製作国 イギリス/アメリカ
上映時間 123分
監督 ジョン・マッデン
音楽 トーマス・ニューマン
出演 ジュディ・デンチ/マギー・スミス/ビル・ナイ デヴ・パテル/ペネロープ・ウィルトン/セリア・イムリー/ロナルド・ピックアップ/ティナ・デサイ/リレット・デュベイ/リチャード・ギア
インドのマリーゴールド・ホテルに長期滞在するイヴリンたちイギリス人の男女5人。最初は不満タラタラだったが、今ではこのボロホテルに愛着すら感じていた。おかげでマリーゴールド・ホテルは今や常時満室状態。恋人スナイナとの結婚を控え、すっかり順風満帆の若きオーナー、ソニーは、さっそく事業の拡大に乗り出す。そして宿泊客から共同マネージャーに転身したミュリエルとともに渡米し、新館オープンの資金獲得のために投資会社へと乗り込んでいく。
ソニーが帰国して間もなく、予約なしの客が現われる。彼を投資会社が送り込んできた覆面調査員だと睨み、丁重にもてなすソニーだったが…
“神秘の国インドの高級リゾート・ホテルで、穏やかで心地よい日々を”
――そんな謳い文句に惹かれ、マリーゴールド・ホテルの高齢者向け長期滞在プランに申し込んだイギリス人の男女7人。が、
そこは広告に偽りアリのボロホテル。で、ワケあって5人+1人となって、、
の、経緯も、そもそもこの老イギリス人たちのそれぞれの紹介も無く
前作でおんぼろホテルの若きオーナー・ソニーが言っていた“将来は高級ホテルになる予定”が
ミュリエル(足の手術のためにインドに来た)の力を借りていよいよ動き出すところから物語はスタートします。
まあ、観ているうちに追々思い出していきますが(苦笑)前作をご覧になってない方は
かなり置いてけぼりを食らうというか、
各登場人物の背景などが全く分からずかなりついて行けないんじゃないかと思いました。
ただ今作は、冒頭の「投資会社からインドのボロホテルに送られてくる覆面捜査員」との顛末、
「ソニーと恋人スナイナの結婚式」への道のりを軸に、
ソニーを支える母のような
ミュリエル、
仕事には積極的だけど、恋には臆病な
イヴリン、
仕事にも自信が持てない為に一歩踏み出せない
ダグラス、
相変わらず富豪の夫を求めて意気盛んな
マッジ
最後の恋の相手を得たはずの
ノーマンのその後が描かれていくのですが、
この、女好きノーマンとキャロルの追いかけっこが終盤まで
?でした
今回はもう登場しないのかと思っていたダウントンアビーのマシュー母、嵐のようにやってきます(笑)
ギア様は謎のガイで(笑)ソニーを翻弄。渋いと云うよりやっぱ爽やか。
老後は孫の面倒をみ、可愛がることで満足していく日本の大方の老人にくらべ、
ミュリエル以外がみんな老いらくの恋に向かって一生懸命だというのが改めて新鮮。
いつ死んでも可笑しくない今だからこそ、「今が一番幸せ」じゃないと、なのね。
舞台はインドでも、一応イギリス制作の映画なのに、
はい、結構な時間踊ってます(笑)一瞬インド映画と勘違いしました
前作に比べるとちょっとドタバタで、ドラマ部分が薄いのですが、
どんな人にも
今日が一番若い自分。明日はも少し老けているの
。。。恐れないで、
諦めないで、自分の幸せな今日をみつけましょうというメッセージは伝わるかな~