

製作年度 2013年
上映時間 125分
原作 木内一裕
脚本 林民夫
監督 三池崇史
音楽 遠藤浩二
出演 大沢たかお/松嶋菜々子/永山絢斗/岸谷五朗/伊武雅刀/余貴美子/山崎努/藤原竜也

クズ〈凶悪犯〉の清丸国秀は、幼女を惨殺し福岡に潜伏していたが、
被害者の祖父が大富豪であり、10億円という賞金をかけてサイトまで立ち上げたから、
身の危険を感じ福岡県警に出頭。
そこで福岡===>東京まで、警備部きっての優秀なSPである二人が護送することになる。
タイムリミットは送検までの48時間。
「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます」という前代未聞の新聞全面広告により
清丸はたちまち全日本国民から命を狙われることとなる。
一般人だけではない。一番恐いのは訓練を受けて、武器を持つ者―
彼ら警官・自衛隊員、誰がどこから清丸を狙ってくるのか?
イヤ、人を殺して大金を受け取ろうという、わらわらと湧いてくる殺人者達とSPとの戦いは始まっていた。

面白いです

幼稚なクズの清丸が、観客の憎悪を一手に引き受けて、
その楯となる5人の警官たちの疑心暗鬼の、日本を縦断する危険な移送を展開していくのですが、
三池監督って、キャスティングが凄いと思う。
ヘラヘラとして幼稚な異常性愛者の清丸を演じた藤原の竜ちゃん

その竜ちゃんにまさかの「おばちゃん」呼びされる松嶋菜々子も、
刑事であってもどこかJINの南方センセっぽい(笑)大沢たかおも、
捜査一課チームの岸谷五朗と永山絢斗も、持ち味を生かせた役回り

矛盾 と 不条理 と 正義 と 愛 と 欲望 ―・・・
クズ一人の命と引き換えに、命懸けで10億を取りに行くのはどんな人なのか?
賞金首を狙う、護るという単純なストーリーも、
近未来でも、開拓時代のアメリカでもなく、現代の日本が舞台の刑事アクションなのですが、
だからこそ説得力を持って問いかけてくる部分もあり、思わず目頭が熱くなるシーンも

完成したばかりでまだ未使用の高速道路を使って撮影されたという護送シーンは圧巻です!
私がどうやって撮影したんだろう?と思ったシーンは、
実は日本の新幹線を改良している海外の本物の車両、本物の駅で撮ったものだったんですね~。
いろいろと本物に拘ったというだけあって迫力のある映像が盛り上げてくれます。
敢えてセリフも無く、正面から捉える事もしない、ラストの映像、、、
三池監督作品のラストはどこかいつも洒落てる

「悪の教典」がダメだった方でも、「十三人の刺客」が楽しめた方ならおススメです

「必死剣」?「カムイ~」?とか
一生懸命思い出そうとしましたが、この忘れる為についてるような頭ではムリでした(笑)
はい、最近のタイムスリップものは、現代から戦国時代へ~とかのパターンが多いので、
どなたか「ちょんまげぷりん」みたいに、侍をSPに書いてくださると面白いと思うデス
せっかく来たので、記念にくだらない事を書いていきます。
「13人の刺客」の話が出てて、そう言えば稲垣吾郎を運ぶのに、娘をひどい目に会わせたお大尽が大金を払ったら・・・・・・あまり、元の三池「13人の刺客」と変わらないか。侍だと内部の騙し合いがあまりリアリティーがないんだな。
という事はSPと刑事と言う組み合わせよりタイムスリップした侍5人の方が護衛には向いてるかも。・・・・・・どんな映画だよ!
お返事遅れましたっ
ホント、こういう作品って、悪の存在感が大いに作品のデキに影響大ですよね~。
やる気なさそうで、稚拙で衝動的な竜也クンのクズっぷりは流石でした
>エンドに台湾が出てきてましたから、新幹線は台湾での撮影だったのでしょうか
ビンゴです~。
と、いうことはエキストラも台湾の方がおおかったのでしょうね~。
すごい所に着目してたんですね~。日本人にみえたもん
三池監督の、当たり外れがありますが、大当たりでした。
監督の本気を感じたです。
悪が悪らしければらしいほど、映画のレベルは上がりますが、ここは竜ちゃんに、軍配を。
水入りの大相撲を演じた大沢かまきりも見事でした。
エンドに台湾が出てきてましたから、新幹線は台湾での撮影だったのでしょうか。
高速道路といい、なかなかの迫力!
やりますねええ。
もう、説明要らないシーンなんだけど、
逆にここまでして訴えたかった護る側の不安。
監督の「画」への拘りとしてナットクしました~(笑)
ノレない時、ノレない監督作って、役者がよくてもだめってワカリマス
ですが、、
だからこそ、ななこサンにあの暴言(爆)が許されるのかも~~
>気になったのがエキストラのみなさんの共通する大げさな演技とか
あ、ソレありますよね~。
逆に、違和感のアル背景になってしまっているエキストラとか
>この犯人役には・・・
ワカリマス、って(←こら)
思ってもみませんでした
白石。設定が変わっていたんですね~。
この辺の原作との変更、最近はよくありますよね~。
でも、どこか母親目線で観ていた所もあるので、
この変更は私的には良かったかも。。。
でも、
やっぱり原作ラストも気になります
キャストがみんなヨカッタですよ~
札束の山の前の山崎さんの画には、
「富豪刑事」の夏八木さんにみえましたけど(笑)
"正義"ってなんなの?!ですが、
世の不条理と戦い葛藤するニンゲンが切ないです。。。
「アイアンマン」記事にお邪魔しましたよ~~
役者は悪くないのだけど、綺麗事すぎてちょっとノレませんでしたが。
もっと不細工な見た目ダメダメな俳優さんが演じてほしかったです。
後、気になったのがエキストラのみなさんの共通する大げさな演技とか
細かいことばかりに目が行ってしまい、ストーリーに集中できませんでしたよ。
この犯人役には、柄本明氏の次男坊がお薦め(←おい)^^;
ほんとキャスティング絶妙でした。
本は読んでいたんですが
動く銘苅、清丸を目にして、
本だけで終わらずよかったと思いました。
この映画で泣けるなんて
思ってもいませんでした(笑)
お目当てはアイアンマン3だったんですが、
ロビーで流れてる藁の盾の映像見て、
食指が動いたんですよ。
こりゃ時間作って観に行かなくては!