to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

るろうに剣心 伝説の最期編

2014-09-15 22:09:57 | the cinema (ラ・ワ行)

未来のために。
製作年度 2014
上映時間 135分
原作 和月伸宏 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(集英社刊)
脚本 藤井清美/大友啓史
監督 大友啓史
アクション監督 谷垣健治
出演 佐藤健/武井咲/伊勢谷友介/青木崇高/蒼井優/神木隆之介/土屋太鳳/田中泯/小澤征悦/滝藤賢一/丸山智己/高橋メアリージュン/江口洋介/福山雅治/藤原竜也

幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた伝説の男・緋村剣心の後釜として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実は、維新後、口封じのために新政府によって焼き殺された。が、なんと生きながらえ、戦闘集団を率いて日本転覆を目論み、政府と剣心に戦いを挑んでいた。
日本征服を狙い強大な武装集団を作りあげた志々雄を討ち取るべく京都へ向かった剣心だったが、志々雄一派の圧倒的な力の前に苦戦を強いられる。やがて志々雄が甲鉄艦・煉獄で東京へと攻め入ろうとする中、このままでは志々雄を倒すことは出来ないと悟った剣心は、再会した師匠・比古清十郎に奥義の伝授を懇願するが…。

1作目より2作目、2作目より更にパワーとスピード感が増した今作だったと思います!
まあ、この辺りはどうしても伝わらないので、是非映画館でご覧になって、
佐藤健クン始め、伊勢谷さん、神木くん、そして、ナンといっても藤原竜也くんの、
素晴らしい殺陣に心を震わせて戴きたいです
以下、ネタバレ気味、簡単感想です。



師匠、比古清十郎からの飛天御剣流奥義伝授までが、やや冗長に感じてしまったのと、
超高速の宗次郎飛天vs縮地ここは、序盤の快復期を削ってでも、もっと描くべきだった!


蒼紫さまの二刀流、斎藤一の牙突、ちゃんとみられてよかったけど、
あの、左之助は異常(笑)2時間ドラマだと即死ぢゃね?
まあ、志々雄もなんか、奴には刀使わずにボコるだけだったけど、
いくら鍛えていてもアレ、アバラ全部折れてて歩けないよね(爆)


悪い奴ほどよく喋る的な(笑)脚本で、剣心側には極端に台詞らしいセリフがなく、
(除く左之助、
1作目から感じていた、アクション以外のドラマ部分では、
もの凄いキャストの存在感に頼っていた印象もそのままありました。が!

何といっても素晴らしかった宗次郎@神木くんと、クライマックスの志々雄@藤原竜也くん
特に、素顔が殆ど包帯で隠れる志々雄の中の人は、「別に誰でもいいんじゃない?」と本人が監督に直訴したらしいけど(笑)
イヤ彼でなければイケなかった、その訳が、ご覧になれば解ります!
悪が強ければ強いほど、ズンズンと伝わってくる悲哀。素晴らしかったでござるよ。
観ていただけで、燃え尽きたでござるよ。

あの総力戦の息を合わせためくるめく殺陣!その完成されたアクションの素晴らしさは、
イン・ザ・ヒーロー」を観た後だから余計に、いい映画をみんなで作り上げる事の地道な努力が解りますよね~。
今、邦画が凄いよ