6月1日(水)
今日は弟と相談事があり介護病院で会うことにした。
17時45分 渋谷スクランブル交差点を渡り
渋谷スクランブル交差点5
道玄坂を上がり、いつも歩く道ではなく
東急文化村の裏手を通った。
松涛のお屋敷は、堅牢な長壁続く
通りにライトを点けた乗用車が停車している。
松涛
男が一人運転席でハンドルを握って
前方を窺う。
要人警護の車のようだ。
18時半 お袋は計算ドリルをしていた。
3桁足し算 引き算までは回答できるが
掛け算 割り算は難しいようだ。
しかし、この病院の患者で
計算を出来るのは92歳のお袋だけ。
私より計算は早い。
既に弟は到着していた。
19時半 介護病院を出た。
道玄坂の小路に入った。
渋谷快楽小路
数分前は、命の灯が限りなく消えかかる一角にいた。
小路の煌めきは、若い男女の情熱が燃える一角。
眠らない坂道は饗宴の光と西洋言語と東洋言語が飛び交う。
快楽はあるが、異国に比べ安全である。
渋谷スペイン坂
20代の甥っ子はこの地域をパトロールする警察官。
間もなく、結婚する。
良かった。