11月22日、シーチンピン中国主席が議長となって中国と東南アジア諸国連合はオンライン会議を開きました。その会議で中国は域内諸国を抑圧して覇権を追求することはないと表明しました。中国はこれまで常に東南アジア諸国の良き隣国、良き友人、良きパートナーであり、今後もそうあり続けるとし、今回の会議が地域の平和や安定、発展に役立つとも述べました。
ところが現実は南シナ海管理に関する関係国会議を開いて南シナ海を法に基づいて管理をすることをせず、一方的に中国は海洋利権を主張してベトナム、フィリピンなどと対立しています。
中国は口ではいいことを言うが、やっていることは覇権追及です。国連安保理常任理事国として失格です。周辺国は団結して中国に対し言行一致を求めるべきです。中国との経済交流、経済支援を期待して、中国の覇権追求に甘くなってはいけません。中国は国連を立て、国連の改善に協力し、国際法を尊重すべきです。軍事力、経済力で威張るなんて不法です。
アメリカが同盟国と協力して中国の近くで軍を活動させるのは、国連司法が弱いからです。中国の圧力に苦しむ周辺国が、中国と張り合える強大国アメリカに助けてと言うからです。中国が本当に周辺国に対し良き隣国、良き友人、良きパートナーであるならば、周辺国は、アメリカの南シナ海での軍活動は迷惑と批判するでしょう。
中国は自分が本当に覇権主義でないかよく反省すべきです。
トルコがチュルク系国を集めて大きな連合を形成したいと考えていますが、中国の西側周辺国が中国の支配下になることを嫌っているからではないでしょうか。中国は人口14億人以上の大国ですが、威張れば威張るほど、周辺国は団結して中国の覇権を拒否します。南のインドは中国と経済交流しても中国の覇権を拒否するでしょう。比較的仲がいいと考えられているロシアも中国の覇権を認めないでしょう。
中国は早く国は一つの行政区であり、区内の人々の幸福度改善が重要な政治の目的と知るべきです。軍事力を使って周辺国・地域に国土拡大の圧力を加えたり、共産党一党独裁に反対する国内の人々の自由平等を抑圧したりするのは不法です。世界から批判非難されて当然です。