上映時間 107分
脚本:監督 マーク・ローレンス
出演 ヒュー・グラント/マリサ・トメイ/J・K・シモンズ/ベラ・ヒースコート/クリス・エリオット/アリソン・ジャネイ/アンドリュー・キーナン=ボルジャー/スティーヴン・カプラン
『ラブソングができるまで』のヒュー・グラントとマーク・ローレンス監督が4度目のタッグを組んだ人間ドラマ。
かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キースは、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリーをはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ……。
生徒を絞るはずのテストには目もくれず、キースが顔で選んだ受講生たち。
もちろん女性は美人で、男子はイケメンを外す
しかし、美人でも個性の強い若者ばかりだが、この中に金の卵がーーーっ!
で?どうする?!
乗っかって再浮上するのか?
脚本家を諦めてプロデュースするのか?それとも??
以下↓ちょっとネタバレ気味の感想。
↓
一旦は成功を収めたものの、ダメな中年の再起モノというと、
最近では「Dearダニー 君へのうた」同じくパチーノの「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」も
ちょっと切り口は違うけど、喪失~再起を描いたドラマ。
で、やっぱりヒューさまの本作、もう観る前から「ラブ・アクチュアリー」「世界で一番パパが好き」なんか思い浮かべてた(笑)けど・・・
爽やかインテリ、でも軽い(笑)役が嵌るヒューさまの、イメージがまんま投影されたような
今回のキースでしたが、
最後、あのポイントが大きかったので、ただのラブコメにならなかった。
どっちがセンセイか判らない(笑)ホリー(マリサ・トメイ)の脚本の登場人物の変更
メアリー教授(アリソン・ジャネイ)の分厚い脚本(爆)
スター・ウォーズが好き過ぎるビリーに、ナンとも優しい変更のアドバイスとか、
元海兵隊だが涙もろい学科長(J・K・シモンズ)や人懐っこい隣人(クリス・エリオット)と接しながら
さて、これから、、、
田舎町と田舎の人々もバカにして、ちょっと人生を舐めてたキースの脚本はどう綴られていくのか。
人生後半戦にして道に迷い、気づけば崖っぷち。それでも、人生は続いていくよ(笑)
新しい友人たちと出会い、新しい自分を知る。――
若者と接しながら、実はキース自身、
いつの間にか自分も大人としての自分に目覚める。――優しい映画です