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制作 2020
原作 桜木紫乃
脚本 清水友佳子
監督 武正晴
音楽 富貴晴美
波瑠 松山ケンイチ 余貴美子 原扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音 正名僕蔵 夏川結衣 安田顕
原作は累計発行部数100万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。桜木の実家だったラブホテルを舞台にした七編の連作を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化した。メガホンをとるのは、『百円の恋』や『嘘八百』、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した「全裸監督」など精力的な活動を続ける武正晴。脚本は、連続テレビ小説「エール」を手がけた清水友佳子。
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冒頭、立ち入り禁止のロープが張られ、廃墟となったラブホテル「ローヤル」に
「廃墟で撮るのが夢だった」と言う若いカメラマンがモデルを連れて侵入し、
今は荒れ果てた室内が、シャッターと共に嘗ての姿に甦って、物語は展開される――
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美大に受かれば、「ラブホの娘」から逃れられる。ハズだったのに、、受験に失敗。
若いオトコと逃げた母に代わって家業のホテルを継ぐ羽目になった雅代は、だから、
若い娘らしい好奇心とか喜怒哀楽に欠けていて…半ば人生を諦めていて…
それでも、
アダルトグッズ会社の営業マン・宮川への想いを胸に秘めつつ、
様々に悩みを抱えたカップルが訪れるホテルローヤルで、希望も持てずに淡々と仕事をこなしていたある日、
思いもしなかった事件に見舞われる!
『望み』(記事未アップ)でもそうでしたが、弱って傷ついた獣に群がるハイエナのように
ここでもマスコミが押し寄せるシーンがあるのだけれど、
こういう時に一人でも、盾になってくれる人物が出てくれるのはとても救い。
波瑠さんの主演作にケンイチ君が出てる!!という情報だけで公開初日に行ってきました。
「隣の芝生~」でもおもちゃ屋さんだったケンイチ君(笑)
今回も誠実で優しい人物像がピッタリ嵌ってました💕
家族暮らしだから起きるアンナ事やコンナ問題
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ラブホあるあるなんでしょうね
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また、少し離れていたら、親の知らない子供の実態に衝撃!もあったり。。。
感動するまではいかなかったストーリーですが、
達者で味のあるキャスト陣でほぼ成功。
どこかで躓いた家族を切り取って、ちょっとユーモラスに見せて、でも・・・
最後には雅代が傍観者的人生から卒業していくというラストはホッとしました。
主題歌はLeolaさんのステキな歌声で流れる「白いページの中に」が超~マッチ🎵
♪ いつの間にかに私は 愛の行方さえも
見失っていた事に 気付きもしないで
振り向けば やすらぎがあって 見守る瞳があった事を
サヨナラの時の中で やっと気付くなんて
長い長い坂道を 今登ってゆく~~♬いつ聴いたのか?
でも、、昔のヒット曲って凄いなあ~。ちゃんと歌えた!覚えていた👌1978 柴田まゆみさん
柴田まゆみ 白いページの中に 「ポプコン出場曲」