
さて、先日発売開始になりました我がOWLの3rdアルバム「ON THE LIFE」ですが、ライブでは未発表の曲もいくつかあり現在それらをLIVEで再現するべくリハーサルを行っております。
この仕込みが結構大変な作業で、制作時はLogicを使ってるのですがLIVEではDigital Performerを使っており(これでなければならない理由がある)ワントラックずつ書き出して移すだけでも相当な時間を費やしてしまいます。
その上、それら各パートの音色に関してもCDとLIVEでは全く再生環境が違うのでEQなどは全て変えなければなりません。
これは演奏する会場が小さければ小さい程、ドラムなどの生音に対応しなければならないからです。
ステレオスピーカーだけで聞く環境はその二つの音の出口から全ての情報を提供しなければならないので、各楽器の重なる帯域などは削っていかないと飽和してしまいます。
この削る作業というのががmixのメインの作業だと言っても過言ではありませんが、このままの音でLIVEで使用するとそりゃあスッカスカになってしまいます。
なのでそれらの加工した音をまた本来の生音に近い状態に持って行かねば現場でうまく交ざらないし迫力もでなくなってしまうという訳です。
故にTOKYOドームとか大きなホール会場でドラムの生音なんて全然聞こえないよ、ってとこなら寧ろスピーカーだけで聞くのですからCDのmixでも良かったりするのですが、まあOWLがTOKYOドームでやるのは来年以降になるかと思うので現状は…、え?何か?


また、そのLIVEの方ですが5/27の日曜日にGRAPEFRUIT MOONで行われます。
新曲は全部やりますし、キーボードのセットもピアノにオルガン、シンセ等いつもより大掛かりになりそう。
一番目の19:00からですからお早めにお越しを。