原題 FATHERS AND DAUGHTERS
上映時間 116分
監督 ガブリエレ・ムッチーノ
出演 ラッセル・クロウ/アマンダ・セイフライド/アーロン・ポール/ダイアン・クルーガー/クヮヴェンジャネ・ウォレス/カイリー・ロジャーズ/ブルース・グリーンウッド/ジェーン・フォンダ/オクタヴィア・スペンサー
1989年のニューヨーク。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は妻の死で心に傷を抱えながら、男手一つで幼い娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)を育てていた。さまざまな問題が降り掛かる中で、彼は自分と娘の物語の執筆を進めていた。
25年後、心理学を学ぶケイティは、ある出来事により人を愛せなくなってしまっていた。そんなある日、父のファンだというキャメロンと出会う
予告篇で粗方のストーリーは読めてしまうので、そんなに期待していなかったのですが
特に奇を衒わない内容であっても、
キャストがイイと、こんなにも魅せてくれるそう思えた作品♪
以下↓ちょっとネタバレ気味感想。
大学院で心理学を学びながら、ソーシャルワーカーも務める現在のケイティ。
しかし、彼女は愛のない男とも運動不足解消の為に寝る。。。
夜の街で男を漁ったりもするビッチな女の子だと思われていたある日、
避けようのない出会いが訪れる・・・
そして物語は、1989年、彼女が幸せだった一家3人のある日の事故、
その後の父と娘の軌跡を織り交ぜながら進んで行く――
事故の後遺症から執筆にも支障が拭えず、ジェイクは経済的にも追い詰められて、、
事故後7か月ケイティを預けていた妻の姉夫婦はケイティに執着し、
ジェイクには養育能力が欠けるとして様々に手を打ってくる。。。
発作に苦しみながら、全てを懸けたジェイクの、自分と娘の物語の執筆を進める・・・
何と言ってもラッセルが素晴らしいです!
役作りで今回も少し体重を増やしたそうですが、
愛くるしい娘・カイリーちゃんとのシーンは、微笑ましく、切なく、
父の愛に溢れていて、どれも好き!
もちろん、人知れず病気と闘うラッセルの演技にも迫ってくるものがあります。
もちろん、アマンダちゃんの現在パートもちゃんと見せ場がやってくるし、
自己中伯母を演じたダイアン・クルーガーもブルースも良かった!
ラッセルとアマンダちゃんは『レ・ミゼラブル』でも共演していますが
今回は少しながら、またラッセルの歌が聴けます。
作品中、カーペンターズの“CLOSE TO YOU”が大事な役割を担ってますが、
この選曲もラッセルだということですね。
マイケル・ボルトンのハスキーな歌声も哀愁をおびていて、合っていたと思います。
まあまあ、そうねー、という作品でした。(どんなんや!?)
私にはラッセルはどうでもいいので…あ、ジェーン・フォンダさんが出ていたのに、びっくりです。
ジェーン・フォンダにダイアン・クルーガーにブルースと、
何気にキャストが豪華でしたよね~~
でも、誰よりも、カイリー・ロジャーズちゃんにメロメロでした(笑)