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原題 WHAT'S EATING GILBERT GRAPE
製作年度 1993年
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス/メアリー・スティーンバージェン/レオナルド・ディカプリオ/ダーレン・ケイツ/ローラ・ハリントン
アイオワ州エンドーラ。―音楽のないダンスのような退屈な町―。
生まれてから24年、この町を出たことがない青年ギルバート(ジョニー・デップ)は、知的障害を持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見る日々。
毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキー(ジュリエット・ルイス)が現れ、ギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく……。
父親は17年前に、何も言わず自ら命を絶ち、
そのことでショックを受けた母親は17年もの間ひたすら食べ続け。。
片時も目を離せないアニーの面倒を見、
母親の食費を稼ぐ為に、時代から取り残されていく食料品店で働いているギルバート・・・。
感情を露わにする事も無く、アニーを愛し、面倒を見、
母親に気を使い、、「生きているのに死んでいるような」ギルバート・・・。
そんな彼の唯一の気休めは、配達先の夫人との密かな関係だが、これも思わぬ展開で終わりを告げる。
故障したトレーラーの部品を調達するまでの、1週間の滞在のはずだったベッキーは、
そんな心を涸らして生きているギルバートに、媚びる事無く近づき
カレに"生きること"を優しく問う
そこから始まる、抑えこんだ筈の若者らしい感情―
おそらく初めて真剣に自分の"今"を考え、悩み、
捨てられない家族を思い、アニーに向けて感情を爆発させる・・・ギルバート
淡々とした、どこか人生をあきらめている苦悩する、優しい青年を
若きジョニーが魅力的に演じている
そして名子役といわれたディカプリオは、その才能を遺憾なく発揮、
全身で難しいアニーを演じきっていて素晴しい
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「死んでいるような」ギルバートを優しく抱きしめる女神のようなベッキー役のジュリエット・ルイスの存在感
この三人のシーンは、どれもほのぼのとして癒される。
物語は、さらにギルバートに試練を課すが・・
悲しみの後にギルバートと、アニーに希望がみえるラストが嬉しい
観終わった後、優しい温かなもので満たされていく素晴しい作品。
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製作年度 1993年
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス/メアリー・スティーンバージェン/レオナルド・ディカプリオ/ダーレン・ケイツ/ローラ・ハリントン
アイオワ州エンドーラ。―音楽のないダンスのような退屈な町―。
生まれてから24年、この町を出たことがない青年ギルバート(ジョニー・デップ)は、知的障害を持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見る日々。
毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキー(ジュリエット・ルイス)が現れ、ギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく……。
父親は17年前に、何も言わず自ら命を絶ち、
そのことでショックを受けた母親は17年もの間ひたすら食べ続け。。
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片時も目を離せないアニーの面倒を見、
母親の食費を稼ぐ為に、時代から取り残されていく食料品店で働いているギルバート・・・。
感情を露わにする事も無く、アニーを愛し、面倒を見、
母親に気を使い、、「生きているのに死んでいるような」ギルバート・・・。
そんな彼の唯一の気休めは、配達先の夫人との密かな関係だが、これも思わぬ展開で終わりを告げる。
故障したトレーラーの部品を調達するまでの、1週間の滞在のはずだったベッキーは、
そんな心を涸らして生きているギルバートに、媚びる事無く近づき
カレに"生きること"を優しく問う
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そこから始まる、抑えこんだ筈の若者らしい感情―
おそらく初めて真剣に自分の"今"を考え、悩み、
捨てられない家族を思い、アニーに向けて感情を爆発させる・・・ギルバート
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淡々とした、どこか人生をあきらめている苦悩する、優しい青年を
若きジョニーが魅力的に演じている
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そして名子役といわれたディカプリオは、その才能を遺憾なく発揮、
全身で難しいアニーを演じきっていて素晴しい
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「死んでいるような」ギルバートを優しく抱きしめる女神のようなベッキー役のジュリエット・ルイスの存在感
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この三人のシーンは、どれもほのぼのとして癒される。
物語は、さらにギルバートに試練を課すが・・
悲しみの後にギルバートと、アニーに希望がみえるラストが嬉しい
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観終わった後、優しい温かなもので満たされていく素晴しい作品。
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>ひとりジョニー祭りを開催しているのですが
そうなんですね
前の記事も読みましたよ
コレは何度も時が経てば観返したくなる作品ですよね~。
ジョニーの作品では珍しいほうです。
温かくて優しいからなんでしょうね~。
私もひとりレオ祭りやりたくて(笑)作品を観てるんですが、、
記事にできないまま時間だけが過ぎていってます~
古い記事にtbさせていただきました。
ひとりジョニー祭りを開催しているのですが、この映画はレオの演技がすばらしいですね。
完全にくわれてるかんじ・・・
ラストの希望が見えるシーンは、涙涙です。
ほぼ全部の記事に目を通しましたが、
残念なことに、観てはいてもブログを始める前だったりして
感想を書いていないものが少し被っていました
そんな中で、この大好きな作品がご一緒で嬉しいです~。
レオとジョニーが兄弟役なんて、かなり贅沢な作品でした。
二人の演技も良かった
TBありがとうございます。
貴サイトのブックマーク欄の
僕のサイトの記載を確認させていただきました。
僕の要望を聞いていただいて、とても嬉しいです。
kiraさんのサイトを参考にこれからも
ブログの更新がんばっていきます。
これからも、よろしくお願いします。
この作品、BCさんの大切な1本なんですね
そのようなお話を伺うと、映画って、表現者って、本当に凄いんだなぁと改めて感じます。
時に勇気を与え、寄り添い癒し、時に笑いを誘い、感動させ、
大切な何かを気付かせてくれることもある。
この作品から受けた感動も、ほんとうに人によって其々違うものであったのだと、
あたりまえの事に今更気付きました。
私にとっては恭子ちゃんの存在が今は一番ですが(笑)
きっかけとなった「神、すこ」は未だ書きかけのままです
こみあげてくるのもがあったりで、、なかなか書けません。
BCさんの心の琴線に触れた本作品。
いつかご覧になれたら、お知らせくださいね
この『ギルバート・グレイプ』は私が今までに観た洋画の中では一番好きな作品です。
(私の心の名作です。)
学生の頃にミニシアターで観たのが初観でした。
何気に自分自身をあきらめてしまっていたギルバートが
日常の色んな出来事に直面し悩み、そして自由に生きる少女との出逢う中で
“やりきれない絶望”から“ささやかな希望”へと歩み出していく姿に感動しました。
私には同様の障害の家族が居るのでギルバートの気持ちが手に取るように伝わってきて
つらく思える場面もあるので、
再観したのはビデオ化された時とDVD化された時だけで
その後は再観出来ずにいるのですが、
いつの日にか再観して自分のブログで私なりの言葉で感想を語ってみたいと思っている作品です。
この作品をキッカケにミニシアター映画を数多く観に行くようになったし、
ジョニー・デップのファンになりました。
私にとっては良い転機となった思い出深い作品です。
ラッセ・ハルストレム監督作では『サイダーハウス・ルール』も好きです。
お返事が遅くなり、失礼しました。
<お気に入り>にとのお申し出に恐縮してしまいます。
こちらこそよろしくお願いします♪
ちょっと遅くなりますが、後でお邪魔しに参ります~!
事後承諾で申し訳ないのですが、私のブログの<お気に入り>に貴ブログのリンクを貼らせて頂きました。もし不都合があれば仰ってくださいね。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます!
珍しい、普通の青年のジョニー。
その理解力というか、表現力というか、感性というか、
こういう地味な役でも、凄いですよね・・
ハンディをもったひと、こころを病んでいるヒトへの優しさを感じる作品でもありました
レオさまは、やっぱり天才だった
お越し下さり、ありがとうございます♪
私はたぶんジョニーを最初に観た作品が「シザーハンズ」で
あの衝撃と、このじんわりとした感動と・・
いや、較べられませんが
仰るように、これはいい作品
登場人物がみんな優しくて、へこたれないのもいいです
苦悩をたくさん抱えた主人公を演じたジョニーの
普通の演技にしびれました。
それまでは特殊な役でお目にかかることが多かったので
なんかこれひどく感激してしまったんですね。
レオも演技を通り越しているような自然さで
あぁ~うまいなぁと感心させられました。
心に残る大好きな作品です。
それに、出演者のだれもがみんな「イイ!」です。
優しいから苦悩する、それを分かるから周囲もより一層苦悩する、ほろ苦くも美しい姿ですね。
お越し下さり、ありがとうございます!
昔からたしかな作品の選択を一貫して貫いてきたことを確認できた
ジョニーの出演作。
聞きしに勝る若きレオの熱演。
何度でも観たい、心に残る映画ですね
ところで、食欲が落ちるに任せて、さっぱり目のメニューが並ぶ我が家の食卓。
きららさんのごちそうにじゅるる~
今日の晩御飯の参考にさせてもらっちゃおう~
早速お越し下さり、ありがとうございます♪
ほんとに仰るとおり、
毎日が責任の重さで押し潰されそうな
ギルバートの日常に切なさでいっぱいですが、
救いのラストでとってもいい気分に浸れました
お返事が大変遅くなりました
>映画の中の風景までもが温かく感じれて
ホント!!同感です~
けっこう重いテーマなのに、やっぱりジョニーのかもし出す雰囲気なのでしょうか
ちゃんと観れてよかったです♪
コメント下さり、ありがとうございます!
衝撃ともいえる、レオの演技ですが、
この作品で珍しく普通の青年を演じているジョニーの
優しい雰囲気が、
この作品全体の温かで、静かなリズムを作っていると思います。
やっぱりジョニーはさらりと凄いのです
お忙しい中お越し下さり、ありがとうございます♪
由香さんも大丈夫でしょうか?
昨日の東京は39度を超すという、超信じられない暑さ
こんな日はやっぱり何時でも天国の映画館ですよね~(笑)
この作品に寄せる愛情が伝わってくる
由香さんのレビューを読みながら、ギルバートの背負ったものの重みを思い、
またまた切なさにうるうるしてしまいました
3人の演技、3人の世界がナチュラルで、ラスト、
こころは一緒に走ってました
私もこの作品は大スキです。
本当に、やさしい気持ちになれるような作品ですよねー。
障害児を見事に演じたディカプの存在感に対しても
抑えた感のあるジョニデやさわやかな光のようなジュリエット・ルイスと、3人がとっても素晴らしいと思います
何度でも観たくなっちゃう
本当見ている間はとても苦しく切ないお話なのですが、
観終わると、とてもステキな優しい気分になれますよね~。
レオ様もジョニデも若い頃から存在感あり、
演技も素晴らしく、それでお顔もいいのだから、
ず~っと活躍しているのも納得ですよね~。
大好きです♪
映画の中の風景までもが温かく感じれて好きです。
特にレオの演技が評価された名作ですが、ジョニーの優しくて繊細な演技も、ふっと寄り添いたくなるようなそんな温かい気持ちをもらったような何度も観たくなる映画です。
文中でkiraさんが使われている白黒のスチールが凄く良いですね。素敵☆
毎日暑い日が続きますが、体調を崩されないように気を付けて下さいネ。
この映画は大好きです!
とても静かで淡々とした映画なのですが、時々観たくなる優しい映画だと思います。
ジョニーの静かな瞳も素敵でしたが、レオの演技は素晴らしかったですね~
この映画を観て、彼は天才だ!!と思いました。
ジュリエット・ルイスは最近見なくなりましたが、とても存在感がありましたね~本当に女神のようでした・・・