to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

マイノリティ・リポート

2016-12-30 21:56:08 | the cinema (マ・ヤ行)

初公開年 2002/12
上映時間 145分
原作 フィリップ・K・ディック
脚本 ジョン・コーエン スコット・フランク
監督 スティーヴン・スピルバーグ
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 トム・クルーズ/コリン・ファレル/サマンサ・モートン/マックス・フォン・シドー/ロイス・スミス/ピーター・ストーメア/ティム・ブレイク・ネルソン/スティーヴ・ハリス/キャスリン・モリス
西暦2054年、ワシントンDC。政府は度重なる凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を採用し、大きな成果をあげていた。それは、“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者によって未来に起こる犯罪を事前に察知し、事件が実際に起きる前に犯人となる人物を捕まえてしまうというもの。ジョン・アンダートンはその犯罪予防局のチーフとして活躍していた。しかし、ある日、ジョンは自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが…。

2002年公開のSFサスペンス。
原作は「ブレードランナー」「トータル・リコール 」のフィリップ・K・ディックの短編小説。
公開時は観に行けず、レンタルして観たのですが
先日WOWOWで無料放送があり、録画してほぼ10年ぶりの再鑑賞。面白かった

制作時から約50年後の近未来のワシントンDCを描いたSFサスペンス。
初公開から14年経つわけで、最初に観た時よりも、描かれている世界がもっと身近に感じられて、
複雑な心境もありながら、起承転結がハッキリしていて愉しめる!


人感センサーや網膜スキャナーなどを使った「生体認証」
装備を着けて、ジェスチャーでスクリーンを操作するとか、
50年と言わず10数年で、現実が映画の世界に近づいているんだけど、未だに古さを感じさせないし、
ストーリーの組み立てよりも、
数々の近未来的世界観を演出する設定に登場するアイテムがリアルで、
やっぱりトムちん作品は面白い♪

犯罪といっても色々あるのに、3人の予知能力者は、未来に起こる殺人だけを事前に察知するのか?
誘拐とか、強盗とか、性犯罪は?予知しないのは何故?
とはずっと心に引っかかりながら観ていましたが、
2時間超えの長さを感じさせないスピードで、引っ張られてラストまで!

他キャストは、コリン・ファレルの変わりなさ♪14年前なのに余りに変わってなくてびっくり❕
先日の「ファンタビ」まんまなんですねぇ~。
あの眉に視線が持っていかれてるからだけではないです(笑)
キャスリン・モリスが出ていたのは忘れてました。
コールドケースのヘアスタイルとカラーのイメージが強すぎて、最初判らなかったけど、
結構美味しい役だったのね(^^♪
自分が殆ど忘れてたっていうのもあるけど、久しぶりに観ても面白いものは面白い

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