11月22日(土)
丹沢高取山Ⅱの続き
14時25分 弘法山に着いた。
秦野への下りの道に入った。
英語で話す少女の声がする。
ブラウンの髪に少し金色が混じる少女が二人。
お父さんに話しかけている。
10歳前後の姉妹のようだ。
お父さんは二人を無視するかのように
先にどんどん歩き出す。
少女二人は枯れ枝を持っていて
お父さんが離れた途端
「コッチの棒がいいよ」
「これを引っぱて行こう」
「線を引きながら行こう」
突然 流暢?な日本語会話だ。
日本語をしゃべれないお父さん
お母さんは一緒にいないようだが
ハーフには見えず。
純然たる色白の外国人に見える。
英語と日本語を見事に使い分けるバイリンガル少女を
山中で見るとは驚き。
弊社に15年前 中国人留学生が仕事していたが
卒業後アメリカに渡った。
彼女は北京語は当然、日本語は日本の大学、英語はアメリカの大学で学んだ。
優秀な中国人と結婚した。
旦那はアメリカの研究所に勤務。
グリーンカードを取得して、中国籍を捨てた。
現在は夫婦と息子一人でロスアンジェルスに住んでいる。
先日 その中国人女性から弊社のデザイナー女性に電話がかかってきた。
彼女達は日本の大学の同級生なのだ。
会話内容は、ディズニーランドの近くに自分達の住まいとは
別に住宅を買った。
ペンションにして観光でディズニーを訪れる
中国人を宿泊させる。
優秀なビジネスセンスがある女性だ。
お父さんも共産党幹部だが
来日して私達と交流してからは
親日になり、中国が嫌いになった。
外国言語を身につけ、文化を知ることが
如何に反日、嫌中の齟齬を解消させることが出来る。