国際交流会館前の花壇、ゴーヤの黄色い花が咲いた、ケナフは2メートル以上、スクスク育っています
昨日29日、インターン生の終了評価会を開催しました。 インターン生は、大学生4名,10日間のインターンでした。 職場の関係で、4名全員を一斉に受け入れることはできず、2名づつに分かれてのインターンとなり、トータル1ヶ月のインターンとなりました。
今回のテーマは、「国際交流会館とまちづくり」、期間が短く、絞ったテーマにしました。また、学校で学習していることを社会貢献、社会で活かすことを目的にしました。
午後2時から1時間30分、2グループに分かれての活動発表...その後質疑応答、評価や感想となりました。
インターン期間にお話しいただいたサポートセンターボランティアの方、EPO九州のスタッフの方にもご参加をいただきました。 さらにインターンを派遣された学校からは学部長、担当教授までお越しいただきました。
1つのグループは、国際交流会館内のフェアトレードとEPO九州について、それぞれのやっていることは違っても連携が図られていること、また、その必要性を発表した。
フェアトレードについては、貿易そのものの仕組みや農業製品のマーケットでの流れなどをもっと研究したらと担当教授から提案がありました。実は、これも大学の講座に科目としてあるんですね。学校で学習していることが、社会で確認できる場所なんです、これはひとつ、インターンをするメリットとなります。
EPOの活動の中で、ESDとCSRに、興味を持った... ESD、持続可能な開発のための教育である。 色々な教育が連鎖するようにつながることで成果が現れる。 CSR言わずと知れた企業の社会的責任である。ところが、このCSRを如何に行っていくか、企業が社会環境の中で貢献していくことを市民に知ってもらえると難しいところある。
もう一つのグループは、国際交流会館の社会での必要性、特に在住外国人ということからとらえた、観光客へアピールという点も入っていた。まずは、拠点を国際交流会館に置く。
インターン生がインターン活動をした中で、心に残ったことに、やはり在住の外国人の課題、言語や教育ということが大きかったようだ。外国人生徒の担任と日本語指導者への研修会への参加、くらしのにほんごクラブの見学、そして実際に在住外国人の方々とお話しをしたこと、良い経験になったと思う。
インターンで経験、実習したことがどのように今後活かすことが出来るか...学校だけでなく、人生において自分が何をすべきかを判断する材料になったようだ。
そして、うれしかったことは、学校で学習している教科について、これまで地知識として詰め込まれていたことが、インターンの実習で、社会の場で、どのように活用されているのか検証ができた、さらに学校での教科学習にこれまで違う視点から学習する意欲が湧いてきたということです。これは、まさにインターン実習の意図することではないだろうか、と考えます。