心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

ミャンマー国軍は国内外で孤立しつつある

2021年03月06日 | 世界
中国は、国連あるいは世界はミャンマーの内政に干渉べきではないと言っていますが、国連・世界は国軍の行政を認めない動きです。国軍は中国以外とは外交ができません。その上、国内では国民の非協力の姿勢が鮮明になってきました。反軍政運動を制圧するため非暴力デモに発砲し、数十名の死者を出したことは国軍に対する国民の反感を高めました。

国民民主同盟は、新組織「連邦議会代表者委員会」を創設し、政治を主導する動きです。世界は、国軍とは外交を行わず、この委員会と外交を行うかもしれません。国軍がこの委員会を弾圧すると、委員会は地下組織となり、反軍政の人々を主導するでしょう。

国軍は反軍政の姿勢をとる国連大使を解任し、次席大使を代理大使に任命したが、次席大使は辞意を表明したため、国連大使の解任を取り消したそうです。国軍から新大使を派遣しても仕事にならないと思ったのでしょう。国軍は国連との断交を決心できないようです。しかし、国連は軍政批判を続けるでしょう。

警察官の間に軍政非協力の動きが出ているようです。軍は警察も弾圧するかもしれません。

外資は事業が不安定になり、事業継続を心配しています。逃げ出す動きが顕著になるとミャンマー経済は昔に戻ってしまいます。

国軍は苦悩していると思いますが、権力放棄を決断できるかはまだわかりません。国軍の中に軍政反対あるいは軍政実行不可能との判断の動きが出ると、権力維持は不可能になるでしょう。

ミャンマー軍政の件で中国の政治姿勢も鮮明になりました。中国に対する失望感が広がっています。世界、特に民主主義国は政経分離による経済交流を見直し、縮小の動きに転じる可能性が大きくなってきました。生産の中国集中を是正し、分散をはかるでしょう。これを機会に日本も国内生産を復活させるといいと思います。
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中国が言う愛国者とは現在の中国を愛する人のこと

2021年03月06日 | 世界
個人の自由を軽視する現在の中国は人々のためになっていません。中国はすべての人に参政権を認めるべきです。古臭い専制主義にとどまっていてはいけません。人々は国・軍・警察がこわくて自由にものを言えませんが、個人・人間性重視の原点に戻り、まずは自分の心を現在の中国から解放することが必要です。

現在の中国を愛しても真の愛国者ではありません。中国の改善、改革を考える人が愛国者です。
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