10月19日（水）午後 日本橋 べったら市に行く。
毎年 昼に行って屋台で食べるのだが、今年は事務所で
秋刀魚焼き食べてから出かけた。
要するに屋台の食べ物が旨くない、又落ち着いて食べられないからだ。
特に的屋屋台は油が悪く具材の質も落ちる。
必ず神社脇に出る屋台の煮込みを食べる。
人形町の老舗の料理店、よし梅、今半、魚久、新高屋 小春等の
屋台が並ぶ、ここなら安心してつまみ食いが出来る。
ベルギービール、日本酒大吟醸を飲み焼き鳥を咥え
子供神輿大人神輿の賑わいに酔いしれ
肌寒なった秋の夕暮れを楽しんだ。
マドンナは毎回クレープを食べる。
妻も娘もお祭り屋台ではクレープを食べる。
どうしてだろう？
男が焼き鳥食べるのと同じか！
事務所に戻り
マドンナ」がチェコで買ったビール、フランスのチーズ
オーストリアのチョコレート、べったら市で買った
インドサモサ、煮干だしの残りを佃煮したつまみ、
にんにく醤油漬け、芋焼酎、ホッピー割り
無国籍つまみで夕餉を味わった。
10月14日（金）19時 マドンナからメールが届く。
文面
「３都市めのパリです
セーヌ川でクルーズしました」。
トラブルもなくご両親と楽しんでいるようだ。
私も35年前、2年間ローンでパリへ行った。
寒かったのでマーキング（放尿）場所探しが大変だった。
あの頃パリは憧れだったが
現在、金融危機で暗い都になっている。
1976年パリ セーヌ川
うあ”！ファッション、化粧がセピアオールドだ。
10月13日(木)16時半頃息子と半蔵門線に乗車。
17時半頃病院着く。5階の個室を開ける。
お袋は看護婦の助けを借りて排尿の最中。
私達を見て泣きだす。
お袋が痛がるので息子がお腹の湿布取り替える。
ベッドに横たえ、枕まで頭を持ち上げる。
弟が19時頃来るので、一旦外で食事することにする。
私達が帰ってしまうのかと心配するお袋。
近くの中華料理屋に入る。客がいない。料理が出てきた。
注文した料理と違うと言った。
店主は言う。「メニューの写真は調理する前の炒めていない材料」・「炒めるとそのようになります」納得はするが釈然としない。
19時病室に戻る。弟夫婦がいた。
大学病院の副院長の義妹が私服でお袋の鼻、口から痰を取り出し、足を温浴で揉んであげていた。
弟が溜息混じりで言う「もうダメかもしれない」
死が間近に迫ったのではなく、認知症が急激に進んだのだ。
昼間、自宅に一人でいるがヘルパーも来るのだが
同居する弟は自営業、その妻は大学病院の副院長兼看護部長
子供はいないので昼間介護が出来ない。
特養ホームは入居待ちが多く直ぐに入れない。
有料ホームに入れたいが本人は頑なに拒む。
私の兄も一週間に一度、世話しに実家に立ち寄るが
未だ現役の予備校講師なので面倒見られない。
私の妻は癌を発症しながら、90歳になる実母の介護を妹と手分けして泊りがけでしている。
時間はこのような状況ではゆっくりと流れる。
日本人の寿命が0歳から85歳。
介護をする子供達は60歳過ぎ。
解決は忍耐とその時が来るのを待つだけ。
10月10日 午前8時半、葛西臨海公園駅着
息子が向かえに来た。バスが来ないのでタクシーに乗車。
途中、上州屋の自販機でアオイソメを購入
そこから左近川沿いの
親水公園前でタクシーを降りる。
これから、この場所でハゼ釣りをする。
朝9時、川面は引き波で水位が低い。
早速竿を入れる。
岩を敷き詰めた岸は水が乾いていないので
滑って左手は傷、ズボン後ろは泥と苔付き。
最初からつまずきは嫌な予感。
最初に息子がハゼを釣る。
昼頃 息子の嫁さんが自転車でやってきた。
嫁は釣りが大好きだそうで、息子と交際始めた最初の頃
釣りをしようと言って断られたそうだ。
12時少し前に娘からメールがはいる。
文面は
「横浜のビール工場見学に来てます・
ただいま、試飲タイムで昼間っからビール飲んでまーす」
アルコールを全く飲めない娘が飲むのは驚きと
何でビール工場にいるのか？
やっと昼過ぎ私もハゼ一尾釣った。
天気は快晴 暖かく、戸外で遊ぶ運動の日だ。
嫁さんは既に5匹も釣っている。
我慢強くじっとウキを見つめている。
息子には苦手なようで、糸が絡めば嫁にさせ、餌付けまでさせる。
通常は男が女にしてあげる優しさのはずだが？
団塊オジサンには理解出来ない。
川面には家族のボート漕ぎが浮かび子供達の歓声が聞こえる。
岸辺の草地では若者達がバーベキュー、ボール遊びに興じている。
3連休最終日、お金もかからず家族で楽しむ健やかな時間。
朝食、昼食抜きで16時まで頑張る。
釣課は12匹 内訳は私3匹息子3匹嫁6匹でした。
早速息子の住まいで天麩羅にする。
嫁さん料理好き、塩もみしてぬめりを取り
頭内臓もとってコロモ付けて
揚げたてにビール旨かった。
18時 息子とスパに行く。
http://www.yudokoro.jp/index2.html
大混雑だ。
50年前の江ノ島海岸海水浴場を思い出す。
立って入浴、立ってサウナだった。
ジャガイモを洗った残り水のように
感じて、最後のシャワーを念入りに浴びる。
行ったことないがインドガンジス川の水浴びよりは清潔か？
19時 休憩所で生ビールを飲みながら嫁さんが来るのを待つ。
20時、西葛西駅近くの中国料理店食事。
朝食昼食抜き、サウナ入ったので
ビールもサワーも胃袋へ一直線に流し込む。
21時、ヨーロッパを旅する弊社マドンナからメールがきた。
以下文面
「今こちらは昼過ぎの2時7分です」・
「やっぱり海外は小さなトラブルが毎日
やって来ます」・
「今はプラハからウィーンへ向かう列車の中で・
食堂車で昼食を食べました
疲れと列車の揺れにちょっと酔いぎみです」
22時息子夫婦と西葛西駅で、サヨナラする。
東西線乗車、座る、眠る、目を開ける。
停車駅名を見る。 うん！ ここは
飯山満駅だ。降りたの初めてだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E5%B1%B1%E6%BA%80%E9%A7%85
酔い過ぎた、乗り過ごした。
船橋の秘境と呼ばれた地に東葉高速線が開通
この時間で祝日ホームは私の貸し切り状態。
戻り電車で西船橋駅に行き、そこで京葉線の乗り換え
南船橋駅に着いた。
23時半自宅着、直後息子から電話が入り
「何処だ」！心配したのだろう。
「乗り過ごしたが、無事帰った」と伝える。
妻は既に休んでいた。
私も娘も不在で母親介護もなく自宅でひと時の寛ぎをした。
娘も入浴中だった。
私のお袋も金曜日に横浜の自宅で一人でいて倒れ、真向かいの方が気付き
救急車を呼んだが近くの病院は受け入れてもらえず
横浜の外れから妹のいる東京目黒にある大学病院へ搬送。
当初4人部屋だったが個室に移った。
今週、泣いてばかりのお袋を見に行かねばならない。
大震災後、政治は与野党が国民不在の奪権闘争、ギリシャ危機後
フランス金融機関破綻、TPPはどうする、放射能は処理出来るの？
年金はどうするの？
暗いはずなのにメディア報道は、なぜか緊張感がない嘘っぽく聞こえる。
大衆をリードしていると自負していたメディアは信用されなくなった。
そんなご時世だが私の家族は慎ましくも
体育の日 家族それぞれの小春日和を過ごした。
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