馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

50年前の厳冬期白馬岳登頂を回想 3

2018-07-18 10:54:13 | 日記

50年前の厳冬期白馬岳登頂を回想2

続き

  

帰路の車に乗り込む時

切れ切れに綿帽子の雲間から見え隠れする

山嶺を仰ぎ見た。

 

若くして逝ってしまった同期の無念に想い馳せる。

同期が北アルプスで滑落死して45年の歳月。

生きていれば69歳。

  

それと、51歳で逝った同期は、故郷立山を仰ぎ見る

富山平野の田の畦道に建立した墓石に

31歳で亡くなった父と眠る。 

栂池高原には、頂きから雪渓と緑なす急峻な樹間を吹き抜けて

一陣の爽やかな風が老いた肉体に吹き抜けた。

 

バイバイ 又来るよ