日々徒然なるままに

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義姉の三十日祭を致しました

2020-11-27 19:34:08 | 神事
こんばんは。
朝は割と良いお天気で明けましたが、日中は今にも降りそうな雲行きになりつつもなんとかもったようでした。
夕方少しパラついたくらいですかね。
結局空振りに終わった日のようでした。



                             



                              



                               



                                 



                           




今日は義姉の三十日祭に当たる日の為、車を借り出して行って参りました。
つい先だって帰幽したように思いましたが、既にひと月経ったと思うとなんとも早いものだなぁと改めて感じますね。
物事はその事柄次第で遠い昔のようにも、つい昨日のようにも感じるものだなぁと思うところです。
既にこちらの世界には居ない、そう分かっていてもまだ何処かそうではないように感じます。
そんなことを思いながら午後から参ってきました。



                            




午前中はいつものように借りた車であれこれと所用を済ませておりますとそれだけで時間を食ってしまい、いつもの祝詞奏上は
致しておりません。
ですのでどなたかの言葉を伺うことは出来ておりませんのでご了承ください。
その用事というのは大抵はネコの餌とかトイレットペーパーとか嵩張る物の購入になります。
ネコの餌などは近所のホームセンターでも売っており長年そこで購入していましたが、ネコというのは段々飽きが来るようで
そこで買ったものはこのところはとうとう食べなくなっておりました。
これを俗に贅沢な奴め、と我が家では呼んでおりますが(笑)食べねばそのまま置いとけばいいじゃないかといつぞやの息子の
言うようにしておっても、それでも食べない。
どれくらい食べないかと言うと、2,3日はゆうに食べずにおります;。
で、結局は人間が根負けしておネコ様が召し上がりそうな物をあれやこれやと試してみることになる訳ですよね。
それほど高いものをやる訳ではありませんが、ある程度はネコの健康を考えるとそれなりに考えねばならないかと思う訳です;。
であれこれと試行錯誤して、お、これなら喜んで食べてくれるなと思う物がありまして、けれどそれはこの近場にはなく、少し
距離のあるホームセンターしかこの辺りには置いていないようです。
そんな訳で、結局朝はその餌を買うがために車を走らせ、わざわざ行って来ました。
なんで他では置いてないんだろう?と疑問なんですけどねぇ。
そこまで高い物でも無く、ごく普通に日本産の物なんですけども。
これもしかし一匹だけなのでそんなことが出来るのでしょうね。
ま、家族だからというところでしょうかね。



                              




午後からは袴は鈍色(にぶいろ)にして三十日祭へと参りました。
葬儀やこの度のような言わばご不幸の折に着用するものです。
参りますとなんだかえらく疲れた様子の義姉の娘さん、H子さんが出迎えてくれました。
どうしたん?と聞くと、後で話すわと言われるので、まずは三十日祭を斎行致しました。
この家にも義姉が飼っていたネコが三匹おりますが、どの子もおっとりしていますね。
そんな子達ですが私が祭文(さいもん)を奏上し出しますと、やおら義姉を祀っている棚の前にやって来たり、はたまた向こうの
方で声を上げたりしておりました。
普段はそこほど鳴くこともないようですので、やはりこの子達は姿は無くとも義姉が見えているのかもしれません。
懐かしい飼い主の姿を感じられるからこそ近くに寄ろうとするのでしょう。
そんなことを感じつつお祭りを致しておりました。
終えると、まぁお茶でも、と二人してあれこれと話をしておりました。
義姉自身も神事に携わっておりましたので我が家同様、自宅の一室を神殿として構えておりましたが晩年は体調を崩し、だんだん
出来なくなっておったようでした。
それでも信者さんはおられますし、そのような方々から何がしかの要望があった際には義姉が出来る範囲で対応していたようです。
けれどこうなった以上、義姉のしていたことを果たして娘のH子さんが継ぐかと言えば、それは難しいとなり先だっても話して
おったように辞めるとなったようでした。
とは言え、その信者さん方から何やかやとご相談がまだ来るとのことで、その事を昨夜も聞いていたら首が回らなくなる程、凝って
しまったらしいです。
あー、それはいかんですねぇという話を二人してしておったということです。
神事をする際、自分達が装束を着けて致すというのは一つには色々なものから己の身をガードするという意味合いもあろうかと思います。
これを着たらばその体勢になるという感じでしょうか。
そうでなければ、ガックリとすることも少なくありませんので。
H子さんご自身、そこまでしてしようと思わないし、第一これから資格取るのも大変だしねと言われます。
義姉が居る間は彼女自身、タロットカード等も結構評判が良いほどしておられたようですが、それも辞めるとの事でした。
義姉が様々なものを防波堤のようにして防いでくれていたのを今更ながらに分かるわとも話しておられました。
分かる気がします。
そんな話を色々とするうちに、義姉が保有しておりました御神札等も私が引き受ける形で持って帰らせてもらうことになりました。
義姉が健在であったならば、まだこれからも義姉の手を通してどなたかの元に渡っていたかもしれないそれらの御神札。
今度は私が引き継いでどなたかのお宅へとお渡しできればと思うところです。



                                                           



このような感じで今日は過ごしておりました。
五十日まであと二回、このようなお祭を致し、五十日で一区切りとなります。
此処で終わってもよいのですが、この後にしようとしれば百日祭というものもあります。
どうします?とH子さんに尋ねると、こういうことはきっちりしとかなあかん、て母なら言うわとのことで、このお祭も引き続き
致すこととなりました。
来年にはなりますが、その頃には義姉も既に剥こうの世界へと帰っているのかしらとぼんやり考えたりもします。
生前はちょっと怖いなと感じるところのあった義姉、けれど心根はとても優しく何より乙女チックな部分があった女性(ひと)。
もうしばらくは義姉を偲びながら過ごすことになりそうです。



                           



義姉の三十日祭についてお伝えさせて頂きました。

本日もお付き合い頂き、真に有難うございました。
感謝申し上げます。

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