ここでしか、生きられない。
製作国 イギリス/カナダ/アメリカ
上映時間 100分
脚本 スティーヴ・ナイト
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演 ヴィゴ・モーテンセン/ナオミ・ワッツ/ヴァンサン・カッセル/アーミン・ミューラー=スタール/イエジー・スコリモフスキー
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが再びコンビを組んだ戦慄のバイオレンス・サスペンス。
クリスマスを控えたイギリス、ロンドン。助産婦のアンナが働く病院に、10代の幼い妊婦が運び込まれる。少女は、女の子を産んだ直後、息を引き取った。少女のバッグからロシア語で書かれた日記を見つけ出したアンナは、孤児となった赤ちゃんのためにと少女の身元を調べ始める。ロシア語の分からないアンナは、挿まれていたカードを頼りにロシア料理の店を訪ねる。そしてその店の前で、運転手だという謎めいた男、ニコライと出会うアンナだったが…。allcinema ONLINEより
マフィアの実態を描いたもの。主演のヴィゴ・モーテンセンが、色っぽいらしい(笑)
というぐらいの知識で観始めたら、これが初っ端から凄かった!
公開時に予感がしてパスしたのに、DVDでも目を背けたくなるシーンがぁ~
タイトルの「イースタン・プロミス」(東の約束)とは、英国における東欧組織による人身売買契約のことだそうで、
ロンドンの裏社会で暗躍する"法の泥棒"というロシアの組織のファミリー、
その組織の謎めいた運転手。
親切心から、孤児となった赤ん坊の身内を捜す助産婦が図らずも組織と絡んで起きる事件を追う、
男くさい作品でした。
マフィアものといえば「ゴッド・ファーザー」「インファナル・アフェア」「ディパーテッド」などが印象に残っているけど、
ロシアン・マフィアを描いた作品は初めてかも。
とつとつとした女性のナレーションが、繰り返し入るのですが、とても物悲しく
この男くさい作品に東欧諸国の貧しい女性の嘆きとなって、哀愁を与えています。
幼い少女の残した日記を、助産婦のアンナ(ナオミ・ワッツ)が手に入れて、訪れた先が悪の巣窟で・・
もう、ある程度先が読める展開でも心臓バクバク。
彼女が無謀に詰め寄るシーンは、「闇の子供たち」の宮崎あおいちゃんを思い出し、
思わず「バカ!」と言ってしまいました
主演のヴィゴ・モーテンセンの冷徹で、ミステリアスなニコライも予想通りでしたが、
その予想は、多分に願いのこもったものでしたが(笑)
ニヒルな容貌に、女性に対する優しさが不思議に似合っていて素敵でした。
強い父にコンプレックスを隠せない、キリル役のヴァンサン・カッセルも、
イカレた小心者の虚勢を張った男を熱演、凄まじかったです!
何度かクローズアップされるニコライの指のタトゥーは、サンクト・ペテルブルグの十字架で、
その刑務所に入っていた証しなのだそう。
日本でも昔、流人には腕に刺青を彫っていた習慣があったように、
ロシアでも犯罪者に刑務所内で彫られることが多かったというのがびっくり。しかも指だし
ロンドンの裏社会を舞台にした息苦しさ、怖さはありますが、
メリハリの効いたバイオレンス・サスペンス、
ラストについてはネタバレでニコライの本心について話してみたくなりますね
製作国 イギリス/カナダ/アメリカ
上映時間 100分
脚本 スティーヴ・ナイト
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演 ヴィゴ・モーテンセン/ナオミ・ワッツ/ヴァンサン・カッセル/アーミン・ミューラー=スタール/イエジー・スコリモフスキー
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが再びコンビを組んだ戦慄のバイオレンス・サスペンス。
クリスマスを控えたイギリス、ロンドン。助産婦のアンナが働く病院に、10代の幼い妊婦が運び込まれる。少女は、女の子を産んだ直後、息を引き取った。少女のバッグからロシア語で書かれた日記を見つけ出したアンナは、孤児となった赤ちゃんのためにと少女の身元を調べ始める。ロシア語の分からないアンナは、挿まれていたカードを頼りにロシア料理の店を訪ねる。そしてその店の前で、運転手だという謎めいた男、ニコライと出会うアンナだったが…。allcinema ONLINEより
マフィアの実態を描いたもの。主演のヴィゴ・モーテンセンが、色っぽいらしい(笑)
というぐらいの知識で観始めたら、これが初っ端から凄かった!
公開時に予感がしてパスしたのに、DVDでも目を背けたくなるシーンがぁ~
タイトルの「イースタン・プロミス」(東の約束)とは、英国における東欧組織による人身売買契約のことだそうで、
ロンドンの裏社会で暗躍する"法の泥棒"というロシアの組織のファミリー、
その組織の謎めいた運転手。
親切心から、孤児となった赤ん坊の身内を捜す助産婦が図らずも組織と絡んで起きる事件を追う、
男くさい作品でした。
マフィアものといえば「ゴッド・ファーザー」「インファナル・アフェア」「ディパーテッド」などが印象に残っているけど、
ロシアン・マフィアを描いた作品は初めてかも。
とつとつとした女性のナレーションが、繰り返し入るのですが、とても物悲しく
この男くさい作品に東欧諸国の貧しい女性の嘆きとなって、哀愁を与えています。
幼い少女の残した日記を、助産婦のアンナ(ナオミ・ワッツ)が手に入れて、訪れた先が悪の巣窟で・・
もう、ある程度先が読める展開でも心臓バクバク。
彼女が無謀に詰め寄るシーンは、「闇の子供たち」の宮崎あおいちゃんを思い出し、
思わず「バカ!」と言ってしまいました
主演のヴィゴ・モーテンセンの冷徹で、ミステリアスなニコライも予想通りでしたが、
その予想は、多分に願いのこもったものでしたが(笑)
ニヒルな容貌に、女性に対する優しさが不思議に似合っていて素敵でした。
強い父にコンプレックスを隠せない、キリル役のヴァンサン・カッセルも、
イカレた小心者の虚勢を張った男を熱演、凄まじかったです!
何度かクローズアップされるニコライの指のタトゥーは、サンクト・ペテルブルグの十字架で、
その刑務所に入っていた証しなのだそう。
日本でも昔、流人には腕に刺青を彫っていた習慣があったように、
ロシアでも犯罪者に刑務所内で彫られることが多かったというのがびっくり。しかも指だし
ロンドンの裏社会を舞台にした息苦しさ、怖さはありますが、
メリハリの効いたバイオレンス・サスペンス、
ラストについてはネタバレでニコライの本心について話してみたくなりますね
確かに冒頭からへヴィーで、さらにさらに某シーンでは“生身のリアルな痛み”に身体が硬直してしまった本作でしたね。^_^;
しかし私も、ヴィゴ・モーテンセンの冷徹且つミステリアスな中にふと見てとれたあの慈愛に満ちた眼差しに、すっかりハートを射抜かれましたよ。(*^_^*)
それから、ヴァンサン・カッセルを改めて「いい役者さんだなぁ」って思った一作でもありました。
ラストは決して読み解けない“新たな謎”として私の中に残りました。
あのラストの話題だけで、“居酒屋飲み放題90分コース”はきっとあっという間に終わってしまいそうです。(^^ゞ
(・・・なんで飲み放題なんだ???)
先日の「永遠のこどもたち」より、コチラの方が数倍怖かったです~
>さらにさらに某シーンでは“生身のリアルな痛み”に・・
ですよね~。普通、主人公はあそこで気を抜かないでしょ?(笑)
ゴルゴ13だったら、どっかに事前に隠しておくし
ファミリーを相手の時と、女性に対する時とでは凄いギャップで、
それもニコライのその後を私なりに予測させる決め手になったのかも。
赤ん坊を少女の身内に返すというアンナに、ロンドンの方がまだましだと言った時も、
やはり、そう感じました
ぺろんぱさんのところ、盛り上がってましたよね♪
是非是非、、“居酒屋飲み放題90分コース”セッティングして下さい!(笑)
新幹線でほんの2時間ほどですので
そうそう!キリル役のヴァンサン・カッセルも熱演、凄まじかったです!こんな役者さんだったんだ!とあらためて思いました。
ヴィゴ・モーテンセンの冷たいのにふと見せる優しい眼差しに、どきりとしました。"男"ですよね。
ふふ “居酒屋飲み放題90分コース”いいですね~。
素敵な映画やいい男を、誰かと語るなんてよいですね~。
やっとお邪魔できましたぁ~
ついつい、あの僕ちゃんとの時間が多くなって(笑)
ヴィゴ、渋くてカッコ良かったですね♪
ナオミの正義感溢れる無謀ぶり(苦笑)
カッセルのいかにもゲ○なお坊も上手かった!
最後まで物語に引き込まれました!
ヴィゴにやられたらしい(笑)ってので、苦手ジャンルですが思い切りました!
怖いけど、惹きつけられる魅力がありましたね!
話題のあのシーンは、くるぞって判っていたのですが震えました~
何もあんな凶器でなくても~~と思いましたが、
本当に俳優ってスゴイの一言でした!
ヴァンサン・カッセル、「エイザベス」にも出ていましたね。
でもこの役は真骨頂だと思います。
で、ヴィゴ・モーテンセン
キケンな男の優しさにナオミでなくても惹かれちゃいますよね♪
さぞかし新鮮で楽しいでしょうねぇ~
オリーブリー親ばかぶりがみたい、聞きたい(笑)
ヴィゴ、身体張ってましたね~
あのヤマ場以降の彼がとくに良かったわ
>ナオミの正義感溢れる無謀ぶり
「ちょっと待て」でしたよね(笑)
ラスト、"ニコライひとり"でしたね・・ニヤリ。
誕生日のお祝いコメント、ありがとうございましたm(__)m
この映画、結構痛かったですね~
男性からすると、同姓として見たくないものも目にしたし(恥笑)
そうそう、ヤッターマン何故か楽しみです^^
大丈夫ですか?
少しのんびりしなさいという事かもですね。
お大事になさってください~
>男性からすると、同姓として見たくないものも目にしたし
ああ、そんなものでしょうか(笑)
あのシーンだけで2日もかかったとか、役者って本当に凄いですね~。
わ~っ♪
ヤッターマン仲間~嬉しいです~
おじゃまするのが遅くなりまして、ごめんなさい。。
全裸のヴィゴのファイトシーンはすごかったね。
不気味なロシアン・マフィアの実態でしたが、タトゥーは日本のやくざみたいでしたよ。
ヴァンサン・カッセル、はまり役だった!笑
>全裸のヴィゴのファイトシーンはすごかったね
あのシーンの前の、「裸で面通し」のあたりから、
足の先がジンジンして(笑)逃げ出したいくらい怖かったですよ~
あのタトゥーの説明部分で、やられる予感がビシビシと
ヴァンサン・カッセル、ほんと巧すぎ~(笑)
未だ良く分からない部分は多々ある映画なのですが、レンタルで急いで観ちゃいましたからねぇ。
>DVDでも目を背けたくなるシーンがぁ~
イタキモチワルいシーンがイッパイではありましたねぇ。
通常、そういうシーンがウリ(?)の作品は好まない私なのですが、結構評価が高い作品となりました。
それ以外の部分もシッカリしている作品ってことなんでしょうねぇ。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願い致します。
そうですよね?
DVDなんだから、リプレイすればいいのに、
・・・コレがしないんですよね~(笑)
とくにこういったサスペンス仕立ての作品は、テンポもあるので観急いでしまう傾向があるかも知れません。
別にハダカはいらないんですが(笑)ヴィゴのオトナのムードが良かったですね!
ちょっと日本で言う昔の(高倉)健さん風?