心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

世界指導力を失ったアメリカが焦りまくっている

2020年05月31日 | 世界
今はトランプアメリカ大統領の思い上がりが問題ですが、アメリカが暴走し、世界を混乱させている感じがします。国連やそのほかの世界機関が、いい加減なのは現実ですが、これらの重要な世界機関がいい加減になっている責任はアメリカにもあります。もっと正確に言うと、アメリカの責任は非常に重かったと思います。戦後一貫してアメリカは世界指導力を持っているかのように思い上がって軍事力・経済力にものを言わせる乱暴な外交を続けてきました。何とか信用がある世界機関をつくりたいと工夫努力している世界の良心的な人々の思いを踏みにじってきました。中国やロシアは愚かにもそのアメリカに対抗すべく軍事力・経済力競争をやってきており、世界指導力を持つことができるような健全な国にはなっていません。世界混乱の主原因はアメリカの思い上がりにあったと言っていいと思います。

嘆いていても世界は改善しません。世界の人々は、今でも国家の主権などと主張して、国土・国威拡大に注力しているような国を問題視し、世界に通用する法を考え、それに合わせて自国を改善する工夫努力をするといいと思います。国は行政区として人々の生活水準向上につとめるべきです。権力者政治家は国の利権拡大を図ることで国民の関心をかいます。騙されてはいけません。国の利権拡充のために国民の生活水準改善が犠牲になっていることを知るべきです。空しい権力者政治家の欲望のために国民が悪用されています。

日本も決して健全ではないことを日本の人々は理解すべきです。たとえば貧困層が拡大しています。原子力利用など危険かつ不経済な技術の利用をやめません。恐るべき原子力という力にとりつかれています。防衛力という名の軍事力競争に参加しています。東京などの巨大都市が災害に弱い危険水準に達しています。人々のエネルギーが人々の生活水準改善に活かされていません。学問、知識は向上しているのに、結果がよくありません。ありえないことです。あってはならないことです。何が問題かと人々は考えるべきです。しょうがないと思い、そこまでで思考を止めているようでは日本の不健全化は止まりません。特に貧困層が思考停止ではいけないと思います。
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中国の中で香港以外は独裁政治、香港は民主政治などということは成り立たない

2020年05月27日 | 世界
香港以外に住所を有する人は中国の独裁政治を批判することができません。批判すれば当局に弾圧されます。それでは香港に住所を有する人はどうでしょうか。自分の価値観に合わない中国政府が自分の国の政府であることを問題と思いますから政府を変えたいと思います。しかし香港の中でも中国政府を批判すると中国政府に弾圧されます。1国2制度と言ってもやはり香港人にも言論の自由はありません。つまり1国2制度という中国政府の考えは成り立ちません。

香港の人々は、中国政府を変えるか、香港が中国から独立するか、香港以外に住む中国の人々と同じように不自由に耐えて生きるか、非常に厳しい条件下にあります。

台湾が全力で独立を維持したいと思うことは正しいと思います。世界の民主主義者、民主主義国が台湾の独立を支援することは正しいと思います。国連が、台湾の独立を認めなかったことは大きな誤りでした。中国政府の言う1国2制度の本質を正しく見抜くことができませんでした。

中国政府が民主主義に変わらない限り、あるいは独立を希望する地域の独立を認めない限り、中国が国として平安になることはないと思います。世界が中国を世界指導力があると認めることはないと思います。すでに強大国アメリカ、ロシアは、形は民主化しています。中国の民主化が新世界誕生の必要条件になると思います。中国の民主化には中国の人々の自覚が必要です。
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中国の民主化は必然性がある

2020年05月25日 | 世界
いかに中国が強大国であっても、現在の権力者政治家が自分の希望どおり中国を維持することはできません。中国を変化させるのはアメリカではありません。中国の人々であり、世界の人々であることは確実です。中国の国境は世界の情報が中国に入ることを防ぐことはできません。また中国の情報が世界に流れることを防ぐこともできません。中国の人々も世界の人々も中国の権力者政治家と同じ情報を共有し、よく考え、自分の生き方、自分の社会のあり方を考えます。

いつしか中国権力者政治家は、権力者政治家であるが故に中国の人々、さらには世界の人々から遊離し、浮き上がり、権力を行使できなくなります。中国の民主化は必然性があります。中国の人々も世界の人々も、権力者政治家を軍事力で追放する必要はありません。彼らが浮き上がるまでに時間がかかることを知るべきです。アメリカは相変わらず軍事力・経済力で中国を変えることができると思っていますが、これは不可能です。あえて実行すれば世界は大損失です。

アメリカも変わるべき国であることを知るべきです。そのアメリカも変えるのはアメリの人々であり、世界の人々です。国の力の過信は大損害の原因です。

国が健全な社会になるためには人々が健全であることが前提です。国の人々の知識水準の低さに応じて権力者政治家が威張っていることを知ることがだいじです。権力者政治家が威張っている国は、人々に権力者政治家を浮き上がらせる知識力がありません。
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人類にかわって新型コロナウイルスが大気中への炭酸ガスの排出量を減らしている

2020年05月17日 | 世界
これは皮肉なことです。飛行機で人が飛び回らないだけで石油産出国が、経済が成り立たないと悲鳴を上げるほど石油消費量が減ります。機内感染がこわいと言って人々が飛行機に乗らない状態が続くと今後も大幅に石油消費量が減った状態が続きます。

日本はこれまでは飛行機もよく飛ばし、新幹線も日本中突っ走らせ、その上、2030年頃にはリニア新幹線が東京ー名古屋間の地下トンネルの中をピストンのように動くそうです。しかし人が動き回るというこれまでの習慣が今後も続くでしょうか。今回のウイルス禍で情報システムの活用でかなりの事業・仕事をすることができることを知ったビジネスマン達が、時間とお金を無駄使いしてこれらの交通機関で動き回るでしょうか。交通機関を動かすエネルギーはどうするでしょうか。炭素系エネルギー資源消費量を減らせという世界的運動は強まる一方と思います。原子力は、ますます放射性物質の危険性が認識され、廃止せよという世界的運動が強まるでしょう。

一段と省エネルギー・新エネルギーの開発に注力すべき日本がエネルギー多消費型交通機関、あるいはエネルギー多消費型社会を重視するという保守主義を続けているのは問題ではないでしょうか。

ところで炭酸ガス排出量を減らすのにウイルス禍が有効だったと言うのでは人類知恵がなさすぎと思います。

たいした侵略戦争もやらないのに世界の軍事費は200兆円規模です。どの国も防衛だと言って200兆円規模のお金を使っています。軍事分野での石油消費量も大変なものだと思います。人類知恵がないと言うより、愚かと言った方が正確です。各国土地争いをやめ、不戦を決め、防衛活動をやめれば、石油産出国はもっと悲鳴を上げ、世界中の空が真っ青になるでしょう。軍事費を省エネルギー・新エネルギー技術開発に回せば、世界のエネルギー需要を満たして余りある安全・安心エネルギーの供給ができるでしょう。

中国ですが尖閣諸島をとりたいと思って執念深く海警船を繰り出して来ます。日本はとられては大変とこれまた執念深く巡視船を繰り出して防衛します。中国が侵略のレベルを上げれば、当然のことながら日本は防衛レベルを上げます。行き着く先は戦争ですが、戦争になっても日本は尖閣諸島を防衛するでしょう。双方消費するエネルギーは厖大です。すべて無駄使いです。中国は国土拡大主義をやめ、係争地については現状を認めるか、交渉継続にとどめ、侵略的行動をやめることが知恵です。

その点、日本は竹島問題や北方諸島問題では侵略的行動はとらず、抗議とか交渉にとどめています。比較的賢明です。しかし、防衛力強化の動きを見ていると、今に見ていろと言わんばかりです。こわい日本です。決して戦争でとり返すなどと考えてはなりません。戦争はとても損得の計算があいません。戦争で取り返すことができる状態にまで軍事力を上げることもまったく計算にあいません。知恵ある日本であってほしいと思います。隣国については調査研究に力を入れ、的確な防衛力にとどめることがだいじです。
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シーチンピン中国主席は自分の政治がいいと錯覚している

2020年05月15日 | 世界
もともと共産主義は唯物的で、経済的に生活水準が高ければ社会はいいと思う価値観があると思います。中国共産党は政経分離で民主主義国と経済交流することを決め、実行し、これまでは順調に経済成長してきました。科学技術水準も上がったと思います。これらの結果を見て、シーチンピン主席は自分の政治はいいと思っているようです。ところが中国の経済成長を支えた民主主義国はどこも中国の政治をいいと思っていません。民主主義国では個人が政治を考える自由があります。しかし中国にはありません。そんな中国の政治をいいと思う訳がありません。これまでは経済交流に反対する必要はないと思い、資本主義的価値観で中国と経済交流をやってきたと思います。

ところがシーチンピン主席は自分の政治がいいと錯覚し、自信を深め、ますます中国を強大にすること、世界指導力を上げることに注力するようになりました。アメリカに対抗して軍事力を上げ、対等という姿勢を強め、今日も太平洋西部で軍事的睨みをきかすアメリカに挑戦し、アメリカは太平洋東部を支配、中国は西部を支配という役割分担を堂々と主張するようになりました。ヨーロッパに対してもまずは経済的影響力を強めることに注力しています。

このような中国に対し、中国は勘違いをしていないかと思うようになったアメリカ・ヨーロッパは、政経分離による経済交流を反省するようになりました。中国は民主主義国と経済交流して民主主義のよさを学んだのではなく、反対に中国共産党、さらにはシーチンピン主席体制を強め、アメリカ・ヨーロッパとの対立を鮮明にしてきたと反省していると思います。

新型コロナウイルス問題で中国は、アメリカ・ヨーロッパは問題解決のため中国と協力するのではなく、中国がウイルス禍をアメリカ・ヨーロッパに広めたと言って損害賠償を請求すると非難しています。アメリカ・ヨーロッパに存在する中国政治に対する批判を中国はまだ理解できていません。

政経分離による中国の経済交流は今後は順調に発展しないと思います。民主主義国は中国の政治を批判し、経済交流を抑制してくると思います。台湾は中国の一部という国連決議は尊重するも、民主的な政治を続けている台湾を支援する姿勢を一段と明確にするでしょう。もし、中国が軍事力で台湾併合を強行するなら、アメリカ・ヨーロッパは軍事的に台湾を支援するでしょう。

世界の混乱が続きます。今後は中国は順調な経済成長を楽しむことはできないでしょう。中国の政治がいいか悪いかと中国が苦悩する時代に入ります。

長い世界の歴史を見ると、民主化は必然性があります。中国の民主化は、新世界誕生の重要な過程になると思います。
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強大国アメリカ、中国、ロシアに新世界づくりを期待することは誤まり

2020年05月12日 | 世界
戦後アメリカが世界を指導したという思いがあるので、近年のアメリカの指導力の低下を嘆いたり、中国やロシアの指導力のなさを嘆いたりしますが、もともと強大国に世界指導を期待することが間違っています。人々はもっと自分(個人)を重視すべきではないでしょうか。個人の経験知識を高め、自国や外国の政治の問題点をよく考えるべきと思います。国に問題があると思えば、国の改善に注力するとともに、国をこえて情報知識の交換を行い、国が遅れても自分は先を行くべきです。言行は国に制約されることが多いと思いますが、思考はまったく制約されることはありません。独裁主義の国では、言論も厳しく制約されますが、思考は制約されません。民主主義の国では、行いは制約されることがありますが、言論は自由です。まして思考はまったく自由です。自我を捨て、国の言うとおりでは生きていると言えないでしょう。世界規模で情報知識交換ができるようになった今、思考の自由の重要性を理解し、個人の経験知識を高め、国を下に見る個人主義を重視すべきと思います。

しかし自分勝手は社会混乱のもとになります。個人は世界に通用する法とは何かと考え続けて生きるべきと思います。この思考が新世界をつくる動力になります。国が新世界をつくることはないと思います。強大国アメリカ、中国、ロシアなどまったく新世界づくりに貢献することはありません。世界に通用する法を考える個人が新世界づくりに貢献します。
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自衛隊を軍にする必要性はない

2020年05月03日 | 世界
アメリカ、中国、ロシアを見ればわかるように軍事力強大国は世界を平和にすることができません。戦争するか、戦争の恐れを高めています。日本が憲法で戦争を放棄していることは人類のためになります。自民党・公明党は古臭すぎます。

立憲民主党は憲法改正に消極的ですが、アメリカとの同盟を基軸にする外交に賛成しており、憲法の戦争放棄の意味がわかっていません。つまり立憲ではないと思います。立民も無力です。

憲法に問題点がないとは思いません。改善すべき点はたくさんあると思います。しかし、自衛隊を軍にすることと抱き合わせで憲法改正を前に進めることに反対します。憲法は権力者政治家から人々を守るためにあります。戦前戦中のように権力者政治家が戦争に人々を使うようなことはあってはいけません。アメリカに操られて自衛隊を外国に派遣するようなことをしてはいけません。もちろんアメリカ以外の外国に操られることもあってはいけません。日本は残念ながらまだアメリカから独立できていません。独立する工夫努力が足りません。アメリカと同盟すると言っている日本が自衛隊を軍にすることは非常に危険なことです。

軍事力強大国が世界で指導力を発揮することを期待することは空しいことです。世界秩序を実現するには民主的世界機構をつくることがだいじです。国連は民主的世界機構ではありません。第二次世界大戦後の世界的機構であり、非常に問題点が多いことがわかっています。国連を改善することは困難と言われています。新しく民主的世界機構をつくる動きが国連の限界を知った世界の人々の間で、また国の間で起こることが必要と思います。

少なくとも戦争放棄という先進的法概念を持つことができた日本が、軍を持ちたい、戦争できる国になりたい、アメリカのような国になりたいなどと言っているようではアメリカから自由になったり、独立したりすることは不可能です。
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