韓国叩きをやっても日本人は損するだけ

この単純なことにどうして安倍晋三内閣は気付かないのでしょうか。
外交が下手と言うしかありません。

アメリカの仲介を待つまでもなく、日本は韓国叩きをやめるべきです。
韓国叩きを続けても韓国は日本の思うようには動きません。
関係は悪化するだけです。

隣国との関係悪化は、まず朝鮮（北）との関係悪化から始まりました。
今韓国との関係が悪化しつつあります。
これで終わりません。
隣国との外交下手は日本の問題です。
台湾、中国、フィリピン、ベトナム、ロシアとの関係も悪化していくでしょう。

東アジアで孤立し、やがてはアメリカとの関係も悪化するでしょう。
暗い外交が次から次へと関係の悪い国を増やします。

この悪循環から脱する唯一の方法は、暗い外交を捨て、つまり韓国叩きをやめ、明るい外交を取り戻すことしかありません。
日本にとって安倍内閣を捨てることは非常に重要な行動と思います。
これができないと暗い外交が続き、世界での日本の孤立化が進みます。

東アジアでは中国が戦争する恐れが大きい

中国は世界秩序を重んじるとよく言います。
ところが平気で外国に力を行使し圧力を加え、国土拡大を図ります。

尖閣諸島を日本が管理していることは明白です。
しかし中国は尖閣諸島を中国の島だと主張して海警船を出して日本管理海域に強引に入ってきます。
海警船だからまだ日本は我慢していますが、もし中国の軍艦が入ってくれば日本は撃退します。
中国は日本と戦争する恐れがあります。
したがって日本は対中国防衛を考える一方で戦争を避ける方策を考えることが必要ということになります。

南シナ海は中国が自分の海と主張して具体的に島を囲い込んでいます。
当然のことながら不利益をこうむる国は中国と対抗します。
中国は南シナ海で対立する国と戦争する恐れがあります。

中国は台湾を中国の一部と主張し、国連もそう認めています。
しかし台湾は中国に吸収されることを欲しません。
中国は、戦争してでも台湾を吸収すると言っているし、かつて戦争したこともあるので台湾と戦争する恐れがあります。

東アジアを観察すると中国が戦争する恐れが大きい国です。
中国から戦争圧力を受けている国は、国連の下に協力して一丸となって中国に対抗することが必要です。
ばらばらで中国と対抗しても中国に勝てません。

竹島問題は、日本は、竹島を日本の島と主張していますが、巡視船を韓国管理海域に出すようなことはしていないので日本が韓国と戦争する恐れは小さいと思います。
しかし日本が特殊化学品3品目で輸出規制を始めたことは韓国にとって圧力でしょう。
韓国が日本と戦争する恐れは小さいと思います。

北方諸島問題は、日本は北方4島は日本の島と主張していますが、やはり巡視船を出すような動きを示しておらず戦争する恐れは小さいと思います。
ロシアも日本と戦争する恐れは小さいと思います。

しかし日本は東アジアでは中国についで戦争する恐れがある国です。
戦争準備をしているかのような動きが目立ってきています。
アメリカとの同盟、自衛隊の強化、憲法第9条を変える動きなどがその兆候です。

韓国に対する日本の外交は報復的

安倍晋三内閣は従来の規則に従って韓国への輸出管理をやっていると説明するが、これまでの慣習的管理を突然やめ、規則的管理に戻したことや、フッ化水素、フッ化ポリイミド、フォトレジストという日本の会社のシェアが大きい特殊化学品に絞って規則的管理に戻したことは異様です。
これらの特殊化学品が韓国において不法に利用されていると言うならば、まず韓国に不法をやめるように注意すべきです。
突然輸出規制をやってから、韓国側に不法があったと主張するのは非常識です。
どうも韓国側の不法もはっきりしません。

日本は民主主義だというのに、国民がわからないまま、安倍内閣が内閣を信用せよと言って勝手に韓国との関係が悪化するようなことをやるのは不法です。
8月に入ると早々臨時国会を開くそうですが、国会は、安倍内閣がどうして韓国との関係を悪化させるようなことをしたのか厳しく追及してほしいと思います。

感情的、報復的行動であったら安倍内閣を不信任し、総辞職に追い込んでほしいと思います。
隣国との関係を軽視するような内閣は国民のためになりません。

小さな問題を大きくするような外交は拙劣です。
韓国が悪いと言えば赦されるような外交の失敗ではありません。
日本が合法かどうか、慣習法にあっているかどうかの問題です。
世界における日本の信用を落さないかどうかの問題です。

安倍晋三内閣の総辞職を希望する

対韓国日本外交の急変理由がわかりません。
日本国民に理由を説明しないまま、安倍内閣が暴走しているような印象を受けます。
韓国叩きをすれば参院選で自民党支持が高まると思ったのではないでしょうか。

韓国の反日感情を高めただけでなく、世界における日本の信用も損なわれたのではないかと心配です。
安倍内閣では内政も外交も限界です。
安倍内閣総辞職を希望します。

日本は経済がわかっていない

韓国経済が縮小するのを日本は喜んでいます。
経済戦争に勝ったという気持ちのようです。
愚かです。

韓国の経済発展は日本の経済発展に有益です。
韓国の経済衰退は日本の経済衰退の原因になります。
こんな簡単な経済論がわからないようでどうして日本の経済が発展するでしょうか。

どうして韓国が竹島を管理しているのか

日本がアメリカに占領されている間に韓国が竹島を吸収しました。
このときアメリカが韓国の行動を不法と言ってとり返せばよかったがアメリカは韓国の行動を黙認しました。
こうして竹島は韓国の島になりました。

日本が占領から解放された後、竹島を日本の島と主張しましたが、韓国は自分の島と思っていますから返しません。
アメリカもどうしようもありません。
アメリカが韓国に竹島を与えたようなものです。

日本はアメリカに文句を言えばいいのに何も言いません。
今もアメリカの衛星国ですからアメリカに頭が上がりません。

そこで韓国に文句を言っています。
韓国は日本の主張を認めません。

最近は韓国叩きを始めましたが、力で竹島を取り返すということでしょうか。
叩かれても韓国は返しません。

韓国と日本の対立をアメリカが仲裁すると言いますが、アメリカは韓国に竹島を日本に返せとは言いません。
アメリカが仲裁するとは、日本が韓国叩きをやめることを求めるということです。

戦争した日本が馬鹿だったと反省し、韓国を叩くのではなく、アメリカより生活水準の高い国となってアメリカの衛星軌道から離脱し、アメリカと同じ惑星になることが大事と思います。

日本はアメリカの衛星国ではありえなくなるのではないか

今回の参院選では自民党が大幅に‪議席を減らし、124議席中57議席（46％）しかとれませんでした。
改選前は66議席（53％）持っていましたから大敗です。
公明党との連立解消論がありましたが、連立の必要度が上がってしまいました。
自民党は不自由になるでしょう。

アメリカはとまどっていると思います。
日本は自民党独裁国ではないと知ったからです。
日本に無理を言うと自民党がどんどん弱くなって同盟が危なくなると心配しているでしょう。

自民党が負けた沖縄県は在日アメリカ軍縮小交渉をやりやすくなります。
自民党が負けた地方の農業県は農業を守りやすくなります。
自民党もある意味アメリカとの交渉がやりやくなるのではないでしょうか。
アメリカにゴマスリするだけでは自民党が潰れます。

今後アメリカとの関係がどうなるか読めませんが、アメリカが同盟より経済的権益を重視してくる可能性は十分あると思います。
日本はアメリカの衛星国から惑星になることを強いられる可能性があります。

アメリカも惑星、日本も惑星となると何を太陽とするかが重要になります。
当面は国連を太陽とすることが最善です。

日本が太陽となる考えは愚論です。
そんな世界はありえません。

（注）日本が国際捕鯨委員会を脱会したこと、韓国に特殊化学品3品目の輸出規制を始めたことは失敗でした。惑星どころか、軌道からはずれて、宇宙空間をさまようかもしれません。

アメリカの要請で自衛艦をホルムズ海峡に出してはいけない

アメリカと同盟すると言っている日本が、ホルムズ海峡に自衛艦を出せとのアメリカの要請を断ることができるでしょうか。
参院選の最中は自民党政府は出さないと言ったが、選挙に勝った今は、情況が変わったと言って出すでしょう。

ホルムズ海峡の安全管理についてはイランが非常に強い関心を持ち、アメリカに対抗しています。
すでに軍事力の行使が始まっています。
戦争は拡大すると予測します。
アメリカの要請で自衛艦を出せばイランに攻撃される確率は100％です。
アメリカ対イランの戦争でホルムズ海峡の航行は危険になるだけです。

アメリカの要請は断り、国連を中心とする関係国で安全管理について話し合うのが最善です。

経済制裁や戦争で日本の平和を維持できない

自民党は自衛隊の強化、経済制裁、アメリカとの同盟の強化、アメリカの軍事行動への参加を重視するが、これは日本の平和度を落す行為です。
自民党では日本は戦争する国になります。
アメリカと一緒になって戦国の世界で戦争することになります。

自民党を潰し、世界の最先端を行く憲法を大切にし、国連を立て、世界の平和主義国と団結し、世界を平和にすべきです。

今回の参院選では立憲民主党、共産党などに投票し、自民党の圧勝を防ぐことが非常に大事と思います。

参院選では自民党議席大幅減を祈る

隣国韓国との関係悪化は放置できません。
自民党政府では関係改善を望めません。
明日の選挙では自民党大敗を祈ります。