to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

海街diary

2018-04-08 20:09:26 | the cinema (ア行)

上映時間 126分
原作 吉田秋生
脚本:監督 是枝裕和
綾瀬はるか/長澤まさみ/夏帆/広瀬すず/加瀬亮/鈴木亮平/坂口健太郎/前田旺志郎/リリー・フランキー/風吹ジュン/堤真一/大竹しのぶ
鎌倉で暮らす、幸、佳乃、千佳。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌倉での生活がスタートするが……。

2015年の公開当時、ブロガーの皆さんの高評価が記憶に残っていましたので、
先日BSで放送されていたので録画鑑賞。

コチラは吉田秋生さんの漫画が原作だったのですね。知りませんでした。


作品自体は、最近の是枝作品からすっかり毒を抜いた感じの(笑)
でも、どこか懐かしいというところは変わらずに、とても温かで優しい作品でした。
メインキャストはみんな若いのに、漂う昭和の香りが是枝監督らしいです。

コチラを観る前に「ラブレス」を観て、なんだか
気持ちがドロドロになっていたので(笑)余計に心がほぐされた気がしました。

父親の記憶も母親の記憶も確かな、長女と腹違いの妹の心の翳り。
ほぼ記憶のない次女と三女の大らかさが、この四姉妹のバランスをとっていて、
皆さんが上手くフィットしていたなあ~という印象👌

特に大きな事件もなく、女子寮みたいな香田家の日常と、
父親をよく知る地元の温かな眼差しに見守られるすずの新生活を描いていくだけ。
全編に、肉親を亡くした少女を労わる3姉妹のキモチが伝わってきて、
最後まで穏やかな気持ちに浸れる作品でした。







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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Nakaji)
2018-04-08 20:40:21
私、この映画好きでした。
なんか、穏やかな感じになる映画でしたね~

このマンガもすごく人気ですよね~
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Nakajiさん♪ (kira)
2018-04-09 10:45:22
色々あっても、平和な暮らしって、こういうことなんだなあ~
って感じる時間でした
みんなが優しかったですよねぇ。。

もうね、漫画の情報って、何十年もナイんです(爆)
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すず、すず、 (ボー)
2018-04-14 07:35:40
もはや、なつかしいほどの、すずちゃんの(多少)幼い頃!
私も妹に欲しいわ。
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ボーさん♪ (kira)
2018-04-17 06:43:11
そうですよね~。
劇場鑑賞を逃してしまうと、あっという間に数年が経ってしまう恐ろしさ(笑)
すずちゃんのウルウル眼にやられたおばちゃんでした~
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