴンやウミガメメインも場所も見れずじまい。
お土産コーナーも見れず クマノミのバックも買えなかった
クマノミさえ見ていない。

これが沖縄の悲劇であった。・・・
同期君は私に付き合っていたせいで全部見れなかったのだろう。文句も何も言わなかったが、申し訳ない気持ちでいっぱいである。
(でも同期君は生き物に興味ない)

イトコも美ら海水族館所要時間10分で ジンベイザメの場所で10分過ごしたのみと言っていたが
どっちもどっちである。

非常に残念だった。
また絶対に行きたい。
次は50時間居座りたいものだ。

この後は海へ。

つづく