ルカシェンコベラルーシ大統領が説得し、プレゴジン創設者のモスクワ進軍をとめ、彼をベラルーシに受け入れたそうですが、これはベラルーシとロシアの関係を悪くすることではないかと思います。ロシアは、内戦を避けることができたとほっとしたと思うが、ワグネルを受け入れたベラルーシについて警戒を深めるのではないでしょうか。
ロシアの暗殺者に殺される恐れがあるプレゴジン創設者が座して死を待つような生活はしないでしょう。積極的にロシアの権力者政治家になるべく、行動するでしょう。大統領の座を狙っているか、プーチン大統領の腹心の地位を狙っているかわかりません。彼に対するプーチン大統領の憎悪あるいは猜疑心から想像すると、プーチン大統領がプレゴジン創設者を腹心にすることはありえないでしょう。するとプレゴジン創設者は大統領の座を狙う以外に方策はないと思います。
プレゴジン創設者を支持するロシア軍人や一般人が多いようです。ロシアには依然として内乱がおこる恐れがあります。プレゴジン創設者の反乱は、ウクライナのロシア占領地における戦闘活動を弱めるでしょう。ウクライナの反撃に有利に働くでしょう。
世界はロシアとの経済交流に不安を持ち、控える動きが拡大するでしょう。ロシアの孤立、衰亡が進むでしょう。
なお、プレゴジン創設者がロシア大統領になってもロシアが民主主義国になるとは思えません。ウクライナの占領地を手放すとは思えません。しかし戦争継続困難思えば軍を引き上げる打算はするかもしれません。プーチン大統領は意地でも占領地を守りたいと思うが、プレゴジン創設者にはその意地はないかもしれません。
日本は、ロシアがウクライナ戦争をやめるまでロシアとの経済交流を控えるといいと思います。未来につなげるためと言って無理して経済交流を続けると、実質、ロシアの戦争を支援することになり、世界平和づくりには役立っていないことになります。契約が守られない恐れもあります。経済制裁するのではなく、控えるでいいと思います。