ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

結石仲間とマットの洗濯

2009-10-03 | なんでもないこと
亭主の病名は、「尿管結石」ということだった。

会う人ごとに 病名を伝え、
激痛を起こす病気だけれども もう心配ない、とも伝えた。

予想通り、噂は ムラ中に広まっている(汗)。



「ご心配をおかけして。」

「ご迷惑をおかけして。」

平身低頭。

すると、
ムラ中に 結石の患者がウジャウジャいることがわかった(苦笑)。







日曜日の午前中に 
なんとかかんとか、仕事をさせていただいた 大柄の女性は 
「私は腎臓結石だったけど、3週間、入院した。」
という話だった。

それから数日のうちに
亭主に「だいじょぶかい?」
と寄って来ては 話しかけてきてくれる人々が
得意げに? オレは○○結石、ワタシは○○結石、と
先輩風?を吹かすらしい。

「結石ともだちが、ずいぶん増えたよ。」
と 亭主も苦笑い。



私は乳がんになって 「がん友」ができたけれど、
同じように、
亭主は「結石仲間」が広がったわけだ(笑)。





膀胱に結石が落ちた後には 痛みはウソのように消えて
亭主は その日のうちから働いた(働かされた?)のだったが

全身を硬直させてるようにして 痛みに耐えていたので
全身疲労、全身筋肉痛状態!(笑)



いや、笑い事じゃない?

亭主は
最初 下腹部に痛みがあったので トイレにいったのだが
痛みで動けなくなったのだという。

そして そのまま痛みに耐えている間に、
そうとうな量の脂汗を流したので、
「トイレにオレの汗の水溜りができてたろう?」
と 亭主は言った。

と病院に入って 点滴中、ようやく落ち着いてきた頃だった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

マットが敷いてあるんだから、水溜りのできようはずはない。

私は 家に帰って マットを取替え、トイレの掃除をした!






その日は 私が救急車に乗って病院へ行って
娘とタクシーで帰ってくる間に、
息子はご飯を食べたそうだが

帰宅してすぐに仕事に取りかかった私も 
私の車で 病院に取って返した娘も
それから もちろん
帰宅してすぐに働かされた亭主も 
朝ごはんも食べずにいたので

3時ごろにようやくお昼ごはんにありついた頃には
ヘトヘトのペコペコのグチャグチャのヘロヘロだった。

(でも、トイレの掃除だけはした!)