心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

冷戦時代終わり、経済交流時代になり、何と今度は戦争時代

2022年12月31日 | 世界

思考を変えることは容易ではありません。中国人政治家だって、ロシア人政治家だって、先進国との経済交流でこれはいけると思ったのですが、国の経済力がつくと、わがままになり、威張るようになり、自分の古臭い価値観が表に出てきて、思考改善・改革ができません。

結局、先進国と対立するようになり、折角拡大した経済交流が不調になりつつあります。

対先進国ということで中国とロシアは軍事も含め関係強化に動きつつあります。

国連の機能不全は続きます。

ロシアのウクライナ戦争が近々終わるか予測できません。ウクライナの焦りもあり、戦場が拡大する恐れが大きくなっています。ウクライナ内のロシア軍占領地は廃墟になっています。双方、軍人の戦死も含め、消耗戦になっています。プーチンロシア大統領一派は、勝てば権力を維持できると必死です。ロシア軍人はプーチン一派に反対するでしょうか。

中国は、台湾戦争を始めるか微妙な段階です。ウクライナが西側に接近し、ロシアが我慢できなかったように、台湾も西側に接近し、中国は台湾という革新的利益を失う、我慢しないと言っています。台湾戦争がおこる確率が高いと思います。

戦争の時代が来ました。

ロシアと中国だけでも世界人口の20%です。先進国も両国も軍事力強化に注力しています。対立は世界分断です。冷戦になった方が、世界の損は極小化します。

ふたたび先進国と、中ロが別々の政治経済を行いますが、双方の経済はどうなるでしょうか。時が流れると、双方の若い人々は、対立の愚を反省し、再び経済交流を重視するのではないでしょうか。

戦争と平和は波を打ちながら、長期的には国は行政区という価値観が世界常識になると思います。

戦争の時代には、戦争、戦争と騒ぐより、自分の事業・仕事をだいじにする生き方の方が、次の平和の時代に大発展する基盤づくりが戦争の時代にできるのではないでしょうか。デジタル技術を活用した人間の思考力は、革新的だと思います。人々が新世界づくりに情熱を燃やす時が来ると思います。

たとえば食料生産は、栽培から組織培養に、エネルギー生産は、火力・原子力から自然エネルギー利用に移行すると予測します。(注)防衛だ、戦争だと考えるより、生きる、生かすと考える方が、幸福に生きる確率が高いと思います。

 

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EUはロシア滅亡を望んでいる

2022年12月28日 | 世界

これはプーチンロシア大統領の言葉ですが、そのとおりだと思います。NATOの存在は対ソ連であり、今は対ロシアです。

どうしてロシアの西側の東ヨーロッパの国々が、ロシアを離れ、NATOに接近するのかロシアは考えるべきです。政治的にも経済的にも、人々に自由がなく、政治が専制的でロシアが遅れているからです。ベラルーシがロシアに近いというのは誤認で、独裁的なルカシェンコ大統領が自分の地位を守るために親ロシアであるにすぎません。国民の顔はNATOに向いています。ベラルーシでも早晩人々は、ルカシェンコ失脚を狙って行動をおこすでしょう。

つまりプーチンは、自分の専制政治をいいと思うあまり、NATOに不必要に対立し、非人間的なウクライナ戦争を行って自国の滅亡の原因になっています。

折角エネルギー輸出でNATO諸国との経済交流を深めてきたのに、旧ソ連所属のウクライナが、ロシアを離れ、NATOに接近するのを怒り、ウクライナのロシア化を実行に移したのは、現代・未来の国の政治のあり方を考えていなかったからです。プーチンは時代遅れの無知無能無法不道徳な政治家です。

ウクライナ戦争は継続する。これはラブロフロシア外相の言葉です。そのとおりだと思います。国連総会、あるいは世界は、戦争によるロシアの国土拡大を不法と非難しています。ロシアの国際法違反が問題になっています。ロシアがウクライナ戦争に勝ってもこの問題は解決しません。ロシアが戦争をやめ、プーチン一派が断罪され、ウクライナに対する損害賠償が行われることになれば問題は解決します。しかしロシアはウクライナ占領地を維持すると言います。ウクライナはもちろん、国連総会、さらには世界はウクライナの防衛を支援し続けます。戦争はロシアが軍を領内に戻すまで継続します。

ロシア軍が鍵だ。これもラブロフの言葉です。そのとおりです。ロシア軍がウクライナ戦争に反対し、非協力になれば、一気に戦争は終結します。昔、帝政ロシアが崩壊したとき、ロシア軍が人民の側につき、ロシア革命が実現しました。現代、ロシア軍が反プーチンに動かないとは言えないでしょう。プーチン一派を一掃すれば、ロシアの繁栄が戻るとわかれば、プーチン一派のために戦場で死傷する愚は嫌うでしょう。

ラブロフはプーチン大統領一派です。占領地維持に失敗すれば失脚です。断罪も免れません。戦争に勝つことが最優先になっています。彼は破滅の道を歩んでいます。

メドベージェフという前ロシア大統領が、NATO諸国を核兵器で廃墟にすると過激な発言をしていますが、やはりプーチン大統領一派だからです。彼も失脚を恐れている一人です。

ウクライナおよび支援国が、長期戦を覚悟し、戦場の縮小に留意し、無駄のない攻撃で着実にウクライナ領内のロシア軍陣地、武器弾薬庫、武器弾薬補給線の破壊を続けることはロシア軍追い出しに有効です。ロシア軍占領地ではパルチザン組織が反ロシア・反親ロシア派活動を始めています。ロシア軍人の不安は高まる一方と思います。

すでに被害は第一次世界大戦並みになったと言われています。

防衛力だ、軍事力だと騒ぐ人は、想像を絶する損害を世界にもたらし、想像を絶する不幸を人々にもたらします。間違いなく、平和ボケと批判されている人の方が、罪もなく、人々を不幸にすることもないと思います。

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防衛力強化と叫んでいる人はアメリカとの同盟強化とも叫んでいる

2022年12月26日 | 世界

岸田文雄内閣は、ロシアのウクライナ戦争や、中国の台湾を攻撃する恐れや東シナ海における不法な利権追求、朝鮮(北)が、弾道ミサイルを日本越えで発射したり、日本の排他的経済水域近くに着弾させたりして長距離ミサイル発射訓練の継続などを利用して隣国の脅威を強調し、防衛力として日本は反撃能力、つまり敵基地攻撃能力を持つべきと主張しています。政治において支配的なアメリカ派が岸田内閣を操っていると思います。アメリカ派はアメリカに操られています。

そして、大半の日本の人々が、日本は敵基地攻撃能力を持つべきだと考えるようになりました。

日本人の情報操作に成功したと思ったアメリカ派、あるいは岸田内閣は、チャンス到来と、来年度防衛費増、増税を打ち出してきました。しかし、人々の労働対価は上がらず、物価は二桁で上がるという窮状で、日本人は、防衛力を上げることは賛成だが、貧困化は嫌だと考え、増税反対と言い出しました。

日本の人々は、貧困化に耐え、防衛に注力すべき「敵」の攻撃を予感予測するほど隣国の脅威を感じていないようです。

本当に隣国は近い将来日本を攻撃するでしょうか。ロシアはウクライナ戦争で苦しんでおり、日本を攻撃する余力を持っていないでしょう。ロシアとしては反対に日本が北方諸島を取り返しにくるのではないかと警戒しているでしょう。

朝鮮の心配は、韓国が、朝鮮の政治体制を破壊し、朝鮮半島統一をはかることでしょう。アメリカは韓国に協力するので朝鮮は在日アメリカ軍が動くことを警戒しています。そこで日本に対する攻撃能力を見せつけることで日本がアメリカや韓国の朝鮮戦争再開に反対することを期待しているのではないでしょうか。現時点で朝鮮戦争再開の恐れはそれほど大きくないと思います。

中国の海警船が尖閣諸島周辺の日本管理海域に入り、日本漁船の操業を妨害するのは大迷惑です。日本管理を知りながら、尖閣諸島は中国の固有の領土と主張して日本漁船の操業妨害をやめません。しかし、もし日本側が攻撃して海警船を追い出すと、中国は局地戦を始め、戦争で尖閣諸島を占領し、軍事力で管理しようとするでしょう。この局地戦は長く続き、双方、現状よりも損失の大きいものになるでしょう。つまり、現状維持の方が損失は小さくてすみます。忍耐して、中国との局地戦を避けることがだいじです。

中国が台湾を攻撃した場合、在日アメリカ軍が参戦すると日本は中国の攻撃の対象になります。現時点でアメリカは参戦することにはなっていないと思います。武器弾薬を提供するような軍事支援ではないでしょうか。したがって台湾有事即日本有事とはならないと思います。日本はそうならないように外交に最善をつくすべきです。

中国は近年外交を誤り、先進国との経済交流が不調になってしまいました。先進国を追い越そうと焦り、不法不道徳な競争をやってきたと思います。共産党を正しいとし、共産党政治を批判する国内の民族や人々を弾圧し、先進国から批判されても弾圧をやめません。先進国は中国を問題視しています。中国の高度経済成長はとまり、その上、大規模な異常気象禍、新型コロナウイルス禍に悩まされ、経済は低迷しています。この状態で台湾戦争を始めると、中国は大混乱になり、共産党独裁体制が崩壊する確率が高くなります。中国の人々の関心を貧困から戦争に向けさせるため台湾戦争を始めるとの予測もありますが、共産党は自分の崩壊をかけて戦争をやるでしょうか。

隣国の脅威は、不安の段階で予感予測されたものではないと思います。外交努力もせず、不安に基づいて来年度1兆円規模の防衛費増を強行されるのは日本の人々にとって迷惑です。

脱炭素のため原子力重視も大迷惑です。原子力が地球温暖化を防ぐなんてうそです。地球を太陽にする行為です。子孫は、放射能汚染、放射性廃棄物の処理処分で苦悩します。省エネルギーに注力しつつ、炭素系エネルギーを使い続け、大規模植林事業など炭酸ガス固定化事業を世界的規模で展開した方がまだましです。

岸田内閣総辞職を望みます。国会が解散されたら自公に投票せず、自公を無力化したいと思います。

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ロシア隣接国でウクライナ戦争を肯定しているのは朝鮮(北)だけではないか

2022年12月25日 | 世界

ベラルーシの動きが怪しげですが、ルカシェンコ大統領は独裁者で国民的支持は受けておらず、個人的に親プーチンロシア大統領との印象を受けます。ベラルーシが信頼できるロシアの盾とは思えません。国民は顔を西に向けているのではないでしょうか。

中央アジアのカザフスタンは、旧ソ連に所属していましたが、今はロシアから距離をとっています。ロシアのウクライナ戦争が国連総会で非難決議を受けていることをよく承知しています。そのほかの中央アジア諸国も含め中央アジアは平和的で、戦争による国土拡大には関心を持っていません。

中国はアメリカと対立しており、ロシアとの連携を重視していますが、国連総会決議を無視することはできず、ウクライナ戦争には同調できないようで、武器支援は行っていないようです。

これまでロシアから軍事支援を受けてアメリカと対立してきた朝鮮だけは、アメリカとの関係改善の道をみずから閉ざしてきた手前、ロシアとの軍事的関係を切ることができないようです。しかし、ロシアを軍事支援し続ける力はないでしょう。

ロシアは、武器弾薬を国内で調達する以外に方法がないようです。ロシアの武器弾薬企業が、ウクライナ戦争はロシアの負け、自分達の将来も危ないと予測し、プーチン大統領の失脚を早めるため、彼の期待に添わず、武器弾薬生産に消極的になると、ロシアは武器弾薬不足が続き、ウクライナ戦争縮小は早くなります。

ロシアのウクライナ戦争の終結は、ロシア軍がウクライナから撤退することで実現します。軍人を含め、ロシアの人々の戦争反対・非協力で実現します。NATO、さらには世界は、ロシアを滅ぼすことを考えていません。ただし、ロシアは莫大な損害賠償を要求されるでしょう。もちろんプーチン大統領一派は戦争犯罪の罪で重い罰を受けるでしょう。

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ロシアは孤立し、とじこもる動き

2022年12月23日 | 世界

先進国は、ウクライナの戦場縮小に協力し、ロシアと経済交流しないで経済発展を続けることを考えることがだいじと思います。無理してロシアの政治を変え、経済交流国にしようと思わないことです。

ロシアは、先進国に比し、自分の経済水準が低いことに気付けば、いつかは外交方針を変え、先進国との経済交流を求めてきます。時間をかけた方が損害を減らせると思います。

日本は、防衛だ、戦争だと大騒ぎしていると、肝心の経済発展を疎かにしてしまいます。ロシアと軍事力競争するようなお金の使い方は間違いです。経済水準を上げる方が賢明です。

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日本は放射能汚染と放射性廃棄物処理処分に苦悩する国になる

2022年12月23日 | 世界

岸田文雄内閣のエネルギー政策は安易です。自然エネルギー利用技術に疑問を持ち、原子力に依存しています。老朽化した原発の稼働を延長することは放射能汚染の恐れを高めます。新原子炉を開発しても、放射性廃棄物の増加はとまりません。現在も放射性廃棄物の処理処分法が決まっていません。世界で見ても安心技術はありません。深い地下に貯蔵する方法は、まだ実験中です。太陽に捨てる技術はアイデア段階です。

原子力は地球温暖化に無縁と思うのは間違いです。温暖化の原因になっています。地球を太陽にする行為です。

自然エネルギー利用技術は、コスト高、エネルギー安定供給などの問題があります。しかしコストについては総合的長期的に評価すべきです。すでに現代でも既存のエネルギー技術に勝っています。既存のエネルギー技術はつけを未来に残しているので安価に見えるだけです。

エネルギー安定供給は、たとえば電気ネルギーを常温液状化学物質など貯蔵しやすい化学エネルギーに変換する技術を開発すれば問題解決できます。有望なアイデアはいくつかあり、実現性は高いと思います。水素でもいいのですが、扱いがむずかしいと思います。

当面、省エネルギーに注力し、脱炭素、脱原子力を努力するのが正しいエネルギー政策です。岸田内閣は予測と対策を誤り、無策です。

G7に同調し、保守で安心していることはG7の衰退、日本の衰退です。

岸田内閣に期待せず、個人・企業が自分でエネルギー問題を解決する工夫努力が生き残りに必要と思います。

エネルギー問題だけでなく、すべての問題で岸田内閣に期待することは危険と思います。岸田内閣は政府破綻を加速しています。

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自分の事業・仕事・生活の発展を重視して政治の改善努力をしたい

2022年12月23日 | 世界

日本の防衛費増計画は迷惑です。5年間で40兆円規模の防衛予算を組んでも外国の脅威は消えません。相手も防衛費増をやるからです。終わりなき防衛費競争です。

考えを抜本的に変えることを提案します。民生改善を重視して技術開発・生産に税金を使うようにすると、外国の脅威が消えます。外国は日本との交流を重視します。

防衛は的確防衛に徹することです。「強い国」論は無駄が多すぎます。防衛力・アメリカとの同盟強化論は戦争の恐れを高めます。

平和ボケと批判されている人の方が平和に生きる確率が高いと思います。

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どうして日本は幹線道路で大雪による車大渋滞が毎年起こるのか

2022年12月21日 | 世界

今回の日本海側の大雪でまた幹線道路の大渋滞が長時間おこり、死者まで出す事態になりました。幹線道路は国道と思いますが、幹線道路をつくった以上、管理は国の責任です。大雪が降る予報はちゃんと出ていました。大渋滞を防ぐ体制に道路管理当局は入るべきでした。過去の失敗を全然活かしていません。失敗を繰り返しています。

道路管理だけではありません。国の予測、対策は機能不全です。

このような国が、兆円単位の防衛費増と言っていますが、お金をかけても、防衛に関する予測、対策が機能するか疑問です。

できる国であることを証明するため、まずは幹線道路が大雪で大渋滞をおこすようなことがないようにしてもらいたいものです。

国交相は毎回公明党から選ばれていますが、公明党の人が有能だから選ばれている感じはまったくしません。自民党に協力してくれるからお礼に国交相のポストを公明党に提供している感じです。

国ではこんな人事がすべての分野で行われています。増税反対は正しいと思います。防衛費増にしても、国の安全はまったく改善しないと思います。お金は自分の、あるいは自分が気に入った事業・仕事に投資した方が有益です。

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商船三井のウインドハンタープロジェクトは素晴らしい

2022年12月18日 | 世界

日本の山間部の村に小水力発電施設を設け、村の電力需要をまかなった上、売電して収益を上げている若い事業家のお話しも、村おこしができており、素晴らしいと思いますが、やはり若い事業家が、原発依存ではなく、台風でも破壊しない風力発電装置の開発に挑戦し、実験装置の規模を少しずつ大きくしながら耐風性、発電効率の改善を行っていることも素晴らしいと思います。

一方、海上運輸の大手が、悩みの種の海上の強風を風力発電に活かそうと思いつき、広大な洋上で強風を求めながら帆船を走らせ、海中の水車を回転させ、発電機を回し、海水の電気分解で水素をつくり、水素を液状炭化水素燃料に変え、船倉に貯蔵し、満タンになったら基地に帰り、燃料を陸上タンクに移し、また強風を求めて洋上を走るというアイデアを打ち出しましたが、このアイデアにも感心します。ウインドハンタープロジェクトとはいい命名です。すでに小型帆船による実験は成功し、大型化に挑戦するそうです。

愚かな岸田文雄内閣の政治のお話を聞いていると暗い気持ちになりますが、前向きの希望がある事業のお話しを聞くと明るい気持ちになります。現在の日本、現在の世界の政治に心を奪われるより、民生に役立つ事業・仕事に関心を持ち、自分の夢の実現に全力投入して生きる方がはるかに幸福と思えます。

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ロシアはウクライナに勝っても衰退は必然

2022年12月17日 | 世界

現代世界は法の世界で、戦争勝者の世界ではありません。国連総会、あるいは世界は、ロシアが勝ってもロシアを戦争犯罪国として非難し続け、ロシアは自由に世界と交流できません。非難されているだけでロシアの人々は自由の心を失い、心は重く、生産性は低下します。世界との対立が続き、ロシアの人々は孤立を感じて生きます。ロシアはウクライナに勝っても衰退は必然です。

プーチンロシア大統領一派は、負けたら即失脚と思いますから、必死に戦争に勝つことを考えています。ウクライナがどうなろうと、世界がどうなろうと、彼らは、人間性を失っており、自分の意地だけで戦争しますから、まさに人類は大損害です。

戦争するロシア軍人は、戦争に反対すると自分が罰されるという恐怖で、戦場に行きますが、戦争の意義を感じませんから、必死には戦いません。長距離攻撃担当は、比較的戦死の確率が低い上に、被害地が遠いので、弾薬ある限り、撃ちまくるだけでしょう。

しかし占領地の維持ができなければロシア軍撤退は必然です。占領地は廃墟になりつつあります。占領継続意欲を失います。最近は占領地でのウクライナ側パルチザンの活動がよく報告されるようになりました。維持は困難になります。

ロシアの人々が戦争は勝っても大損と知り、戦争反対の大波をおこしてプーチン大統領一派の失脚を早めることを祈ります。

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