馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

ダニに追い出される。 歌を忘れたカナリア

2024-11-04 08:28:20 | 日記

11月3日(日)文化の日
午後、娘と亭主がやってきた。
隣接するショッピングセンターへ出かけた。
マットレスと防ダニ敷布団を買ってきた。



亭主が今年4月、岩手盛岡に赴任したため出戻った。
結婚して2年間、官舎住まい。
娘の北向き部屋は、入れ代わりにダニが棲むようになった。
いごごちが良かったのか、大いに繁殖。
ダニ獲り器を買い、スプレー、日干しも試みたが勝てない。
隣接ショッピングセンターには、
大塚家具とニトリが向かいあっている。
大塚家具には、殆ど客無し、閑散
ニトリは、客が大いに賑わう。
私のベッドはニトリ。
三か月に一度、マットレスを逆にしなければならない。
面倒なので、毎晩、枕を反対にするだけ。
マットレス、布団は数年に一度、買い替える消耗品。
それまでは、祖母が可愛孫息子娘にデパートで買ってあげた。
ベッド自体は、頑丈な引き出し付木造り新潟製作。
弊社のビジネスは、ステーショナリー類の輸入
国内では、軽工業品製造衰退での需要
それと、変圧器部品製造。
ウクライナロシア戦争と中東の争いにより
海外製造の不安定化により、国内製造。
トランプは、アメリカ経済を促進と雇用の増加を叫ぶ。
アメリカが鎖国でもするのか?
馬鹿か?
財産の貧乏を治すことは優しいが、
精神の貧乏を治すことはできない。
モンテーニュ【エセー】



14年前のブログ
再掲

2010年4月17日
4月15日(木) ビッグサイトで開催されている
プレミアムインセンティブショーを午後見に行く
リーマンショック後、企業は販促品を作らなくなった。
それに伴いプレミアムインセンティブショーに出展
する業者やバイヤーも減少。
西館で2.3ホールのみで開催
数年前まで花々しく出展していた業者は殆どいない。
新興業者が1ブースでの出展が目立つ。
弊社も6年前までは出展したが全く商談が成立しなかったので
止めた。現在は年2回のギフトショーに出展していて連続24回になる。
場内を2時間かけて見たが目新しい商品無し。
知り合いの業者に挨拶して5時には銀座に向かった。
今回、プレミアムインセンティブショーを見るのが目的
ではなく、弊社の仕事を台湾でフォローしてくれる
台湾人がビッグサイトで開催されているLED照明展を
見に来たのでついでにプレミアムインセンティブショーを
見ることになった。
午後5時半、銀座三越前で待ち合わせ
台湾から二人 上海から一人が来た。
上海から来た男は銀座アバクロで買い物をした。
当人の装いや体型からはこの店のファッションは似つかわしくないと
思えるのだが。
彼は店内を揺るがす音楽の中
音を打ち消すさらなる大声で上海に携帯電話で
しゃべっている。
上海のお客から頼まれた衣類を購入しているのだ。
上海に住んでいるのだが、台湾人で大陸の女性と結婚
台湾では既に両親は亡くなっている。
上海に渡って20年、その間事業を起こし
2度失敗、台湾に逃げ帰った時、空港での所持金は
日本円で300百円しかなかった。
3度目の挑戦、不動産バブルに燃える魔都上海で
ショッピングモールを立ち上げ大成功
初めて来日、湯水のごとく銀座でブランド品を買い上げ
上海の取引先にプレゼントするのだ。
彼は言う。
中国ビジネスには高邁な理想や屁理屈は要らない。
ただ、人脈あるのみ 裏返せば金欲、物欲、性欲を
顧客に提供満たしてあげればよいのだ。
突然はじける景気の前に稼げるだけ稼ぐのだと言い切る。
その後、新橋の高級焼肉店で飲食。
3人とも経営的立場の人間だ。
彼らの話は興味深い。
アジアで不況は日本のみだと言う。
確かに先進国欧州、北アメリカは深刻な不況だ。
日本は「歌を忘れたカナリア」だと言う。
本来持っている日本人の勤勉性、感性をないがしろにして
物造りに怠慢になってしまった。
グローバル化やITの急速な発展で 
日本人は一般的に製造は下と見て
海外工場に任せてしまった。
なやら訳分からん金融工学だとか
ネットを活用して商売しようとする
仮想商売に浸ってしまった。
 弊社が輸入する軽工業品や雑貨は
日本で造るノウハウが失われてしまった。
造りたくとも 機械設備や技術を受け継ぐ労働者が
いなくなってしまったのだ。
現場で立って、身体全ての五感を磨いて物を作ること
忘れてしまったのだろうか。
私は16歳の時から働き始めた。
ガソリンスタンド、証券会社での相場黒板書き
小学校の用務員、ビルの窓拭き
朝6時半起床、労働、勉強帰宅は午後10時半
辛くは無かった。
弊社は徽章、バッジをデザイン製作しているが
表向きはその仕事の看板は掲げていない。
徽章会社の下請けなのだ。
日本にバッジ等を作る職人さんが消えつつあり
私のような輸入貿易会社に依頼するようになった。
徽章会社は今ではブローカー的位置になり
製造ノウハウが失われてしまった。
今はアジア諸国に作らせている。
まもなく、ゴルフアマチュア選手権の記念品バッジを製作にはいる。
5月連休は検品と詰め作業、発送を
63歳の私と60歳の妻ですることになる。
貧乏でも誇り高く懸命に働き
自らの価値と存在を守りたい。

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