3月7日（土）午睡後 午後3時 診療所へ
最近痩せた看護士のオバサンが読み上げる。
「血圧測定 上99 下52 脈拍79」
とても良い数字だと医師が言う。
75歳の老先生とグルメ談議。
老医師から2冊の小冊子を渡される。
そして告げられた。
「元気だからといって、くれぐれも過食、過飲はいけませんよ」
「はい！分かりました」
これから行くのかね？
私は頷いた。
時計は15時50分だ。
診療所がある小道を駅に向かった。
行列が見える。
最後尾に並んだ。
行列に驚く通行人は「何で並んでいるのですか」と訊ねている。
加賀屋の開店は午後4時。
地元の二大名店である。
通りに並ぶ他の居酒屋には殆ど客はいない。
オープンと同時に広い店内のテーブル カウンター席は満席。
店員がオシボリと飲み物のオーダーを素早くとる。
直ぐに出される。
スピードとテキパキした対応に客も手馴れて応じる。
焼酎ハイボールとガツ刺し頼んだ。
老先生から渡された冊子
「尿酸値が高い方へ」
「コレステロール コントロール」を
カウンターに広げる。
読みながら飲み食べる。
診療所には健康保持のため通院するのか？
酒を飲めるようにするために行くのか？
自分でも判らない。
