ゼレンスキー大統領が、戦争中であるにもかかわらず、暗殺される恐れがあるにもかかわらず、世界各国の首脳と面談し、ウクライナによる戦争終結・平和の保証の10条件「平和の公式」(2022年11月15日)を説明し、理解を求めています。なかなかの武勇です。
ウクライナの「平和の公式」
1 放射能・核の安全
2 食糧安全保障
3 エネルギー安全保障
4 すべての被拘束者と追放された人々の解放
5 国連憲章の履行とウクライナの領土一体性と世界の秩序の回復
6 ロシア軍の撤退と戦闘の停止
7 正義の回復
8 環境破壊行為(エコサイド)対策
9 エスカレーションの防止
10 戦争終結の確認
戦争終結を優先し、妥協を考える世界各国の首脳の中で、絶対法を単純に追求する武勇に感心します。
私は「この平和の公式」に賛成です。しかし私は武器弾薬を使わないでこの法を追及する生き方、政治を重視します。空論と批判されても武器弾薬を使用した防衛戦争の継続は賛成しません。
イギリスの圧政に苦しんだインドが、マハトマ・ガンディーの非暴力、不服従でイギリスから独立した歴史を忘れてはいけません。国のために戦死するより、国のために生きて正義を追及することこそ真の武勇と思います。
武器弾薬をとることは簡単だが、戦没者数万、数十万、数百万、数千万の地獄が地上にできます。武器弾薬派の皆さん、よく考えてください。戦死を選びますか。生きて戦う道を選びますか。