馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

(3)武漢の戦いから父帰還 義父ビルマへ転戦。

2024-11-09 08:11:58 | 日記
11月8日8(金)未明 目覚め、ベッドに横わたり
 窓ガラス越しに煌くオレンジ明かり、月は隠れた。


烈日は去って束の間の秋気も寒気に追われる。
熱中症後遺症の疲労は去った。
だが、両腕と左脚の痛みは
寒気が肌を締め付けるのか痛みと痺れ。
朝9時、ハンダ付けを始める。
ハンダ付け  

10日までに千個仕上げねばならない。
急ごう。



(2)使い捨て無名兵士 中原の戦い

続きです。
実父は、盧溝橋事件と武漢の戦いから帰還。
結婚します。

再出征が予測されましたが終戦となった。
長男は那須の疎開先で生まれ
次男の私は東京下町のアパート6畳一間に
弟が生まれ一家5人暮らしとなります。
父はGHQ支配管理下の軍需工場で働きます。
多摩川土手から工場が見える。
アメリカ軍人と日本人労働者が二人
戦車が動き回る。

本物戦車が小山を越え、池に入る。
その光景を、子供ながら黙って見続けます。
走馬灯の如く、77歳にして鮮明に蘇るのです。

小学生になると、午後、雨が降り出すと
母に言われて、父が働く軍需工場へ
傘を持って、大きな門で待っています。
門にはアメリカ軍の制服の男が立っています。




大雨の中、30分程、待ち続ける。
労働者が次々と現れる。
父が出てきた、
父は両手を挙げます。
憲兵が全てを検分します。
必ず雨降りの日は、次男の私が役目です。
僕には幼い頃の写真があるが少ない。
二つの写真が並べます。
一つは、粗末な服装の浮浪児風





どちらも本物写真
当時は、何処の家庭も東京は敗戦の帰還者で溢れ貧しい暮らし。
古びた服で、多摩川べりで泥だらけで遊んだ。

義父は中原の戦いを経てビルマへ転戦となった。









続く
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[NHKスペシャル] 新発見 78年前の“戦場”を記録した音声 | “戦い、そして、死んでいく” 〜沖縄戦 発掘された米軍録音記録~| NHK