12月14日(水)夕方、彼に久しぶりに会った。
今年4月デザイン版下の会社を閉じて
葬儀関係の仕事を始めた。
息子の結婚祝いを持ってきた。
彼が持ってきた酒とつまみで飲む。
今までと全く関係ない仕事について八ヶ月
痩せた体を見ると苦労が滲み出ている。
妻とまだ学生である子供3人を抱え
育てるためには辛抱しかない。
ひと月の半分は泊まりで病院内夜中に患者が死亡した場合
30分以内に駆けつけ霊安室に運ばなければならない。
風呂やトイレに入ろうが片時も携帯電話は離せない。
入浴中でも死亡連絡があれば中断して直に駆けつける。
葬儀の舞台裏仕事を聞くと興味津々だ。
このブログで内幕を暴露する訳にはいかない。(殺されてしまう)
私と仲の良い方々つまり自営業者やサラリーマンでも殆どが不遇というか
能力ありながら冷遇され隅に追いやれる。
しかしパーソナルの歪んだ人間に限って出世や金儲けがうまい。
誠実な人間関係など脳には持っていないので
お人好しの人を見つけ利用する。
心身が空になるまで搾り取ってしまえば
ハイ、ご苦労さんも言葉もなく捨てていく。
九段本店 長野のように
被害者は一杯いる。
彼は私のブログを読んでいて、私が妻子抱えて苦闘した時代の日記に
励まされ耐えている。
私が苦闘時代は高度成長の右肩上がりだったから幸運だった。
現在、明るい展望のない日本を覆う不況を思うと
彼に励ましの言葉もない。
23時まで柳橋事務所で飲んだ。
谷川岳 一の倉