心の旅紀行

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アメリカと中国は冷戦状態なりつつある

2021年03月20日 | 世界
アメリカと中国の外交担当間の会議が終わりましたが、やはり双方の考えを確認し合うだけで終わりました。中国民主化は当分期待できません。政経分離による経済交流をどうするかあまり情報がありません。アメリカは、中国は知的財産権を犯しているとか、情報知識をぬすんでいるとか、中国に対し非常に批判的ですから経済交流も締め付けが厳しくなるのではないでしょうか。

台湾問題が非常に大きいが、本当に中国は台湾を攻撃するか、もし攻撃したらアメリカはどう行動するかわかりません。台湾は現時点でアメリカの姿勢に感謝しています。アメリカは軍事的支援をする確率が高いと思います。

アメリカと中国の対立は冷戦状態になりつつあります。アメリカを中心とする中国包囲網の形成は続きます。アメリカ、インド、オーストラリア、日本に加え、イギリス、ドイツ、フランスもアメリカ側につく動きです。

中国の問題は、専制政治をやめるかどうかの問題ですから中国政府にとって難問です。台湾併合を諦めたら中国政府はアメリカに屈したことになります。しかし、台湾を攻撃するか、台湾を諦めない姿勢を続けるだけか、わかりません。

日本については中国との経済交流はどうなるでしょうか。南シナ海の航路問題、東シナ海・尖閣諸島問題が絡んでいるので中立という訳に行かず、やはり対立が深まります。したがって経済交流は縮小する方向だと思います。日本経済に大きな悪影響が出るでしょう。中国以外の国での生産、国内生産の重視、民主主義国との経済交流強化など用心深い対策行動が必要です。
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