to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

今月の気になる作品♪

2017-01-07 23:05:05 | Weblog

お正月休みからこっち、まずまずのお天気に恵まれているのですが、
呑みすぎ食べ過ぎで、その上少し運動不足
映画も観たいけど、なんか運動しなくちゃと・・・

さて、この所気になる作品が、地元のシネコンで上映されない事態が続いてます。。
そんな今月の、なんじゃこりゃ~! なラインナップ
さて、何本観に行けるでしょうか。
         

1/06(金) 公開作品
ダーティ・グランパ
 映倫R15+のコメディ
ロバート・デ・ニーロ、ザック・エフロン
結婚を控えた真面目な青年が、スケベで自由奔放な祖父に旅に連れ出され、
人生を謳歌するための手荒な指南を受けるハチャメチャ珍道中の行方を描く。
地元でかろうじて1館上映するも、メチャクチャ回数が少ないわ

01/07(土)公開
人魚姫
チャウ・シンチー監督の痛快ファンタジー・コメディ。中国/香港
ダン・チャオ
海を汚す人間に怒った人魚族と人間の戦いを、金が全ての青年実業家と、
彼を暗殺するために一族によって送り込まれた美しき人魚のヒロインの間に芽生えた愛の行方とともにコミカルに描く
地元公開がない上に、上映回数も少なく、要注意シネマート新宿

1/14 (土)公開
トマトのしずく
小西真奈美、吉沢悠、石橋蓮司
榊英雄さんというと、監督というより、映画やドラマにちょいちょい出ててくるワルイ奴のイメージですが
あの面白かった「侠飯~おとこめし~」の監督でもあるんですよね
撮影から6年!!公開されて良かった
ここんとこ渋谷づいてる渋谷シネパレス

ゾウを撫でる
小市慢太郎、高橋一生 佐々部清監督作品
脚本は東京難民でも佐々部監督とタッグを組んだ青島武
コチラも【お蔵出し映画祭2015】のおかげでようやく日の目を観た作品
なんとか、「トマトのしずく」と一緒に鑑賞したい! 渋谷シネパレス

1/21(土)公開作品
沈黙 -サイレンス-
マーティン・スコセッシ
アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン
遠藤周作原作の『沈黙』は、数十年前に読んだけど詳細は忘れてしまっているけど、
頭が痛くなるほど号泣したことだけは鮮明に記憶している。

アラビアの女王 愛と宿命の日々
ニコール・キッドマン/ジェームズ・フランコ
丸の内TOEIシネマカリテ

1/27(金) 公開作品
 スノーデン
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、オリヴァー・ストーン監督
アメリカが極秘に構築した個人情報収集プログラムはテロリストだけでなく民間企業や個人におよび、
日本を含む同盟国まで対象になっていた驚愕の事実に危機感を募らせた29歳のスノーデンの決断を映画化。

1/28(土)公開作品
 キセキ -あの日のソビト-
松坂桃李/菅田将暉
GReeeeN、大好きだし、キャストもいい!
これはもう観るしかない(^^♪

1年前記事・・・
今月の気になる作品♪
寒いけど、ちょっぴり日の入りが遅くなったのはお天気のいい午後は、少し得した気分になりますねさて、昨年末から観た作品の半分しか記事にしてなくて(それはつまらなかった訳じゃな......

コメント (2)
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UQ「パパがもらってきた子犬」篇だぞっ🌟

2017-01-07 11:47:05 | Weblog


子犬の数がもの凄いぞっ

「パパがもらってきた子犬」篇


ダメ恋でも被りモノ披露してたけど
これは発想も含めて可愛い
いくつになってもお茶目な恭子ちゃん♪

  

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幸せなひとりぼっち

2017-01-07 10:16:10 | the cinema (サ行)

上映時間 116分
製作国 スウェーデン
原作 フレドリック・バックマン『幸せなひとりぼっち』(早川書房刊)
脚本:監督 ハンネス・ホルム
出演 ロルフ・ラッスゴード/イーダ・エングヴォル/バハール・パルス

本国スウェーデンでは公開時、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)を抑え
5週連続1位の記録的大ヒットを樹立。
同国で、実に約5人に1人が観たという国民的映画になった作品。
最愛の妻ソーニャを病で亡くし、長年勤めてきた仕事も突然のクビを宣告されてしまった59歳の孤独な男オーヴェ。すっかり絶望し、首を吊って自殺を図ろうとした矢先、向いに大騒ぎをしながらパルヴァネ一家が引っ越してきた。自殺を邪魔されておかんむりのオーヴェだったが、陽気な主婦パルヴァネは、そんなことお構いなしにオーヴェを積極的に頼るようになっていく。何度も自殺を邪魔された上、遠慮のないパルヴァネに最初は苛立ちを隠せないオーヴェだったが…。

一つの商品に2つの値段(一束だと〇〇、でも2束だと△〇)
敷地内にマーキングしまくる犬と飼い主
白シャツの男と車とタバコのポイ捨て
そんなものに腹立ちを抑えられないオーヴェの毎日・・・

近所の評判も「規律に厳しい人間」なんてものではなくなって、
年齢を重ねてからは気難しさに拍車がかかり、「厄介なおじさん」と化す。

誰からも望まれていない共同住宅地の監視、そして妻の墓に花を手向け、
亡くなった妻以外は「バカばっかりだ」と嘆き、、、
イザ恋しい妻の許へ――と、その時、騒々しく向かいに越してきたパルヴァネ一家の車が!!


頑なで怒りっぽい、孤独なオーヴェ・・・。

幼い時に母を亡くし、学生時代に父を亡くし、しかし
そのことで父の会社に就職できたが、
隣家の火事で家を失い焼け出され・・・でも、そのおかげで最愛の人と出会い。。。
幾度となく困難に見舞われ、
それでも、闘って生きてきた――
でも、この世はバカな奴らばかり、、。早くソーニャに会いたい・・・のに!!

パルヴァネ一家はそうたやすくオーヴェを死なせてくれない。
しかも、何故かいつも家の前に来る猫とか、
ソーニャの教え子の面倒にもかかわってしまい、と
退屈だった不機嫌ジィの生活は激変し…―

孤独で偏屈な爺と異民族との交流、というとグラン・トリノを思い出しますが、
ここでもオーヴェの国産車・サーブ愛が描かれて、父との思い出に繋がっていたり
友との可笑しな意地の張り合いにも一役買ったりと、いい具合に使われていました。

「他人に左右されてばかりの人生だった」と、オーヴェが回顧するのですが、
多かれ少なかれ、誰の一生も出会った人によって左右されているのじゃないかと思います。

最愛の人と出会い、そして失い、人生最悪な時に押し寄せる「他人からの頼み事」
彼にとっては何でもないことが、「他人」にとってその時必要なこと。
今生きる事で積極的なパルヴァネと、死ぬ事が目下の課題のオーヴェが出会い(笑)
この二人が動く度に「他人」との繋がりが増えていくのが面白い。

波乱に満ちたオーヴェの人生に胸をアツクし、
そして、スウェーデンの福祉の実態に少し驚き、
いつか来るかもしれない、一人になって生きる時間を、ちょっと想像してみたりしながらも
甘くも悲しくもある「人生」を感じて、いい作品でした。
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