《アイ・ラヴ・ピース》というのは、映画のタイトル。監督の大澤豊という人は、『遥かなる甲子園』を撮った人らしい。主演は、忍足亜希子という、聾唖の美人女優。混乱の続くアフガニスタンでのロケも敢行した、真面目な映画らしい。この映画にまつわる さまざまな出会いと偶然、映画に携わる人々の 労苦や頑張りなどが書かれている本を、もらった。(海拓社、2004年2月20日、1300円)
映画に出てくる、義肢装具(義手とか、義足とか)を作る、
「中沢ブレイス」という会社は、
「おっぱいを作る会社」の中村ブレイスがモデルになっている。
その中村ブレイスの東京事務所に、先月行った時に この本をもらったのだ。
帰りの電車の中で、一気読みしてしまった。
アフィファという名前の少女は、
タリバンから逃れようと トラックに乗ってパキスタンに向かう途中、
対戦車地雷を踏んで、トラックは大破、
妹ふたりと 右足の膝から下を 失った。
・・・・・・これは、実話。
アフィファを選び、日本に連れてきて、
演技をさせ、映画を作る。
忍足亜希子演じる義肢装具士と アフィファの二人を軸に、
足を失ったアフガンの少女が 歩けるようになるまでを描いた映画。
映画制作中の、苦労や笑い話。
ロケの間の、地元の人たちの協力。
それを見つめる、豊な自然。
すべてが 感動に包まれているように思った。
著者の千葉望(ちば・のぞみ)さんは、以前、
『よみがえるおっぱい―――義肢装具士・中村俊郎の挑戦』
(海拓社、1500円)を書いている。
この『よみがえるおっぱい』を、実は 去年
姉と二人で 中村ブレイス東京事務所を訪れた時に
やはりもらって、私は読んでいる。
島根の山の中、という中村ブレイスの本社のある小さな町を
訪れてみたくなる、優しさにあふれる本だった。
ほぼ同時期に NHK のドキュメンタリー番組で、
大ヤケドで両足を失ったモンゴルの少年、ツォグトオチル君に
義足を作り、歩けるようになってもらう過程を追った様子が放送され、
より身近に感じたものだった。
『よみがえるおっぱい』というノンフィクションは
注目を集め、
紹介された人口乳房「ビビファイ」は、
この本を読んだと女性たちから数百もの発注があったという。
そして著者は、嬉しい反面 心配でもあったという。
ビビファイは、作れば作るほど 赤字になると知っていたから。
中村ブレイスの社員は、東京事務所の人や 島根の本社の人とも
姉も私も 電話で話をしたが、
「作れば赤字」のものに関する問い合わせ、という感じではなく、
とても 親切に 丁寧に 対応してもらった。
ボランティア精神の塊のような会社。
感謝している。
映画に出てくる、義肢装具(義手とか、義足とか)を作る、
「中沢ブレイス」という会社は、
「おっぱいを作る会社」の中村ブレイスがモデルになっている。
その中村ブレイスの東京事務所に、先月行った時に この本をもらったのだ。
帰りの電車の中で、一気読みしてしまった。
アフィファという名前の少女は、
タリバンから逃れようと トラックに乗ってパキスタンに向かう途中、
対戦車地雷を踏んで、トラックは大破、
妹ふたりと 右足の膝から下を 失った。
・・・・・・これは、実話。
アフィファを選び、日本に連れてきて、
演技をさせ、映画を作る。
忍足亜希子演じる義肢装具士と アフィファの二人を軸に、
足を失ったアフガンの少女が 歩けるようになるまでを描いた映画。
映画制作中の、苦労や笑い話。
ロケの間の、地元の人たちの協力。
それを見つめる、豊な自然。
すべてが 感動に包まれているように思った。
著者の千葉望(ちば・のぞみ)さんは、以前、
『よみがえるおっぱい―――義肢装具士・中村俊郎の挑戦』
(海拓社、1500円)を書いている。
この『よみがえるおっぱい』を、実は 去年
姉と二人で 中村ブレイス東京事務所を訪れた時に
やはりもらって、私は読んでいる。
島根の山の中、という中村ブレイスの本社のある小さな町を
訪れてみたくなる、優しさにあふれる本だった。
ほぼ同時期に NHK のドキュメンタリー番組で、
大ヤケドで両足を失ったモンゴルの少年、ツォグトオチル君に
義足を作り、歩けるようになってもらう過程を追った様子が放送され、
より身近に感じたものだった。
『よみがえるおっぱい』というノンフィクションは
注目を集め、
紹介された人口乳房「ビビファイ」は、
この本を読んだと女性たちから数百もの発注があったという。
そして著者は、嬉しい反面 心配でもあったという。
ビビファイは、作れば作るほど 赤字になると知っていたから。
中村ブレイスの社員は、東京事務所の人や 島根の本社の人とも
姉も私も 電話で話をしたが、
「作れば赤字」のものに関する問い合わせ、という感じではなく、
とても 親切に 丁寧に 対応してもらった。
ボランティア精神の塊のような会社。
感謝している。
風さん、『よみがえるおっぱい』、表紙やカバーで
びっくりなさるかな?
息子さんが 本屋さんで 受け取ってきてくださるのですか?
ぎょっとしないかしら。
あ、ネットで調べて、本の表紙は ご覧になってるのか。なあんだ。なんて。
いつもごろごろ
昔は家の中の囲炉裏でも、木を焚いていたので、囲炉裏の有る部屋は天井はなく、煙で柱も戸も黒くなってそれを拭き込んで黒光りがしていました。子供の頃はそれが煙のせいだと気がつかなかったです。
話がそれましたが、『よみがえるおっぱい』すぐ在庫切れになるのは人気有りすぎでしょうか。それとも通販だからでしょうか。今日本屋さんを回ってきて貰うことにしてあります。早くみたいな~あ。。。
ジョルジュさんいつも
出身大学が知れるのが嫌なので、
宗旨は ないしょで~す。
実家の場所も 「いばらき」の農村部、です。
それ以上は、ないしょで~す。
内緒にできて、便利、便利(うふ)。
ありがとうございました。
また感想をお聞かせください。
ところで、ご実家のご宗旨はなんですか?
禅宗系かしら‥。同い年とは、ご縁が深い。
《実家がお寺》。
宗派が違うようだし、県も違いますが、
なんか、嬉しい。
囲炉裏も 私の実家の方では 見たことないですが、
「おんなじ寺の娘だー」と喜んでおります。
千葉さん、
最新刊、上野のブック・ガーデンで おととい
見つけて買ってきたんですよー。
まだ 発行日前だったのに。
そのうち 記事にさせていただきます!
それにしても、一つの家に 囲炉裏がふたつ?
風さんのご実家のように
炭を焼いたり 薪をわったりする人が
昔は いっぱいいたんですよね。
割れた炭の断面を見て、
「ぴかぴかできれい」なんて ノウテンキなことを 思う人は 昔は いなかったのでしょうね。
いい匂いが・・・したかなあ?
母の実家の囲炉裏、
冬は見た事がないワタクシでした。
夏休みには 火は入ってなかったと思います。
ありがとうございます。
『よみがえるおっぱい』、
「えらい題名やねえ」には笑いました。
たしかにそうです。
編集者に提案されたとき、ちょっとたじろぎましたから。
でもそのぶん印象的だろうと思って、
OKしました。
表紙カバーもインパクトありますよ!
また感想をお聞かせください。
ジョルジュさん、私の実家は寺で、
建て直す前の庫裏には囲炉裏がふたつありました。
薪を使うものと炭の囲炉裏です。
どちらもいい匂いがして、
懐かしいです。
完全な人じゃないんだなあ、と 親近感がわいて。
息子さんは 博識ですね。
亭主は 自分の文章には 自信をもってるらしいです。
私から見ると、わかりづらくて、いい文章ではないのでは?
と思うのですが。
とりあえず、書いたものは 見せませ~ん。
ご主人様国語の先生とてもじゃないけどこの文章見せられない。。。
亭主は国語で教育実習をした人です。
どちらも教師にはなりませんでした。
風さん、『よみがえるおっぱい』ですよ、
本屋さんに頼んだの、大丈夫ですか?
「愛しのおっぱい」は私の記事で~す。
「『アイ・ラブ・ピース』への道」は、
まだ在庫があるんでしょうかね。
テレビなんかでも しゃべってて 文頭と文末が
繋がってる人がいると、
「あたまいいんだなあ・・・」
と、感心しています。
「愛しのおっぱい」アマゾンとか何とか言うネット販売の所には在庫がないと、今朝息子が言っていました。中古なら有るとか、折角なら新しいのが良いので、本屋さんに頼むことにしました。息子はこの会社のことを知っていて、自分もこの本を読みたいと言っていたので、折半で買おうと提案してあります。セコイ母ちゃんですね。
私の亭主は 文章にもうるさくて、
(そのほか いろんなことに うるさい!)
文頭と文末が 繋がっていない、とか
「てにをは」が 違う、とか
地域の広報誌を見ては
元教員なのに、なんだ、このヘタクソな文章は、とか
いろいろ言うのうで、
私は 見せた事がありません。
うっせー、好きに書かせろ!!!
と、言ってやりたい。
火鉢は好きですよ。
鉢カバーなどに使ってます。
炭は・・・、おいしく食べ物を焼くのに使うのは
いいですね、火鉢や囲炉裏がほしくなりますね。
東北の母の実家には昔 囲炉裏があったんですよ。
ネットで本が買えるというのも良いですね。今息子に注文しておいてと、頼んできました。
話しは全然別ですが、炭の雰囲気良いですよ。折角火鉢があるのなら、炭火楽しんでみませんか。「夏下冬上」昔の人の知恵は
あ、でも、『よみがえるおっぱい』は
読了後 すぐ人にあげっちゃったんでした。
ひとりで読んだだけじゃ もったいないと思って。
千葉さん、もう一冊、売れますよ~。
もうここには いらっしゃらないかな。
千葉さん、ありがとうございました~!
風さんは 本がお好きみたいですね?
私はむちゃくちゃ乱読ですが、
自分の読書の傾向というものは、わかりかねます。
コメントをいただけるとは。
みなさん、『よみがえるおっぱい』は
在庫があるそうですよ~。
すごいなあ。ネットって。
ねえ、みなさん、千葉さんと私は、同じ年なんですよ~
って、自慢にゃならないが。
びっくりですね。すごいですね。
自慢しちゃおう。(誰に?)
真摯なコメント、モノを書く責任を新たにいたしました。
『よみがえるおっぱい』(海拓舎)は
幸い増刷がかかりまして、今は在庫があります。
書店か出版社にお問い合わせいただいて、
それでも手に入らなければご連絡ください。
愚かな事を、と思うけれど、
その 愚かな事を、私たちは
あと どれくらい 繰り返していけば
争いを 止める事が できるのでしょうね。
阿修羅の道から 抜け出すことが
いつかできるのでしょうか。
人の心の様々を見る思いがしますね。何時もジョルジュさんの問いかけに思いを新たにします。
すぐれた技術で 作られた義足で
素晴らしいタイムを出す パラリンピックの
アスリート達もいる。
その他に、よく見ないと 本物に見えるような、
手や 足や 耳や 鼻や 乳房を 作る人もいる。
少しだけ 知っていただけたら、
それだけで 嬉しいです。
失った悲しみは、その人にしか分からない大変なことだと思います。その失った物を、完全じゃなくても蘇らせて貰える。失った人々にとっては、どんなに嬉しいことかと思います。でも、そう言う仕事に打ち込んでいる人達が、半ばボランティアのようにして、作り出していると言うのは、知らなかったです。日本の国のゆがみを感じます。
健康な体は基本です。でも何かでその基本を損なったとき、人工の物で補って、少しでもハンディを感じないで暮らせるように出来ればと思いますよね。