13日(火)、熊本市国際交流会館で、外国人のための防災訓練が開催されました。
仙台市が作成した外国人のための震災情報に関するDVDを視聴した。(やさしい日本語版、途中、「亡くなった」ではなく、「死んだ」と直接的な表現...なるほど、こちらの方が理解できる。)色々な国の人たちへインタビュー、地震を体験した外国人が以外と少ないことが分かる。インタビューの中で、少しの揺れはスリルがあって...という感想もあった...
DVDを見た後、3つのグループ(英語、中国語での通訳が必要なグループ、日本語でのグループ)に別れて、消火器訓練、119番通話訓練、ロープの結び方訓練を行いました。
消火器訓練では、「火事だ~」のかけ声と一緒に消火活動...
煙に巻き込まれないように這うように進む、階段は、逆スパイダー歩行...
ロープ結びは、2つの結び方を学ぶ... 重さ2トンに耐えるというから驚きである。
そして、問題の119通報訓練 火事か救急か... 住所、名前をゆっくりはっきりと伝える... これが、なかなか難しい...
焦れば焦る程...早口となり伝わらない... 固定電話であれば、逆探知で居場所が分かるが、今、携帯だけを所有している外国人も多い...
この119番通報は、外国人にとって課題として残った。体験した外国人の方々も不安に感じられていました。1つは電話を受ける消防側で、多言語対応ができる体制をとること... もう1つは、外国人側に日本語での生活オリエンテーションを行う、さらに定期的な防災訓練を行うことが必要であろう...
(日本人でも、定期的に防災訓練を行わないと、大事なことを忘れてしまう...)
お昼は、避難所訓練.. 外国人は、「国籍が違う自分たちを避難所が受け入れてくれる?」、食事、毛布などの支給は受けられるのだろうか...不安に駆られる... 避難所では、誰でも平等にサービスが受けられる... 外国人に、この事を知ってもらうことが大事である... 宗教上、食べられないもの... 色々な文化違いについて、市民-外国人が相互に理解しあう..
最後に、参加がそれぞれに自分たちの住むエリアについて、振り返ってみた。
壊れそうな壁、高いビル、狭い道、橋...はないか。
また、避難所の確認...
外国人の防災... 未然の防御、そして起こってしまった後の対応...の2つがチェックポイントとなる。
さらに大事なことは、外国人自身が、自らの安全は自ら守るということであろう