週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く。
原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/宇梶剛士/香椎由宇/市川猿之助/正名僕蔵/稲垣吾郎
第7話 「本能寺の変…明智光秀と平成の恋人の陰謀!?」
光秀を本願寺に招いた顕如は「わたしと組めば、あなたが天下を取れる」と、信長を裏切るようそそのかす!一笑に付す光秀だったが、その顔には不敵な笑みが浮かんでいた…。軍に同行したケンは、そこで信長を迎えた光秀を見て『本能寺の変』が起こるのではないか、と危惧する…!
先週のパオンの進化系・餡パオンを気に入った信長に
「信長様って~甘党なんですね、意外だなあ・・」と軽口をたたくケン。
甘葛煎を使用しているが、砂糖があればもっと美味しく出来ると言ったことから、
将軍のところの献上品の砂糖を持ってくるよう、光秀に命じてやろうと信長は約束。
ケンの脳裏には本能寺の変がよぎる・・―
家康がカンニング竹山で、顕如が市川猿之助さんというキャスティングの妙(笑)
キョドり方がハンパ無い将軍義昭の正名僕蔵さん、位置関係が判りやすい(笑)
三好党が挙兵、の知らせを受け大坂へと向かった信長軍は、途中光秀のいる京都・本能寺に宿泊。
信長は「光秀の労をねぎらう料理を作れ」とケンに命じますが、
本能寺→光秀→裏切り→蘭丸=本能寺の変=信長死す@×□※▲▽・・・ケンは、
(自分が習った歴史が全て真実とは限らない。実は本能寺の変はもっと前に起きていたのかも)で
2人の仲を取り持つべく考えたのが、キリタンポ鍋。
これを、ケンを制して信長自ら光秀の椀によそって上げたのでした。
当時としては破格の、在り得べからざる振る舞いに恐縮しきりの光秀でしたが、
ケンの前では一変、
「そんなにわしとお館様の間が心配か?」とケンに詰め寄る油断のできないゴロー@光秀。
一方信長からの書状を燃やす顕如は、どうやら瑤子を「未来が見える女」との認識らしいです。
平成からタイムスリップしたケンが信長に救われたように、
瑤子もまた顕如に助けられ、支配されていたんですね~。
で、
瑤子から信長の命を奪うのは光秀であると聞き出した顕如は、瑤子を伴い京の二条城へ。
そこで光秀を抱き込もうとした顕如の目論見は外れ、
光秀は瑤子も未来からきており、ケンの恋人ではないかと!!
思えば、
ケンとの出会いの時から、彼の語る“タイムスリップ”に興味を惹かれ、ある意味で
ケンの置かれた状況をただ一人理解しているともいえる明智光秀@ゴローちゃん。
「切ないのぅ、、、」が可笑しくもあり、彼の非情さも感じさせ、なかなかグッド♪
瑤子はケンの消息を光秀に聞いて、決死の脱出!ケンと夏を追い、遂に追いつきます(笑)
めちゃ早いし、警察犬並みに山中の2人に到達する瑤子~!!
記憶が跳んでるケンと、覚えている瑤子!ナゼ、タイムスリップする事になったのか?!
来週は判明するのでしょうか~っ!わくわくしながらも、夏が・・・
信長vs顕如の戦いは、坊主らしからぬ一癖も二クセもある顕如はしぶとく、
この後11年に及ぶ戦いが続く事になるのですが、そもそもこれほどに信長が欲しがり、
顕如が譲らなかった石山の地に、後に秀吉が大阪城を築くのですから、
やはり信長の着眼は鋭かったのでしょうね。
さて、次週予告で最終章とあり、焦りましたが(笑)まだだよね♪
来週の戦国のキュイジーヌに期待
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