京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

夏キモノ!黒地ちいさな葉っぱ柄の小紋絹芭蕉の着物

2021-06-26 09:30:00 | 着物
ドタバタと決まりましたね。
オリンピック開催。
 
賛否両論。
終わってみない事には分かりませんが、こちらは応援だけですけど、出場される選手はそれどころではないですよね。
どの選手も努力されてきた事でしょうし、開催されるからには参加者全員を称え、お家で熱く観戦したいと思いますが、何だかモヤモヤ。
無事終わる事を祈るばかりです。
 
さて、オリンピック開会式まであと約1ヶ月ですが、お着物の準備も約1ヶ月ほどかかります。
しかも今は仕立て屋さんが混みあっており、納期に40日ほど頂戴しております。
 
夏の着物の準備はお済みですか?
 
今日は晩夏に着たいウスモノの着物をご紹介します。
 
【正絹夏芭蕉きもの地・黒地に舞葉文柄】
 
 
淡い曲線と軽やかに舞う小さな葉っぱ。
渋くなりがちな黒がやわらかい印象になりますー。
 
白い縁取りだけの葉っぱもあるのですが、ぼかしの葉っぱも。
こういう細かい染めの技術にうっとりしてしまいます。
 
 
画像では分かりにくいですが、生地には経緯手紡ぎの絹糸が使われていて、ところどころ節があります。
それがザラっとした手触りを表現していて、絹だけど芭蕉布のような肌触りという事で、絹芭蕉と呼ばれています。
 
淡いライトグレー地に白とグレーの幾何学柄が織られたすくい織の袋名古屋帯を合わせました。

 
とてもお上品
喜むら呉服店らしくないシュッとしたコーディネートですー。
完全に主人の趣味。
私も好きですけど。
こんな感じがお好きな方はどうぞご相談ください



真綿糸で織られたこの帯はとってもふわふわしていて優しい感じ。
真っ白だとどうしても盛夏感がでてしまいますが、こんな優しいグレー色なら夏の終わりに結んでも大丈夫そうです。

とてもステキな帯なので色々と書きたいところですが、今回は着物のご紹介なのでまた詳しい事は次のブログに載せますねー。
 
お太鼓はこんな感じです。

 
光の反射でピカッと光ってるように見えますが、前の柄と同じく白とグレーの糸で織られています。
 
 
黒地の絹芭蕉。
お盆が過ぎた頃の装いにいかがですか?
 
【正絹十日町夏芭蕉着物地・黒地に舞葉文柄】SOLD OUT
 単衣手縫いお仕立て代、正絹絽衿裏代、正絹背伏せ代込み。
※お仕立には約1ヶ月ほどかかります。
 
【正絹手織すくい織袋名古屋帯地・ライトグレー地に幾何学柄】SOLD OUT
※手かがりお仕立て代込み。
※お仕立てには約2週間ほどかかります。
 
【正絹手組み夏帯締(中国製)】
特別価格:1,800円
 
【正絹丹後ちりめん絽帯揚】
特別価格:4,500円
 
※価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)
 
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